連載
もし青春時代をやり直せたら……。スマートフォン向け恋愛シミュレーション「恋愛リプレイ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第142回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
男性ならば誰もが,先輩や後輩,幼馴染みのあの子との甘酸っぱい学校生活を妄想したことがあるだろう。もちろん現実は厳しく,なかなかゲームや漫画のようにうまくはいかない。想いを伝えられないまま,気付いたら卒業へ……という経験がある方にこそオススメしたいのが,あのブシロードの恋愛ゲーム「恋愛リプレイ」(iOS / Android)だ。
「恋愛リプレイ」ダウンロードページ(App Store)
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主人公は,かつて幼馴染みの女の子3人と同じ高校に通っていた過去を持つ男性。現在では連絡すらも取れなくなり,ときおりその頃をしみじみと思い出す生活を続けている。
そんなとき,なぜか目の前の景色がガラリと変わり,「記憶を持ったまま過去へ戻る」という体験をする。主人公の目の前にいるのは,当時からずっと気になる存在であった幼馴染みの姿。今度こそ後悔のない学生生活にするべく,主人公は再び高校時代を「リプレイ」することになる。
本作は見た目や性格が異なる3人の幼馴染みと同じ時間を過ごし,彼女達の恋人として学生時代を過ごすのが目的となる。
特定の女の子と仲良くなっているときでも,ほかの女の子とのデートは可能。どの子も魅力的で選びがたい,という人でも大丈夫だ。この辺りは同時進行で物語が進んでいくのではなく,それぞれの女の子の個別な物語がある,という認識でいいだろう。
女の子に会うたびに体力を1つ消耗。体力は時間経過で1つ回復し,最大で5つまで溜められる |
さて,実際に女の子達とどのようにして愛情を育んでいくかを説明しよう。まずは好感度を上げたい女の子をメニュー画面から選択し,次に「会いに行く」をタップ。こうすると女の子とのイベントが発生する。
イベントの内容は流行の話であったり学校の話であったりとさまざまだが,最後に必ず「コミュニケーションタイム」というものがある。これは女の子の体の2か所のうち,彼女が喜びそうな場所をタップするというもの。失敗してもペナルティはないが,成功すれば好感度がグンと上がるので,なるべく「健全な紳士の気持ち」で彼女が喜びそうな部分をタップしてあげよう。
筆者の経験的に,頭をタップするといい結果になることが多かったぞ。
下心厳禁のコミュニケーションタイム。セクハラ禁止! |
イベントは,物語の大筋となる「STORY」,日常的な会話を行う「TALK」,デートの約束ができる「STEP UP」,そして彼女と2人きりでお出かけとなる「DATE」の4種類が用意されている。まずは彼女の好感度をTALKで上げSTORYを展開,そしてSTEP UPでデートの約束を取り付けたら,いよいよDATEへ,という流れだ。DATEではなんと彼女の特別な1枚絵が見られるので,見逃さないように。
本作はスマートフォンのカレンダーと同期しており,背景のグラフィックスや会話の内容が季節や時間帯によって変わる。また,DATEは基本的に休日に行ううえ,約束の時間帯を過ぎて起動(たとえばデートの約束が「朝」だったのに「夕方」に立ち上げた場合)すると,「デートをすっぽかした」ことになるので,気をつけよう。
なお,平日の7〜9時,12〜14時,20〜24時,土日の12〜14時,18〜24時は彼女の好感度が上がりやすくなる「チャンスタイム」だ。この時間に合わせてプレイするといいだろう。
「Live2D」技術を使ったキャラクターの滑らかな動きも相まって,女の子達が本当に可愛い。今後のアップデートで追加ヒロインも登場するとのことなので,人恋しいこの季節,彼女達と暖かい冬を送ってみてはいかがだろうか。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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