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[gamescom]「Mount & Blade II: Bannerlord」の最新デモが公開。防御側からの視点で攻城戦を描く
「Mount & Blade II: Bannerlord」は,前作「Mount & Blade: Warband」より200年ほど前の時代が舞台で,それまで強大な勢力を誇っていたカルラディア王国が弱体化し,各地で小領主が勃興する戦国時代に突入したという設定になっている。
旧王国はNorthern,Western,Southernの3つに分裂しており,そのほかにも,斧を持った歩兵がトレードマークで北方の森林地帯を拠点にするSturgian,待ち伏せなどの戦法を得意とするBattarian,騎馬弓兵を多く抱える東方のKhuzait,そして南方の砂漠で展開するAseraiといった勢力が存在する。
グラフィックス面は,キャラクターアニメーションにモーションキャプチャを採用するなど,大きく進化。多くのファンが改善を求めていた攻城戦でも,キャラクターAIがチューンアップされているとのことだ。
E3 2016においては,攻城戦を攻め手から描いたデモが紹介されたが,今回は防御側にフォーカスしての攻城戦が公開された。
基本的なゲームプレイは,gamescomに合わせて公開されたムービーと同様で,プレイヤーは敵の侵攻に対して砦の物見台にバリスタやカタパルトを設置して対抗する。その攻撃をかいくぐった敵が,はしごを使って登ろうとすれば弓を射って落としたり,正門をこじ開けようとすればその上にある「マーダーホール」から石を落としたりといった感じだ。
また,ムービーに入っていない要素としては,戦闘開始前に一部の兵士団を突撃させ,相手の攻城兵器を破壊し,戦況を有利に運べるといったことも紹介されていた。
長居をすると兵力が削がれてしまうため,早めに切り上げるほうが良さそうだが,門を破壊するような兵器を事前に破壊できればかなり楽になりそうだ。
このように,「Mount & Blade II: Bannerlord」はファンの要望に応えつつ,前作よりも戦略的な戦いが楽しめる模様。領主のいる場所に周囲の味方を集めるといったコマンドも紹介されており,今後はリアルタイムバトルの要素もさらにチューンアップされていきそうだ。
「Mount & Blade II: Bannerlord」公式サイト
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Mount & Blade II: Bannerlord
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