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ナマズオは茨城訛り? なんでフェニックスを召喚できるの? 「FFXIV」織田万里氏に読者が聞きたいことを4Gamerがインタビュー
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印刷2021/08/11 12:00

企画記事

ナマズオは茨城訛り? なんでフェニックスを召喚できるの? 「FFXIV」織田万里氏に読者が聞きたいことを4Gamerがインタビュー

 4Gamerでは2021年5月28日に,MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」PC / PS5 / PS4 / Mac)のリードストーリーデザイナー 織田万里氏(以下,織田氏)に対して“読者が聞きたいこと”を募集して実際に聞いてみようという,読者参加型の企画記事を掲載した(関連記事)。

 その結果,読者から多数の質問が寄せられ,そのどれもがなかなかに手ごわい。「あー,これ気になるよね」という質問から,「そんなところまで見ているのか……」と感心してしまうマニアックな質問,さらには「アンケートフォームだけじゃ書ききれなかったので,note(外部ウェブサイト)に書きました」という火力高めな質問まであった。
 全部の質問を聞いてみたかったが聞ける数には限りがあるため,編集部で質問を厳選し,そのうち15個の質問に答えてもらっている。本稿で紹介する質問は,分かりやすいように編集部で調整を加えている。

リードストーリーデザイナー
織田万里氏
画像集#014のサムネイル/ナマズオは茨城訛り? なんでフェニックスを召喚できるの? 「FFXIV」織田万里氏に読者が聞きたいことを4Gamerがインタビュー

 新型コロナウイルス感染拡大の影響などもありメールインタビューとなったが,その内容をお届けしよう。

※The English version of this article is here.

「ファイナルファンタジーXIV」公式サイト


“コーヒークッキー”は光の戦士が作ったもの?


――ストーリーに出てくる“コーヒークッキー”は光の戦士がギルドリーヴに納品した物ですか?

織田氏:
 ギルドリーヴのフレーバーテキストを,しっかり読んでくださったようで嬉しく思います!
 ですが,ストーリー上に登場するコーヒークッキーが,光の戦士/闇の戦士である「あなた」が作ったものであるのかどうかは,ギルドリーヴ「サクサクのクッキー!」を何回クリアしたかによって状況は異なるかもしれませんね。ここで,クリア回数別にどうなるのか,ちょっとした妄想をしてみましょう。

1回:「オカワリ亭」店主のハンジ・フェーが,あなたの作ったクッキーに顔を埋めて,スーハーしただけで終わりました。残念です。
10回:やはりハンジ・フェーが,あなたの作ったクッキーの山に顔を埋めて,スーハースーハーしただけで終わりました。誠に遺憾です。
100回:おめでとう。あなたの作ったコーヒークッキーが店頭に並びました。リーンやガイア,さらにヤ・シュトラも食べてくれたことでしょう。

 ちなみに「オカワリ亭」の店頭で購入したコーヒークッキーを,ギルドリーヴに納品したあなた……。ハンジ・フェーは,その差額で儲けて小金持ちになり,また甘味に散財することができたはずです。経済が回るって素晴らしいですね。

画像集#005のサムネイル/ナマズオは茨城訛り? なんでフェニックスを召喚できるの? 「FFXIV」織田万里氏に読者が聞きたいことを4Gamerがインタビュー

ストーリーの作り方,重要視していることはなんですか?


――世界観やストーリーを作るときに,最も重視していることはなんですか? また,世界観を決めるときに参考にしていることなどがあれば教えてください

織田氏:
 気の利いた答えができればよかったのですが,現実問題として,そのストーリーの媒体が何かという点と,“何のために/誰のために作るストーリーなのか”という点には,特に注意を払っています。FFXIVのような「ゲーム作品」の場合,当然のことですがストーリーを考えただけでは作品は完成しません。それを表現するキャラクターモデルやその背景,モーション,BGMやSE,エフェクト,クエスト,カットシーン,バトルなど,さまざまな後工程が存在するため,「仕様的に表現できるのか/工数的に作りきれるのか」といった視点は重要です。それらを踏まえた上で,プレイヤーの皆さんのゲーム体験と合致させる必要があります。
 たとえば「ヒーラーのロールクエスト」であれば,ヒーラーのジョブをプレイされている方に向けて提供するものであり,その主役となるからには「癒やし」の要素を盛り込むことが大切になってきます。これが「ギャザラー/クラフターの蛮族クエスト」になると「蛮族」の特徴を活かすことはもちろん,「製作・採集という行為と,物語の進展が直結していること」が必須になってきます。

 一方で,媒体が「小説形式」のショートストーリーであったり,「絵本」であったりすると,制約は少なくなります。挿絵(もしくはスクリーンショット)で表現できさえすれば,FFXIVでは実装されていない地域も舞台に選ぶことができますし,クラーケンのモデルを潰せば「スルメ」だって食べさせることができます。ただし,その場合であってもファン向けのショートストーリーと,FFXIVを知らない子どもが読む可能性のあるものでは,扱うべきテーマも要素も変わってきます。自由度が高いと言っても,何のために/誰のためにという視点は,やはり大切ということですね。

画像は世界設定/サイドストーリー「漆黒秘話」
第2話「黒き歴史の欺瞞」より
画像集#004のサムネイル/ナマズオは茨城訛り? なんでフェニックスを召喚できるの? 「FFXIV」織田万里氏に読者が聞きたいことを4Gamerがインタビュー

インスピレーションを受けた作品はありますか?


――ストーリーの元ネタと言いますか,インスピレーションはどこから得ていますか? 聖書や古典,神話などの文献を読んだりされているのでしょうか

織田氏:
 影響を受けた作品は多すぎて絞れませんが,たとえば「蒼天のイシュガルド」のメインシナリオでは,ファンタジー小説の「氷と炎の歌」や,傑作SRPG「タクティクスオウガ」を“作り方”の参考にしました。前者は中世の「薔薇戦争」,後者は「ユーゴスラビア紛争」などの民族対立といった歴史的事実をモチーフに取り入れていると言われていますが,そうした方法論は「蒼天」を考える上では有効でした。また学生時代に通読した聖書の知識や,大学時代に興味を持って学んだ哲学・思想関係の知識も役立っています。ゲーム開発者どころかシナリオに絡む仕事をしようとは思ってこなかったのですが,人生,何が役立つかわかりませんね。

 インプットに関しては,自分が興味をもったことは手当たり次第に……,というのは前提として,他の方から勧められたものも,なるべく積極的に触れるようにしています。前述の「氷と炎の歌」は,世界設定の前任者の岩尾賢一さんからお勧めいただいたものですし,「ナマズオ蛮族クエスト」の発想の出発点になった「阿房列車」という鉄道紀行文学も妻に勧められて読んだものだったりします。


ゼーメル家の当主は今どこで,何をしているのでしょうか?


――ゼーメル家の先代当主タレソン殿は活躍していますが,現当主の姿はどこにも見当たりません。私が気づいていないだけなのか,それとも今後どこかで出てくるのか,何か事情があって姿を見せてくれないのか,気になって仕方がありません

織田氏:
 旧FFXIVの頃に,ゼーメル要塞を巡るクエストで,彼の部下が登場していたりするのですが,同要塞の建築失敗などで財政的には痛手を負っているものと思われます。ゼーメル家は築城に長けた建築の一族という側面もありますし,案外,イシュガルドのハウジングエリアの建設を指揮していたりするのではないでしょうか?

画像集#008のサムネイル/ナマズオは茨城訛り? なんでフェニックスを召喚できるの? 「FFXIV」織田万里氏に読者が聞きたいことを4Gamerがインタビュー

蒼天騎士団がテンパード化したタイミングが知りたい


――蒼天騎士団がテンパードになったタイミングが知りたいです。ゼフィラン卿が総長に任命され,力量だけで騎士団メンバーを指名したとのことですが,このとき既にゼフィラン卿はテンパードになってたのでしょうか?

織田氏:
 先代の蒼天騎士団総長ヴァンドロー・ド・ルーシュマンドが「引退」した後,ゼフィランが総長に任命され,改めて団員の人選が行われたわけですが,初めて十二名全員が揃って教皇に謁見することになった段階で,テンパードにされたという想定になっています。
 ただし,テンパードにされたからといって,本人が元々持っていた記憶や性格のすべてが消えてなくなるわけではありません。特に教皇の場合は,周囲の国民に不信感を抱かせてはならないため,蒼天騎士たちの魂の「焼き加減」は,あっさり目の「レア」にしていました。自分の命令に従い,決して裏切らないという点さえ担保されていれば良く,うわ言のように崇拝の言葉を繰り返すだけの傀儡にしたくはなかったのです。そのあたりは,イフリートのように容赦なく魂を焼いてしまう「ウェルダン」好みの蛮神とは違ったわけですね。

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賢人のマークを入れる位置に違いがあるのは何故?


――賢人のマークについて質問です。首両側,頬,おでこなど,キャラクターにより位置が違うのは何故ですか? 賢人の中でも役職等で変わるのでしょうか? 特にウリエンジェだけ,ルイゾワやマトーヤと同じく,顔にあるのが不思議です

織田氏:
 実は賢人のシンボルマークには,「正式」なものと「略式」なものの2種類が存在します。
 ムーンブリダさんの脚についているものが「正式」,首についているものが「略式」です。そのどちらを挿れるのか,あるいは両方挿れるのか,そして挿れる場所はどこなのか,それらは本人の自由意志で決めることができます。右頬につけたウリエンジェさんは,かなり攻めた感じに思えますが,本当は尊敬する師ルイゾワのように額に挿れたかったのかもしれませんね。

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ナマズオの訛りは茨城訛り?


――ナマズオ達がしゃべる言葉の訛りについて質問です。「○○っぺよ!」や「ごじゃっぺ!」など,茨城訛りベースっぽいなあと思っているのですが,実際のところどうなのでしょうか

織田氏:
 特に茨城訛りを再現したかったわけではなく,特徴的な感情表現を作りたかったというのが発想の根本にあります。そこで最初に思いついたのが「うぺぺ」という語感で,それに引っ張られて語尾が「っぺよ」「っぺな」になりました。シナリオチーム向けのセリフのルールとしても,いちおうは「茨城訛りではない」と明記してあります。変わり者のナマズオこと,ギョケイによる「ごじゃっぺ」発言は,たしかに茨城訛りからの引用ですが,変わり者っぷりの表現手段として取り入れたもので,ナマズオ全体が使っている表現というわけではないのです。

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どうして召喚士はフェニックスを召喚できるの?
バハムートを召喚してティアマットは怒っていませんか?


――第七霊災時,光の戦士はカルテノー平原にいたのでバハムートのエーテルを浴びており,バハムートを召喚できるのも分かるのですが,ルイゾワがフェニックスになった時には直前に未来に飛ばされており,エーテルを浴びていないと思うのですが,何故フェニックスを召喚できるのでしょうか

――召喚士で遊んでいますが,ティアマットに負い目を感じています。ティアマットが「召喚して汚してしまった」というバハムートの魂や力を,目の前の光の戦士が使役していることに怒っていたりしないでしょうか。いつか丸呑みにされないか不安です

織田氏:
 第七霊災時にルイゾワが,蛮神バハムートによって破壊された環境を再生するために,フェニックスという概念/権能を利用したわけですが,これによって作り変えられたエオルゼア各地には「偏属性クリスタル」という存在が生じることになりました。この色,何かの色に似ていませんか? そう……フェニックスの色です。つまり,エオルゼア各地にはフェニックスが散ったときのエーテルが,偏属性クリスタルに内包される形でそこかしこに遺されており,「過去のカルテノー」から「現代の新生エオルゼア」に跳んできた光の戦士たちもまた,知らず知らずのうちに,そのエーテルに触れていたのです。したがって,大迷宮バハムートを攻略しているか否かに関わらず,すべての召喚士がフェニックスの力を利用できるのです。

 なお,ティアマットさんは,テロフォロイがバハムートを悪用することには,強い不快感を示していらっしゃいました。ですので,もしもあなたが,その力を歪めて悪用しようとすれば,やはり憤りを感じるのではないでしょうか?

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ヒーラーは負傷者をどの状態まで治療することができる?


――最近,メインストーリーでもキャラクターの負傷について出てきますが,エオルゼアの医療事情や進歩について知りたいです。また,ヒーラーは負傷者をどの状態まで治癒することができるのでしょうか

織田氏:
 白魔法や幻術に代表される治癒魔法にはさまざまな方法論が存在していますが,基本的にはエーテルを分け与えることで減じた生命力を補いつつ,魔法的に対象者の自然治癒能力を高めるという形で「治癒」や「浄化」を行うものが多くなっています。ですから,補填できないほど生命力が喪われている場合や,自然治癒能力が及ばない病気に対しては,効果が得られないのです。したがって,特定の症状については現代の薬品に相当するような錬金薬の方が効果を発揮するでしょうし,縫合や切除といった外科的処置も有用です。

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ゲーム内に登場する国の面積を教えてほしい


――現在ゲーム中に登場している国々(ボズヤやアジムステップも含む)のおおよその国土面積の広さは決まっていますか? 具体的な数字はなくても,ランキング形式で一番広い国と狭い国を教えてほしいです

織田氏:
 「三大州に限った場合」という前提条件が付きますが,ランキング形式となると,やはりぶっちぎりでガレマール帝国が第一位となります。分裂することなく「ひとつの国」として独立を果たせたなら,ダルマスカが第二位に入りそうですね。単純に面積となるとアジムステップもかなりのものですが,当地の遊牧民は「国」を作ってはいませんのでランキング圏外に。その他,帝国の属州にはかなりの面積を誇っていた国も含まれています(地図上では雲に隠れてしまっている地域に)。
 一方,エオルゼア諸国は,これらの国々と比べると,比較的に面積は狭くなっています。特にイシュガルドは第七霊災による寒冷化の影響で,いくつかの地域を事実上放棄してしまっているため,実効支配している面積は限定的なものとなっています。

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第七霊災はエオルゼア以外の地域にも影響を及ぼしたのか


――第七霊災の際,エオルゼアにはダラガブの破片が降り注ぎ大災害となりましたが,そのほかの地域には影響があったのでしょうか。帝国本土やオサードの国々からはどう見えていたのか知りたいです

織田氏:
 地脈や風脈といったエーテルの流れは,全世界のすべてでつながっていますので,多かれ少なかれ影響はありました。しかし,地震などと同様に距離が離れるほどに影響は少なくなっていきます。したがって,帝国本土や東方地域では,さほど目立った影響はなかったものと思われます。


エオルゼアの印刷技術について教えてほしい


――「お得意様:エル・トゥ」のクエストで,「機工房の設備を使えば,版を刷って印刷ができる」という表現がありました。また,イシュガルドではフォルタン伯爵の回顧録を始め,書籍や出版物に関するクエストが多いように思います。エオルゼアにおける印刷や出版について詳しく教えて下さい

織田氏:
 機械化が進みつつあるイシュガルドやガレマール帝国では活版印刷なども普及しつつありますが,ウルダハなど魔法人形の技術が発達している地域では,「写本」を専門に行うマメットなどが導入されています。
 写本マメットは活版と違い,手書きの文字や絵の類まである程度書き写してくれるので,スピードはともかくとして再現度としては,かなり優秀だったりします。また,冒険者にも馴染み深いミラージュプリズムやマジックプリズムのように,エーテルを利用した幻影の投射という複写技術もあるので,現代社会とは異なる発展の仕方をしているようですね。


イクサル族はボアを家畜化している?


――ベーコンスープがイクサル族由来の料理であることや,その素材の1つであるロースベーコンがボア肉を燻製した物であること,根拠地のゼルファトルではボアの幼獣である「うり坊」が檻の中に居ることが分かっているのですが,イクサル族はボアを家畜化しているのでしょうか

織田氏:
 各獣人種族には,それぞれ飼育,利用している動物,魔物が設定されています。
 イクサル族は,ご指摘のとおりボアを飼育していますが,繁殖や馴致は行っていても,生物種として別の品種に改良するほどの厳密な意味での「家畜化」には至っていません。「うり坊」が「ワイルドボアの幼獣」,つまり「野生のイノシシ」とされているのも,そのあたりを反映してのことになります。
 なお,育てられて丸々と太ったボアたちは,やがてイクサル族の腹を満たすために利用されます。

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第一世界でフェオ=ウルを呼ぶときのベルは青銅製?


――フェオ=ウルを呼ぶ際のベル(原初世界のリテイナーベルに相当)が緑色で,恐らく青銅製であることに大変感動しました。ピクシーのモデルになった妖精は鉄が苦手であるということから,この仕様になったと私個人は考えているのですが合っていますか?

織田氏:
 非常に細かいところまで見ていただけていますね。デザイナースタッフには,第一世界ではリテイナー本人ではなく,「ピクシー」を呼び出すことになるので,そのデザインをモチーフとしてリテイナーベルを描いてほしいというオーダーで作業していただきました。結果的に仕上がってきたデザインが,緑色のベルになっていたため,鉄を連想させることもなくバッチリだということになり,そのまま採用されたのです。
 余談ですが,エオルゼアのリテイナーベルは,台座が真鍮製で,ベルは銀という設定になっています。

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ディアボロスとディアブロ,表記の違いに理由はあるのか


――ダル・リアータ関係で,ボスとして登場する「ディアブロ・アーマメント」ですが,第一位妖異であるディアボロスの技を多く使ってきます。なので吸収元の妖異はディアボロス系統だと思っていたのですが,戦果記録帳を見るとディアブロ種と書かれています。ディアボロスとディアブロの表記の違いには何か理由があるのでしょうか

織田氏:
 同系統の妖異であると考えていただいて問題ございません。表記の違いについては,それぞれ利用しようとしていたのがマハとアラグ帝国という異なる文明圏の人々だったからです。

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 以上が,織田氏に答えてもらえた質問とその回答だ。今回の記事では採用されなかった質問もすべて,スクウェア・エニックスには伝えている。
 改めてFFXIVの世界設定の奥深さを知ることになったわけだが,個人的にはこうした“普通にプレイしているだけでは気づかない点”や,“意識していなければ疑問に思わないようなこと”にしっかり目を向けているプレイヤーがこれだけいることに感心しきりだった。
 今回答えられなかった質問も公式書籍「Encyclopaedia Eorzea」などで語られる機会が来ることに期待したい。

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