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ピーター・モリニュー氏の箱庭系ゴッドゲーム最新作「Godus」のプロトタイプ映像が,最新の開発者ダイアリーで明らかに
Kickstarter「Project GODUS」公式ページ
11分を超える映像の中で,実際のプロトタイプが見られるのは開始後3分あたり。斜め見下ろし型の俯瞰視点で,立体地図のようなマップの上を無数の住人が行き来していることが分かる。モリニュー氏が操作して自分の好きな視点に変更しようとするのだが,ちょっとわざとらしい操作ミスによって巨大な渦巻きが発生し,その中に人々が呑み込まれてしまうという,「ポピュラス」を思わせるゴッドパワーも確認できるはずだ。
ダイアリーの後半では,200体ほどのキャラクターがプレイヤーに導かれて戦うシーンを描いた「宗教戦争」というアートワークについて,モリニュー氏が「これが我々のイメージしていることだ」と興奮気味に解説している。
22Cansという独立系デベロッパを率いるモリニュー氏だが,あと15日を残すKickstarterの資金募集では,現時点で20万ポンド(約2160万円)を超えた程度で,目標額の半分にも達しておらず,ビッグネームが開発する最新作の割には,ちょっと意外な展開になっている。
オープン間もないイギリス版Kickstarterの知名度の低さが影響していると思われるが,モリニュー氏も映像の最後で「少し心配しています」と心情を率直に告白している。決済はポンドだが,もちろんイギリス以外からも投資できるので,モリニュー氏の集大成ともいえるGodusに期待するファンは,Kickstarterの当該ページをチェックしてみよう。
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