プレイレポート
金髪のお姉さんがバスタオル一枚で逃げまどう「Until Dawn - 惨劇の山荘 -」の最新ビルトをプレイした
「Until Dawn - 惨劇の山荘 -」公式サイト
「Until Dawn」は,深い森の中にある屋敷にやってきた8人の若者が,恐ろしい殺人鬼に襲われるという,1980年代のホラー映画をリスペクトした,ある意味ありがちなストーリーが描かれる。プレイヤーは,タイトルである「夜明けまで」の数時間,自分のキャラクターをなんとか生きのびさせることが目的となる。
8人のキャラクターの誰でもプレイ可能で,散策する場所や逃げ込む部屋,仲間の消息,そして殺人鬼をかわす方法などを含めると約8000パターンが用意されているため,高いリプレイアビリティが特徴の1つだ。
物音に気づいて風呂から上がってみると,そこにあったはずの着替えが靴下を残してなくなっており,仲間が隠したと思ったサムが,バスタオル1枚で屋敷の中を歩き回るという,ちょっとセクシーな内容だった。
ホラー映画なら,さしずめ殺され役女優のサービスシーンといったところだが,ともあれサムは,屋敷の階段を下り,「Cinema Room」というミニシアターへ向かう。この屋敷は,スキーロッジを思わせる作りになっており,階段も普通の家には見られないような,3〜4階まで吹き抜けになった大きなものだった。
振り子時計が不意にボンボンと鳴り始めたり,テレビに幽霊のような影が映ったりと,アメリカで「ジャンプスケア」などと呼ばれる,言ってみれば「小細工」的な演出が散りばめられており,この雰囲気に思わずグッとくるホラーファンは少なくないはず。
ほとんどのドアがロックされているため,どうしても「Cinema Room」に入っていかなければならないように誘導させられているのだが,入ってみると突然ドアが閉まり,仲間の誰かが殺される無惨な8mm風映像がスクリーンに映し出される。そこから,以下に掲載したトレイラーへとつながっているので,どうやってサムが逃げるのかは映像で確認してほしい。
「Until Dawn - 惨劇の山荘 -」公式サイト
ムービーにもあるように,本作ではコントローラを傾けて懐中電灯のスポットを移動させ,画面に現れるポイントを光で指し示すことで,例えばベッドの下に隠れるのか,それともベッドを飛び越えて奥の部屋へと逃げ込むかを選択したりすることが,基本的な操作方法になる。
また,2回目をプレイした際,1回目では行かなかった部屋のテーブルに名刺が置かれているのを発見したが,そうした手がかりを集めることで,殺人鬼の正体が分かるようになっているのかもしれない。
「2015年中」という発売予定の本作だが,制作は順調に進んでいる様子だ。ホラー好きな人なら早く遊んでみたい作品の1つになるのではないだろうか。
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Until Dawn - 惨劇の山荘 -
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