「LINE」のキャラクター達がブロックになって登場！ スマートフォン向けパズルゲーム「LINE POP」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第125回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　チャットの手軽さと可愛いスタンプで人気の無料通話メッセージアプリ「LINE」。筆者のまわりにも愛好者が多いが，彼らの多くが猛烈にハマっているパズルゲームがある。それが本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」で紹介する「LINE POP」（iOS / Android）だ。本作は，LINEと連携するソーシャルゲーム「LINE GAME」の1つで，公開からわずか1日で300万ダウンロードを記録したという超人気作である。

iOS版，Android版共に基本プレイは無料となっている

iOS版「LINE POP」ダウンロードページ

Android版「LINE POP」ダウンロードページ

同じ柄のブロックを3つ以上，縦横どちらか一列に並べよう。消せるブロックが一定時間見つからなかったときは音とマーカーでヒントを教えてもらえる

　本作は，画面に敷き詰められたブロックを指でスライドし，上下左右に動かして同じ柄のブロックを3つ以上並べて消すのが目的となる。「Bejeweled」や「ZOO KEEPER」と同じタイプの“マッチ3ゲーム”と呼ばれるパズルゲームだ。
　1ゲームのプレイ時間は60秒間。ブロックを消すと上から新たなブロックが落ちてくるので，時間切れになるまで目一杯ブロックを消しまくろう。

　ブロックは7種類あり，LINEユーザーにはおなじみのブラウンやコニー，ムーンといったキャラクターの顔がデザインされている。一度に4つ以上のブロックを消したり，次々と連続で消して，画面右上にあるコンボゲージを溜めたりすると「ハイパーブロック」が出現する。種類によって効果は異なるが，いずれもほかのブロックを巻き込んで消すことが可能だ。
　また，ブロックを短時間に5回続けて消すと，「フィーバータイム」が発生し，隣接したブロックを一緒に消せるようになるので，このときにたくさん消せるかが高得点獲得の鍵となる。

ハイパーブロックは「周囲8ブロックを巻き込むもの」「縦横一列を巻き込むもの」「同種のブロックを巻き込むもの」の3種類。タイムアップ時に残っているとラストボーナスとして自動的に使用される

　1分経つとゲームは終了。ブロックを消した得点をベースに，スコアが計算される。また，プレイするたびに経験値が貯まり，一定値に達するとプレイヤーレベルが上がり，お助けアイテムを利用できるようになったり，スコアにボーナスが付いたりと，たくさん遊べば遊ぶほどゲームが有利になるのだ。

　ゲームをプレイするには，1プレイにつきハートが1つ必要になる。ハートは初めに5つストックされており，8分間で1つ回復する仕組み。ただ，あまりにテンポよくゲームが進むため，熱中するとすぐに全部使い切ってしまう。回復が待てないという人は，リアルマネーでハートを購入したり，LINEの友だちを招待して報酬をもらったり，といった手段でハートを増やせるので，それらを活用してみるといいかもしれない。
　なお，LINEの友人のランキングが表示されるため，友だちが多いほど楽しみが広がっていくのだ。「ここらへんのソーシャル性」は本当に感心するほど良く出来ている。

サクサク進むのに，ハートがないと遊べないのがもどかしいところ。ハートを購入するか，友だちにおねだりするか悩ましいところだ

　ブロックのデザインは可愛いし，見ためもカラフル。なんとなくタップしまくるだけで楽しめる間口の広さに加えて，スコアを意識しはじめると途端に奥深さを感じる本作。ゲーム自体は，既存のマッチ3ゲームとほとんど変わらないが，丁寧な作りとLINEを活用したソーシャル性のおかげで，ついついハマってしまう。普段はLINEをあまり活用していない筆者だが，LINE POPのために友だちを増やそうかなと思った次第だ。

iOS版「LINE POP」ダウンロードページ

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著者紹介：トリスター/牛澤庸二
　ゲームやアニメなどの書籍や解説書，広告制作を行うプロダクション「トリスター」の代表取締役。「ゲーメスト」のライターから「ザ プレイステーション」の編集者を経て現在に至る。インターネット番組「2.5次元てれび」にて，トレーディングカードゲーム「ご当地大戦」の商品化プロデューサーとしても活動中だ。

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