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「FFXIV:黄金のレガシー」で追加される新ジョブの詳細や既存ジョブの新アクションが公開された「プロデューサーレターLIVE」の内容をお届け
まずは,PLL冒頭から20分におよぶジョブアクショントレイラーが公開された。トレイラーでは,ヴァイパーやピクトマンサーを含む各ジョブの新アクションが確認できる。
ベンチマークソフトの差し替えは5月末を予定
本題であるジョブ情報を紹介する前に,吉田氏から最近頻発しているゲームサーバーへのDDoS攻撃とベンチマークソフトに不具合があった件について語られた。
DDoS攻撃に関しては,ここ数年で最大規模の攻撃が繰り返されており,関係各所との連携を図りつつ,24時間体制で監視および防御を行っているとのこと。幸いにも致命的なダメージは受けていないが,一時的に接続が途切れてしまうプレイヤーもおり,ご迷惑をおかけしていると陳謝。引き続き防御策を講じつつ,粘り強く対応していくと述べた。
一方,ベンチマークソフトの不具合については,すでに発表されているように,主だった原因はグラフィックスアップデートと旧環境の齟齬によるものだという。また,全世界から寄せられた意見をもとに,ひとつひとつの課題を改修しているとした。その進捗状況の報告も兼ねて,いくつかキャラ作成画面のスクリーンショットが公開された。
ベンチマークソフトでのフィードバックには要望も多く含まれていたという。吉田氏は,コメントなどで意見を聞きたいとして,さらに画像を公開した。それはミコッテの犬歯の長さだ。ミコッテの犬歯がベンチマークソフトでは短くなっているという意見が多かったそうで,それを踏まえて画像の一番右のように修正を行っているとのこと。
これら修正に関しては,ベンチマークソフトだけでなく,当然パッチ7.0にも反映される。開発としてはひとつひとつのフィードバックを指差し確認するように細かく手を入れており,なかには今回の修正を機にポリゴン自体を修正したモデルもあるそうだ。
こうした修正を反映しつつ,ベンチマークソフトは5月30日〜31日あたりを目標に差し替えを行う予定とのこと。細かいスケジュールについては改めて告知するそうだ。
また,パッチ7.0リリースとともに幻想薬が配布されるという話があったが,それについてはゲーム内に新設される基礎的なクエスト報酬になると発表された。ウルダハで幻想薬とはなにかという説明を行う簡単なクエストが実装されるので,今後,新規プレイヤーへの説明も兼ねたものにもなる。もちろん,既存プレイヤーもこのクエストをクリアすることで幻想薬が獲得できる。
さらに,幻想薬の仕様を変更することも発表された。キャラ作成画面では,本来のゲームプレイ中と同じようなライティングで確認できるが,実際のゲーム内でキャラを動かした際に,そのプレイヤーが抱いていたイメージと異なる場合もある。そういった人のために,幻想薬を使用後,60分間(プレイタイム。ログアウト時にはカウントされない)は,キャラメイクを変更・修正できるようになる。
注目のジョブ関連アップデート
ここからは今回のPLLメインのジョブ関連アップデートについてだ。各ジョブは,レベルキャップが開放されることで新たなアクションが多数追加されている。今回の紹介では代表的な変更点の例を紹介するに留まるとのことで,これが変更点のすべてではないことを強調していた。
また,ジョブごとにいくつか存在している置き換えアクションについては,連打していると誤爆してしまうという意見も多く,設定で「置き換えない」を選択できる。これはアクションごとに細かく設定できるので,間違えてしまいそうな特定のアクションのみ置き換えを発生させないというカスタマイズが可能だ。
今回の紹介では,多くのジョブについては遊びやすさの向上とプレイヤーからのフィードバックをもとにした調整が行われている。これまでのプレイフィールから大きく逸脱しないように“正統進化”したジョブも多い印象だ。
ちなみに,吉田氏は説明の途中で「さらにジョブごとの個性を出していくのはパッチ8.0からにしようかなと考えていて……。7.0も出ていない状況で思わず8.0なんて言ってしまいましたが,大きく変えていこうという場合はこの時期くらいから話し合っておかないといけないんです」と,ジョブごとの方向性を慎重に議論していることを語っていた。
●タンク
●近接物理DPS
●ヴァイパー
パッチ7.0の新職業であるヴァイパーは,メディアツアーで使用される環境を使って実機による紹介が行われた。
二刀流と合体剣のスキルを持つ近接物理DPSだが,自身にヘイストおよび与ダメアップのバフがかかり,敵にはヴァイパー自身が与えた被ダメージがアップするデバフがかかるようになる。これらの状況を見極めつつ,どのアクションを使っていくか選択しながら戦っていく臨機応変さが求められるという。
強力な攻撃である合体剣アクションはリキャストタイムが長い傾向にあり,いかに合体剣アクションを組み込んでいくかが重要そうだ。また,ゲージを開放することで,一定時間,合体剣アビリティのクールダウンが2秒になり,ガンガン攻撃できるようになる。
とにかく攻撃のテンポがよく,連続攻撃を叩き込むごとにプレイヤー自身のテンションも自然と上がっていってしまうようなジョブだ。
●遠隔物理DPS
●遠隔魔法DPS
遠隔魔法DPSについては,召喚士の蘇生アクションを撤廃するか否か,開発内で激論が繰り広げられたという。結果,パッチ7.xの間は蘇生アクションを残すことになったようだ。ただし,今後,前述のようにパッチ8.0などでジョブの個性をより強く打ち出すという観点から,蘇生アクションがなくなる可能性は高いという。
●ピクトマンサー
ヴァイパーと同様にパッチ7.0から実装される新職業,ピクトマンサーも実機で紹介された。
ピクトマンサーの特徴はもちろん絵を描くことだ。だが,絵とは直接関係のない魔法アクションも行える。魔法はコンボのように使っていく感覚で,連続で使うとパレットに白い丸が点灯し,強力な攻撃を撃てるようになる。さらに,同じくパレットのゲージを消費すると,パレットの色調を反転させて,より強力な魔法が発動できるようになる。ただ,強力な分だけ魔法の詠唱時間が長くなる。
肝心の絵については,HUD上のキャンバスに描いていく。描けるジャンルは左から「生物」「武器」「風景」となっており,それぞれは独立したもので連動はしていない。ここで描いたものを具現化して効果を発揮させるので,実質2回のアクションが必要になる。なお,戦闘中でなければ詠唱せずに絵を描けるので,移動中に次の戦闘の準備をするという形になるだろう。
生物の絵を描くアクションは長めのコンボのようになっており,まずポンポンの絵を描いて具現化すると,次は同じキャンバスに羽の絵が描けるようになる。羽を具現化すると,続けてモーグリが召喚でき,モーグリストームで攻撃できる。そのあとは,爪の絵,牙の絵を描き,最終的にマディーンを召喚して大技を決められる。
武器の絵はハンマーを描いて具現化すると,3段コンボの攻撃アクションが使用できるようになるというものだ。これはインスタンスアクションになっているので,ほかのアクションが使用できない合間に発動させて,ダメージが途切れないように利用できる。
風景の絵はリキャストタイムが長めながら,具現化することでパーティバフを発動できる。また,具現化中はピクトマンサーの魔法アクションが無詠唱で使用できるようになるので,詠唱長めの強力な魔法アクションも素早く叩き込めるというわけだ。
これまでに実装されたどの遠隔魔法DPSとも異なるプレイ感覚を持っており,メインジョブとして使っていく人もいるのではないかと期待しているそうだ。
●ヒーラー
PvPアップデートは7.1以降を予定
パッチ7.0からはヴァイパー,ピクトマンサーがPvPに参戦することになる。ただし,既存ジョブのPvPアクションの追加・調整やマップの調整などはパッチ7.1以降を予定しているとのこと。そのため,今回は大まかなスケジュールのみの公開となった。
新たなNPCを紹介
ワールドメディアツアーが始まり,近々(おそらく6月上旬くらい)に実機でのプレイレポートが公開予定となっているが,パッチ7.0では序盤から物語が大きく動くため,どうしても新規NPCと接触せざるをえないという。そこで,事前にふたりのNPCを紹介しておきたいとのことだった。
プレイヤーは光の戦士として,王位継承レースに関わることになるが,当然対立する継承候補も存在している。バクージャジャはそんな継承候補の1人だ。現王と同じ双頭のマムージャ族で,王族ではないのだが,とある理由から王位継承レースに参加することになる。当然だが,光の戦士とは対立する立場にある。
また,ミコッテ(現地ではミコッテとは呼ばれないらしいが)のコーナもまた継承候補の1人となる。光の戦士ともバクージャジャとも別陣営となるそうだ。
KFCコラボの再演も発表されたお知らせコーナー
最後は恒例のお知らせコーナーだ。このうち,マウンテンデューとのコラボはアメリカのみとなる。今後,ヨーロッパのみのコラボなど,各リージョンの運営側で計画されたコラボも増えていく模様だ。
また,再演される「KFC×FFXIVコラボ」では,大きな変更点としてコードがデジタルにて配布されるそうだ。これで,対象商品が品切れで参加できないという事態は免れそうだ。
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- ライター:植竹貴史
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