イベント
[TGS 2013]「新生FFXIV」の「タイタンバトル」に挑戦。プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏にまさかのアクシデントが……
バトルに勝利した8人パーティには,その証として特製Tシャツがプレゼントされるというもので,過去にE3 2013(※イフリート戦),gamescom 2013で行われたイベントと同様の内容だ。
今回,このタイタンバトルに,3つのWebメディアがパーティを組んで挑むという,F.A.T.E.(Full Active Time Event)が発生(※編注:ちゃんとスクウェア・エニックスと打ち合わせはしています)。筆者は,白魔道士として参戦することになったのだ。
筆者は日頃から本作をプレイしてはいるのだが,実のところTGS開催の前日にようやくメインクエストのタイタンに挑んだという状態。どうにも少々心許ないということで,祭りごとと言えばこの男,のマフィア梶田(戦士),そして4Gamerのハードウェア記事を支える1人であり,新生FFXIVのコアプレイヤーでもある宮崎真一(吟遊詩人)のライター2名を招集し,討伐に挑むことにした。
助っ人を加えたところで不安は消えないのだが,与えられたロールは全うするしかない。
ここでタイタン戦について説明しておこう。若干ネタバレを含んでいるので,まだタイタン戦に挑戦していない読者はご注意を。
プレイヤーがストーリーに沿って戦う最初のタイタン戦は4人パーティで挑むのだが,TGSの「タイタンバトル」は8人パーティとなっている。上級者なら,いわゆるハードモードの「真・タイタン戦」なのかと思うかもしれないが,TGSのタイタンは,初見プレイヤーでもなんとか戦えるくらいの強さだ。
タイタン戦で注意しなければいけないのは,マップの周囲が崖になっているため,うっかり足を踏み外したり,タイタンの特殊な攻撃を受けて吹き飛ばされたりすると,落下して即死するということ。そうなったら戦いが終わるまでその場で待機するしかなく,とても悲しい。
さらに,終盤になってあるギミックが開放されたとき,それを急いで破壊しないと,タイタンの必殺技「大地の怒り」で即死してしまうという要素も存在するのだ。
ほかにもタイタンには,マップ全体への範囲攻撃や,プレイヤーキャラクターを岩に閉じ込めるといった攻撃もあるのだが,とにかく注意すべきなのは,「崖下に落ちない(落とされない)こと」「ギミックをしっかり破壊すること」の2点になる。
いろいろと不安はあったのだが,筆者はこの2点さえ注意していれば,なんとかなるだろうと踏んでいた。
そして当日,会場へと到着すると朗報が。なんと今回,人数が1人足りなかったということで,筆者と同じ白魔道士に,プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が参戦してくれることになったのだ。なんだ,じゃあ落っこちても大丈夫だね!
ちなみに,TGSのタイタンバトルでは,討伐が成功するたびに,新生FFXIVのワールドから1つを選ぶ抽選が行われ,そこで選ばれたワールドのプレイヤーすべてにアイテムがプレゼントされる「くじテンダー」という企画が行われていたのだが,筆者が挑戦する段階で,全61ワールド中59ワールドへのプレゼントが決定していた(※ビジネスデイ2日目にすべてのワールドが獲得。のちに新生くじテンダーの開催が決定した)。
これは運営側がプレイヤーを甘く見て,タイタンを弱く設定したためはないだろうか。勝てる!
強力な回復魔法を序盤から使いすぎると最後にMPが足りなくなってしまうので,まずはケアルなどのMP消費の軽い魔法を使用。Proc(追加効果)が発生してケアルラの消費MPが0になったら,ケアルラを使っていく。
あとは,タイタンの範囲攻撃などで,パーティ全員の体力が減ったら,範囲回復魔法のメディカで補助する……これで行ける。大丈夫。
戦いの準備が整い,インスタンスダンジョンに移動。Tankが先行し,続いて近接DPSもタイタンの近くに向かう。キャスターDPSとヒーラー陣は,タイタンから離れた位置に移動してバトルがスタートした。
タイタンのジャンプ範囲攻撃のダメージは大したこともなく,突き落としの特殊攻撃も問題なく避けることができた。これは余裕をもって戦えそうだ。。
などと考えていると,そんな余裕があっという間に消えてしまう事態が発生した。筆者は,タイタンの2回目のジャンプ攻撃がきたときにマップの端にいたので,少し中央へ移動しようとしたのだが,慌てて押したキーは,左(崖側)に横移動をする「Q」。分かりやすくいうと操作ミスだ。
かろうじて崖から落ちる前に踏みとどまったのだが,タイタンのジャンプ攻撃には衝撃波が付随しており,「あっ」と思ったときには,ふわっと宙に浮いていた。
そんなあり得ないミスで崖から落下した筆者。目も当てられないとは,まさにこのことだろう。あとは遠い目をして,戦いの行方を見守るだけである……しかし,これが後に起こるさらに衝撃的なアクシデントの序章に過ぎなかったとは,誰が予想できただろうか。
筆者が離脱したパーティは,ギミックを難なく破壊し,大地の怒りによる即死攻撃を無効化。あとはタイタンのHPを削るだけという段階まで進んだ。もう負けないだろう,そう思っていたとき,悲鳴と共に落下したプレイヤーが1人。白魔道士をプレイしていた吉田氏だった。
「テストプレイを含めても,初めて落ちた」という吉田氏。白魔道士が1人になったことで力んでしまったらしく,タイタンの特殊攻撃を避けるときに思わずスティックを押し込んでしまったとのこと。これで「ターゲットロック」が発動して移動に手間取り,なんとかロックを解除したものの,攻撃を避けきれずに落下してしまったのだとか。ターゲットロックは狙った敵を常に正面に捉えられる便利な機能なのだが,ときにこんな事故を誘発することもある。
なお吉田氏が落下した瞬間,周囲のスタッフが一瞬ざわついたのが印象的だった。まさかこんなドラマが生まれるとは……。
そんなアクシデントが起きたタイタンバトル。白魔道士が2人ともいなくなったため,討伐は不可能かと思われたのだが,その時点でタイタンのHPはかなり少なくなっていたのか,残ったメンバーが何人か倒れつつも,ギリギリで勝利,無事に特製Tシャツを手に入れることができた。
以上のような熱い戦いの末に入手したこのTシャツを,後日,読者プレゼントとして提供する予定だ。プレゼントの詳細情報はTGS後,つまり来週以降の「Weekly 4Gamer」(土曜日掲載)内プレゼントコーナーでお伝えする予定なので,お楽しみに。
「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」公式サイト
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXIV
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
- この記事のURL:
キーワード
© SQUARE ENIX
LOGO & IMAGE ILLUSTRATION:© YOSHITAKA AMANO
(C)2010-2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)2010-2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.