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印刷2023/10/07 10:00

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「ファイナルファンタジーXIV」を今から遊んでも大丈夫? 最近,気になり始めた人に改めて紹介したい

 2023年8月27日,スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」PC / PS5 / PS4 / Mac / Xbox Series X|S。以下,FFXIV)が,「新生エオルゼア」のサービス開始から数えて10周年を迎えた。

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 「新生エオルゼア」(2013年8月)から始まった本作は,その後に「蒼天のイシュガルド」(2015年6月),「紅蓮のリベレーター」(2017年6月),「漆黒のヴィランズ」(2019年7月),「暁月のフィナーレ」(2021年12月)という4つの拡張パッケージがリリースされ,いまなお成長し続けている。
 サービスアカウント数は全世界で2700万を超え(2023年9月時点),7月にアメリカ・ラスベガスで開催されたファンフェスティバルでは,次期拡張パッケージ「黄金のレガシー」が発表されるなど,その勢いは変わらない。

いくつかの拡張パッケージは物理的なソフトとして発売されていたが,現在はすべてダウンロード販売となっている
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 また,本作のプロデューサー兼ディレクターであり,6月22日にリリースされたシリーズ最新作「ファイナルファンタジーXVI」のプロデューサーでもある吉田直樹氏が話題になったことで,最近になってFFXIVを知り「一体どういうゲームなのだろうか? 今から遊べるのだろうか?」と気になった人もいるだろう。そこで,今回はFFXIVとはどんなゲームなのか,今から遊んでも平気なのか,10周年を機に改めて紹介したいと思う。

「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト



そもそも「ファイナルファンタジー」とは?


 FFXIVが“面白い”という噂を聞いてもオンラインゲームであることや,タイトルの「XIV」,つまり14作目という数字を見てしり込みする人もいるだろう。

 そもそも「ファイナルファンタジー」は,1987年12月18日にファミリーコンピュータで発売されたRPGだ。それ以降,スーパーファミコンやPlayStationなど,ハードの進化とともに歩んできた日本を代表するRPGシリーズで,2023年6月22日には冒頭でも紹介した最新作「ファイナルファンタジーXVI」がリリースされている。
 35年という年月をかけて16作ものナンバリングタイトルをリリースしてきたFFシリーズだが,それぞれのナンバリングにストーリー的なつながりはない。つまり,気になった作品からいきなり遊び始めても何の問題もないのだ。

上が1作目の「ファイナルファンタジー」で,下が最新作の「ファイナルファンタジーXVI」。35年間で発展したテクノロジーの差は,目を見張るものがある。どちらも発売時点で“最高峰のグラフィックス(もしくはテクノロジー)を持つゲーム”であり,それがFFシリーズの特徴にもなっている
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ストーリーのつながりや世界観などはナンバリングタイトルごとに異なる。ただ,シリーズを通してキャラや魔法,アイテムの名前などに一部共通している部分もあり,その名前を見て「FFだ!」とファンが思えるのも特徴になるだろう
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 そんなFFシリーズの1つであるFFXIVは,「ファイナルファンタジーXI」に次ぐ,2作目のMMORPGとして2010年9月末にリリースされた。“MMO”を簡単に説明すると,不特定多数のプレイヤーがネットワークを通じて1つの世界に集まり,リアルタイムで一緒に遊べるオンラインゲームだ。

 「おや,13年前?」と思った人もいるかもしれないが,実はいまサービス中のFFXIVのリリース以前に,その前身となる作品「ファイナルファンタジーXIV」(以下,旧FFXIV)がリリースされている。しかし,さまざまな問題によるプレイヤーからの厳しい評価を受け,アップデートによってある程度の改善は行われたものの,2012年11月でのサービスの終了(ワールドダウン)を決定。同時に2013年8月にリリースされることになる「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」の開発が発表されたという経緯がある。
 この2つは一部のストーリーこそ引き継いでいるが,ゲームクライアントやサービスそのものが違うため,新生エオルゼアのリリースから数えて10周年を祝しているというわけだ。

このような特殊な事情もあって,パッチのバージョンは旧FFXIVが1.x,新生が2.xで表記されている。画像は旧FFXIVのもの
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 ちなみに,旧FFXIVの不評を受けて当時の運営/開発チームは全面刷新となった。そして旧版をアップデートしながら,新生エオルゼアを同時に開発してサービスを立てなおしたのが,プロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏というわけだ。

 さて,そんなFFXIVの魅力や特徴はいろいろあるが,FFシリーズとしての特徴と言えば,吉田直樹氏が本作を「FFのテーマパーク」をコンセプトに掲げていることだろう。
 ゲーム中のストーリーやサウンドには,過去シリーズをモチーフにした部分が多々あり,歴代のFFシリーズをプレイしていれば,懐かしさとともにニヤリとできる部分が多い。FFシリーズをプレイしていればいるほど,楽しさや面白さを見いだせる。

いつかのシリーズで見たことがあるようなキャラクターも? 一部の例外を除いて,基本的には「FFXIV」の世界にいる同名キャラくらいに思っておけばいい
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過去には「FFXI」や「FFXV」とのコラボイベントなども実施され,それぞれのキャラクターがFFXIVに登場し,プレイヤーと冒険することもあった
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変化球なところとしては「ファイナルファンタジータクティクス」をモチーフにしたアライアンスレイド「リターン・トゥ・イヴァリース」。同名のソフトをモチーフにした1〜4人で遊べるコンテンツ「ディープダンジョン」などもある。ファミコンディスクシステムの「ディープダンジョン」をプレイした現役プレイヤーはどれだけいるのだろう……?
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オンラインで紡がれる「ファイナルファンタジーXIV」の壮大な世界


 FFXIVのストーリーは,冒険者となったプレイヤーがエオルゼアに降り立つ「新生エオルゼア」を始めとし,「蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」「漆黒のヴィランズ」と物語は続き,「暁月のフィナーレ」で1つの終幕を迎えることになった。
 1つのパッケージにつき,プレイ時間は30〜40時間以上と家庭用ゲーム機のRPG1本分に相当するボリュームで,10年にわたって積み上げられた本作のストーリーは,もはやゲーム史上で最大級のボリュームであると言っても過言ではないのだ。

拡張パッケージごとにストーリーは完結するものの,新生から暁月までが大きなストーリーとしてつながっている。FFXIVという長編小説があり,各拡張パッケージで1つのエピソードが語られると捉えると分かりやすい
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旧FFXIVのストーリーをプレイする方法はないが,新生エオルゼアのオープニングムービーやメインストーリーを追うことで,その残滓が垣間見られる。なお,エオルゼアが“新生”したときの真相(旧FFXIVプレイヤー向けのストーリーとなる)は新生編クリア後,当時のエンドコンテンツで語られるが,これをプレイするかは,プレイヤーが任意で決められる
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 さて,終幕と言ってもFFXIVのサービスが終わるわけではなく,7月に発表された「黄金のレガシー」を新章のスタートとして,これからも物語は紡がれていく。まだ見ぬ冒険を,新しい楽しさや驚きを我々に体験させてくれるだろう。

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ストーリーを進めれば強くなって,遊びも増える!


 ひとくちにMMORPGと言ってもいくつかのタイプがある。FFXIVはそのなかで“ストーリードリブン”タイプのMMORPGだ。簡単に言えば,一般的な家庭用ゲームのように,ストーリーを追いながら楽しむRPGとなっている。

 実際にFFXIVでは,メインストーリーに関わるクエストを追いかけていくだけでどんどん物語が進み,同時にプレイヤーキャラクターのレベルも上がっていく。世界観やストーリーを補完するサブクエストも数多くあるが,1つの“ジョブ”に絞ってプレイするなら,当面はメインクエストだけをプレイするだけでいい。

クエストを進めるだけでレベルが上がっていくので,“レベルを上げるためだけに戦闘を繰り返す”必要がほとんどない。装備品もクエストで入手できるので余計なことに煩わされずストーリーに没入してしまい,止め時を見つけるのが難しかったりするほどだ
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 なお,FFXIVには現時点で20種類のジョブが登場するが,プレイ初期に選択できるのは前提職業となる9種類のクラスだ。例えばクラスの“剣術士”がレベル30になると,専用のクエストを通じてジョブの“ナイト”に変更可能になる(任意で剣術士に戻せるが,とくに理由がなければジョブのまま進めるのをおススメする)。

クラス/ジョブは大きく分けて3つの特徴(ロール)に分かれている。「TANK」(剣術士・斧術士など)は盾役で,「HEALER」(幻術士など)は仲間の回復役だ。「DPS」(槍術士・格闘士など)はダメージを稼ぐ役割となる。始めはよく分からないかもしれないが,とりあえずは自分に合いそうなクラスをフィーリングで選べばいいだろう
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 このクラス/ジョブは最初に選んだものとは関係なくあとから育成でき,戦闘時やダンジョン攻略時を除けばいつでもジョブチェンジ可能だ(※初期クラスがレベル10になり「アーマリーシステム」が開放されて以降,各クラスのギルドで習得できる)。ただ,基本的には先述のとおり,1つに絞って成長させたほうが,スムーズに物語とレベルアップが進むだろう。

拡張パッケージで追加された暗黒騎士など,前提クラスを持たないジョブも存在するが,獲得には必要レベルなどの制限がある。また“青魔道士”は特殊なジョブで,コンテンツへの参加が制限された特殊“リミテッドジョブ”となっている
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「FFXIV」公式サイトのジョブガイド


 さて,オンラインゲームと言えば,パーティを組んで戦うところで少し躊躇するプレイヤーもいるだろう。基本的に本作のパーティは,“コンテンツファインダー”というオートマッチング機能で編成できる。行きたいコンテンツ内でのみパーティを組むという,気軽に遊べる仕様だ。会話も挨拶くらいで問題ない。
 しかも現在では,NPCとパーティを組む“コンテンツサポーター”を使って,メインクエストに関連したダンジョンを1人で攻略できる機能も追加されている。8人で攻略するボス戦などはパーティを組む必要もあるが,それ以外の攻略は自分のペースで,それこそ家庭用ゲームのように進められるわけだ。

メインクエストに関連したダンジョンは,コンテンツサポーターですべてクリア可能だ。一緒に旅するNPC達と戦えるぶん,より物語への没入感が増したとも言える
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プレイヤー8人以上が参加するバトルコンテンツは,マッチングによるパーティ編成が必須となる。これらのコンテンツに参加することになったら,最初に初めて(初見)であることを伝えて,ほかのプレイヤーの動きやアドバイスを参考にしながら戦うといい
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 そして,オンラインゲームにおける,もう1つの懸念点である“新規プレイヤーは最前線に追いつけるのだろうか?”という点についても言及しておこう。なお,ここで言う最前線は,エンドコンテンツへの挑戦ではなく,最新のストーリー(パッチ)を待っている状態のことだ。

 本作は,ストーリーを進めればレベルが上がり,装備も入手できると紹介したが,これは最新の拡張パッケージでも同様だ。また,ジョブが最大レベルに到達すると,日々のプレイでトークンと呼ばれるアイテムを集めて,“その時点で最新の装備”と交換可能になる。実のところ,ここで最新パッチを待っているプレイヤーに近い装備が入手できる。普通に遊んでいれば次のパッチが実装されるまでの期間よりも早くストーリーは進められるため,いずれは自然と最前線に追いつけるというわけだ。
 そんなこともあり,どうしても遊びたいゲームがあったり,仕事などの事情だったりでしばらくFFXIVから離れても,復帰はかなり容易にできる(※編注:さまざまなゲームをプレイする身としては,これがとても助かる)。
 この時間を気にせず,自分のペースでプレイできることもFFXIVが長らく人気を保っている秘訣なのだろう。


生産やオシャレ,ゲームセンター,ハウジングなど寄り道要素もいっぱい!


 FFXIVの柱はストーリーだが,それに関わらない部分も充実しているのが本作のMMORPGらしさと言える。

 その代表的なものが,アイテムを作成できるクラフターと,その材料を採集するギャザラーだ。作成したものや採集したものは,自分で使用するだけでなくマーケットボード(プレイヤー間でアイテムの売買を行う掲示板のようなもの)に流通させられる。パッチ実装前後の相場変動や,クエストに必要なアイテムを探して購入できたりするのは,オンラインゲームならではの楽しみでもある。

クラフトできるアイテムは,装備品に料理,家具と幅広い。クラフターが作成した装備品には,作成したプレイヤーの銘が記される。自分の手掛けた装備品に名前が残るのはクラフト冥利に尽きるのではないだろうか
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装備品はバトルコンテンツだけでなく,おしゃれにも欠かせない。大抵の装備は同一シリーズで調和が取れているが,組み合わせ次第で意外なファッションが生まれることも。さらにそれらを染色することも可能で,そのバリエーションは無限だ
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着飾ったキャラクターが映えるように,グループポーズを駆使して写真を撮る“スクショ勢”も多い。距離,画角,ポーズ,背景など,こだわりにこだわった写真は目を見張るものがある
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 またMMORPGらしい寄り道として,ハウジングの充実も特筆すべきだろう。一軒家とマンションの一室という2タイプがあるが,これらを購入して思うがままに飾り立てられる。自らの部屋に,自分が作成した家具をレイアウトするなどDIY好きにはたまらない遊びだ。
 さらにそれをスケールアップしたかのような「無人島開拓」というコンテンツもある。ハウジングほどの自由さはないが,手に入れた無人島をめぐって集めた素材を活用し,島を発展させることもできる。

普通の家からテーマパーク的な家まで,ハウジングスペースのある冒険者居住区にはアイデアに溢れた個性的な家々が並ぶ
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無人島開拓は,いわゆるスローライフ的なのんびり遊ぶコンテンツだ。ただし「暁月のフィナーレ」をクリアしないとコンテンツが開放されないため,これから遊ぶ人には少し先の話になる
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 このほかにも多数のミニゲームが遊べるアミューズメントパーク「ゴールドソーサー」や,さまざまな楽器の演奏,多様なルールとフィールドで,ほかのプレイヤーとの腕を競い合えるPvPコンテンツ,メインクエストで戦ったボスよりも歯応えのあるバトルが楽しめる高難度バトル,ソロでも複数人でも挑戦できるディープダンジョンやヴァリアントダンジョンといったバトルコンテンツなど,メインストーリーの進行とは関係なく楽しめるコンテンツがこれでもかと詰め込まれている。

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 なお,ゴールドソーサーの開放条件は,レベル15で受けられるクエストをクリアすることで,意外と早い段階で遊ぶことができる。ただ,それもあって,一度ハマるとメインストーリーそっちのけで入りびたってしまうくらいに中毒性があるので要注意だ。


まずはフリートライアルで試してみよう


 現在,FFXIVはWindos PC(クライアント版,Steam版),PS4,PS5,Macでプレイできる。2024年春からはXbox Series X|Sでもプレイ可能になる予定だ。PCの必要動作環境は公式サイトを確認してほしい。

 ただ,2024年夏の次期拡張パッケージ「黄金のレガシー」からPCでの必要動作環境が引き上げられる。PCでFFXIVをプレイしている,もしくはプレイする予定の読者は,拡張パッケージ前までに必要動作環境を満たしておこう。一方,まだFFXIVを未プレイの読者は,昨今のPCパーツの価格上昇を鑑みるに,家庭用ゲーム機を視野に入れるのもありだろう。

黄金のレガシーでは,グラフィックスの大幅なアップデートが実施される。より微細な,そして質感豊かなグラフィックスへと進化し,それにともなって動作環境が更新される予定だ(画像は発表時の配信からキャプチャしたものです
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黄金のレガシーの動作環境。ただし,これは現時点で想定されているもので変更の可能性がある
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 必要動作環境を満たしたPCや対応ハードがあるならFFXIVをすぐにプレイできる。というのもFFXIVにはフリートライアルという「新生エオルゼア」と「蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」の内容を無料でプレイできる体験版があるからだ。「新生」から「暁月」まで5つのパッケージがリリースされているが,そのうち実に3パッケージ分,FFXIVの半分以上のストーリーが無料で楽しめるようになったのである。

製品版に比べ,使用できるコンテンツに多少の制限はあるものの,メインストーリーを追うだけならフリートライアルで十分に楽しめる。なかにはフリートライアルを遊びきらず,フリートライアルの条件を維持したままゴールドソーサーに用意された麻雀をずっとプレイしている人もいるとかいないとか……
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「FFXIV」フリートライアル紹介ページ


 フリートライアルの範囲以降もプレイするなら,製品版を購入し,月額プレイ料金を支払う必要がある。といっても最初からプレイしなおすのではなく,フリートライアルで育てたキャラクターをそのまま製品版に引き継げるので,とにかく迷ったらフリートライアルで試してほしい。10年という普通ではありえない年月が積み重なった,濃厚な物語を体験しよう。

「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト

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