【PR】格闘技がモチーフのソーシャルRPG「レジェンドオブファイターズ Season2」。鍛え上げた心技体をぶつけ合う“格闘ロマン”を感じるのだ！

　突然だが，日本人には格闘技が好きな人が多いと思う。相撲や柔道といった競技に幼い頃から慣れ親しんでいるからなのか，「あしたのジョー」や「はじめの一歩」といった格闘技マンガの影響なのか，その理由は定かではないが，おそらくこの予想は間違ってないだろう。

　今回取り上げる「レジェンドオブファイターズ Season2」（iOS / Android）は，そんな格闘技をモチーフにしたソーシャルRPG。タイトルに「Season2」とあることから分かるかもしれないが，本作は「押忍！道場破り レジェンドオブファイター」の続編という位置付けとなる。
　ちなみに前作は，アクティブユーザー数が100万人を突破するほどの人気作で，そこに新要素を加えてリリースされたのが本作というわけだ。

iOS版「レジェンドオブファイターズ Season2」ダウンロードページ

Android版「レジェンドオブファイターズ Season2」ダウンロードページ

　レジェンドオブファイターズ Season2では，プレイヤーが道場主として格闘クラブの運営を行っていくこととなる。
　プレイヤーは，「空手」「柔道」「カンフー」「ムエタイ」「ボクシング」「テコンドー」といった6つの格闘技から1つのジャンルを選んで道場を開設。道場生（ファイター）を鍛えながら，人数を増やしていき，ほかの道場のファイターとの戦いに勝利して，「最強の道場」を目指していくのだ。なんとも格闘ロマンにあふれた内容である。格闘技がテーマとなっているが，難しいアクション性はなく，画面をタッチするだけでスムーズにゲームを進めていける仕組みになっている。

クライアントをダウンロードすればすぐにゲームを始められる。ユーザー登録などもなく，無料でプレイ可能だ。プレイ中は随所で説明が表示されるので，操作に悩むこともないだろう

　道場の運営は，大きく「武術修練」「道場破り」「ビジネス」の3つで構成されている。
　「武術修練」は，道場に所属するファイター達に修練を積ませることで，道場全体の能力を高めていくパートだ。経験を積みたい修練をタッチすると行動力（エネルギー）を消費して経験値や資金が入手でき，経験値が最大まで達するとレベルアップとなり，道場のステータスをアップできる。また，ファイターを獲得するためのガチャを引くための金塊も得られるので，ゲーム序盤はこの修練に打ち込むといいだろう。

武術修練には数多くの修練が用意されている。ファイター達を鍛えに鍛えて道場全体をパワーアップさせていく

経験値が一定値に達すると道場がレベルアップする。レベルアップ時に得られるパラメーターは自由に割り振れるので，自分好みの方向性を持つ道場に仕上げていけるのだ

　武術修練で道場に所属するファイター達を鍛えたら，次のステップは「道場破り」だ。「スピリット」を消費してほかのプレイヤーの道場に勝負を挑み，勝利すれば経験値が獲得でき，所属ファイターの能力も上昇する。レベルが低い相手に勝つのはたやすいが，格下の相手とばかり戦っていると，道場のステータスが臆病・卑怯へと変化していってしまうので注意したい。強豪道場に挑んで，道場の格を高めることが重要になってくるのだ。
　なお，柔道は空手に，空手はカンフーに強いなど，格闘技ごとに相性が存在するため，道場レベルだけを見て戦いを挑むと思わぬ返り討ちにあうことがあるので，対戦相手は道場レベルと相性のバランスを考えつつ，慎重に決めていこう。

　道場レベルが15以上になると，対戦相手に勝利した場合に相手道場の看板が奪えるバトルへ参加できるようになる。強豪道場の看板が奪えたときは思わずガッツポーズが出るほどだが，看板を奪われた相手からリベンジマッチを仕掛けられるケースも多いので，日々の鍛錬を怠るべからずなのだ。

　そのほか，他のユーザーの道場をブラックリストに登録して懸賞金をかければ，狙われやすい賞金首に仕立て上げることができるなど，格闘技の世界らしい（？）水面下のドロドロしたやり取りをうまく再現している点はなかなか面白い。

ほかの道場主達に勝負を挑む道場破り。看板をかけた戦いは，勝敗に一喜一憂してしまう

　「ビジネス」は，文字どおり道場運営のための資金稼ぎをするパートとなる。一定の条件を満たすことで「子供格闘技教室」や「テレビCM」といった事業を展開することができるようになるなど，一定時間ごとに資金を得られるようになったりするのだ。「街の悪漢退治」「要人警護」などのちょっと生々しい事業もあるのだが，その分実入りがよかったりする。こういったサイドビジネスを複数こなして，道場運営の資金を稼いでいこう。

道場運営には欠かせない資金をサイドビジネスで稼ぐ。開業条件が難しいものほど，収入は多くなる

　基本となるこれら3パートのほかにも，ステータス確認や強化を行う「マイ道場」，修練に必要なアイテムの売買ができる「商店」，金塊を使ってエネルギーやスピリットの回復，強豪ファイターの手配などをしてくれる「プロモーター」，フレンドのファイターをスカウトする「ソーシャル」パートが用意されている。これらを活用して道場をより強いものにできるかどうかは，プレイヤーの腕次第だ。

強豪ファイターをスカウトできるガチャや，仲間のプレイヤーとの連携要素などは，ソーシャルゲームならではの部分

　さてここからは，レジェンドオブファイターズ Season2の新要素について触れていきたい。
　まずは，前作をプレイしていた人はもうお気付きだと思うが，メニュー画面に女性ファイターが登場するようになっている点だ。男くさい格闘技の世界が題材かと思っていると，ちょっと違和感を感じるかもしれないが，画面が華やかになるのでノー問題！ 道場の勝ち負けでイラストが変化するので，ぱっと見で自分の道場の状態が分かるのは嬉しいポイントといえるだろう。

格闘技の種類ごとに女性キャラクターが用意されているので，容姿の好みで種目を選ぶのもアリかも!?

　所属ファイター達から，特別なミッションが提供されるようになったのも，新たな要素だ。「30分以内にサンパウロの道場2つを撃破せよ！」といったお題をクリアすることで，レアアイテムや賞金を獲得することができる。
　ほかにも，レアガチャで引いた強豪ファイターをより強くできる（かもしれない）「高段者ファイター再昇段」，ほかの道場からの集中攻撃を防ぐ「道場看板保護」機能が実装されたのも特徴といえるだろう。

クリアすればいいことがある特別ミッション（左）。「高段者ファイター再昇段」（右）でファイターが強くなるかは運試し！

　面白いのは，武術修練の途中で悪の「組織員」がランダムで登場する点。友人と協力して組織員を倒せば，普通のエピソード(武術エピソード)では得られない組織員カードやアイテムが獲得できるのだ。
　また，部下・中間ボス・ボスといった組織員のカードをすべて集めると「組織員コンボ効果」が発動する仕組みとなっている。組織員コンボの効果には，武術大会で使用できるもののほか，「資金2倍獲得」や「エネルギー・スピリットの回復時間減少」など武術修練や道場破りで有用なものもあるので，組織員に遭遇した場合は積極的に倒していくといいだろう。

　さらに，世界各地の道場を略奪している最強の泥棒「シュミット」のエピソードや，最強の傭兵「セルゲイ軍団」のエピソード，山深い場所で正拳を鍛えている内功修練の師匠「李正曇」のエピソードなども追加されているので，前作をやり込んだプレイヤーも，さらに遊び込めるようにパワーアップしているのだ。

　20年来の格闘技ファンを自負する筆者が序盤をプレイした印象としては，全世界の道場が流派を問わずに勝ち負けを競う，という設定にかなりグッときて，胸躍った。
　筆者は空手道場を選んだのだが，妙にマニアックな修練解説と劇画調のグラフィックとが相まって，なんとも「空手バカ一代」的な昭和っぽいテイストを生み出しているような感覚に陥った。ベタな表現だが，格闘技ファンなら1度はプレイすることをオススメしたい。

　なお，聞くところによると，2012年12月には，参加者全員のなかから天下一を決するイベント「天下第一武術大会」が開催される予定とか。また，今後のアップデートでは，親密なファイター同士を連携させて強化することができる「ファイターコンボ効果」，ファイターが閲覧できる図鑑機能などの新要素が実装される予定とのことなので，楽しみにしておこう。
　そんなわけで，21世紀の格闘ロマンは意外とゲームの中にあったりするのかもしれない。

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