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Disney最新映画の世界観が取り入れられたアクションゲーム「Temple Run: メリダとおそろしの森」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第5回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
2012年7月21日公開予定のDisneyとPixar Animation Studiosによる映画「メリダとおそろしの森」。その世界観を取り入れたアクションゲーム「Temple Run: メリダとおそろしの森」(iOS / Android)を紹介する。iOS版が85円,Android版が99円(価格はいずれも税込,2012年7月11日現在)だ。
iOS版「Temple Run: メリダとおそろしの森」ダウンロードページ
Android版「Temple Run: メリダとおそろしの森」ダウンロードページ
Temple Run: メリダとおそろしの森は,多くのレビューサイトで高い評価を受けているゲーム「Temple Run」(iOS / Android)とメリダとおそろしの森のコラボレート作だ。古代寺院を舞台としていたTemple Runからグラフィックスが一新され,主人公の「メリダ」がスコットランドの森を駆け回る様子が描かれている。
森には巨大な倒木や,崩れた足場などの障害があり,それらに衝突したり,通路から転落したりするとゲームオーバーだ。また,壁に触れたり足場につまづいたりするとメリダがスピードダウンしてしまい,背後から迫る巨大熊に追いつかれてもゲームオーバーとなってしまう。
本作では,タッチパネルや加速度センサーといった,スマートフォンならではの機能を活かした操作性が採用されているのも特徴となる。画面上で,上にスワイプするとジャンプ,下にスワイプすればスライディング,曲がり角で左右どちらかにスワイプでコーナーリングといった具合だ。さらに,スマートフォンを左右に傾ければ,コース上のライン取りも変化する。
なお,森の中にはコインが落ちているのだが,メリダをうまく操り,コインを一定数以上集めれば,「STORE」で攻略に役立つアイテムを購入できる。コインは,道中に設置されている的を,タップ操作で射抜くことでも入手可能だ。
メリダの走るスピードがかなり速く,障害が次々と現れるため,ハイテンポで「あっち向いてホイ」をやり続けているようなプレイ感覚が味わえる。絶え間ないスリルと緊張感のおかげで,つい「もう1回!」プレイしたくなる,Temple Runゆずりの中毒性は本作でも健在。Disneyファンでなくとも,ハマれる要素は十分だ。
最後に気になった点を挙げておくと,今回はiPhone 4Sでプレイしたが,時折,動作が“重く”感じられた。肝心な場面で表示が遅くなるという場面があったのは少々残念である。
Temple Runが無料だったのに対して,本作は有料ということで,ちょっと損した気分になるかもしれないが,最初から2500コインが付与されているし,日本語にローカライズされているので,これはこれで魅力的かな。
iOS版「Temple Run: メリダとおそろしの森」ダウンロードページ
Android版「Temple Run: メリダとおそろしの森」ダウンロードページ
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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