このゲームの読者の評価
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戦闘は満足。それ以外は… 60 - 投稿者:白詰草(女性/20代)
- 投稿日:2013/09/06
- 良い点
- ・爽快な戦闘
シリーズ通して戦闘システムが気に入っているような方は楽しめると思う。
コモン共鳴術技やスレーヴの設定など前作の歯がゆいところに改良が加えられていた。個人的に嬉しかったことは、3種類の武器を持ち替えて戦う今作の主人公は術技入れ替えの手間が無いこと。自操作の場合は最高16種までしか術技をセットできないためそれ以上の技を使う際に設定し直すという手間がかかるが、今作の主人公は(各武器の術技数は15〜16種と多くはないものの)武器ごとに術技をセットすることができるので、比較的簡単に全術技を使用することができる。コンボの幅が広がった。 - 悪い点
- ・ストーリー
人の死が安直に描かれすぎている気がする。良く言えば“選択”を尊重しているのかもしれないが…。選択肢の中に選びたいと思うようなものがない点も残念。
購入前に高い評価ばかりを目にしていたのだが、私には合わなかった。主人公に感情移入するどころか、ただ“プレイヤー”として傍観してるだけだということを感じさせられるようなもので、感動するどころか、話についていけず置いていかれたように感じられた。所謂トゥルーエンドがあれですか。ただ喋るだけのボーナスシーン入れるくらいなら、親密度全員MAXで真のトゥルーエンドとかあっても良かったのでは(笑)
・借金システム
ストーリーをすすめるには借金を返済しなければならず、そのたびに進行が止まりクエストやギガント討伐をする羽目に。テンポが悪い。また、ムービーが終わって街に帰ってきた途端に鳴り出す返済催促の電話には苛立つこともしばしばある。
・主人公の薄さ
どんな場面でもほとんど喋らないので違和感がある。チャット内でもセリフは選択肢か「……」「ああ」程度。2周目以降ボイスをオンにしても選択肢しか喋らない。
・隠しダンジョンの制限
親密度8以上の仲間かとあるアクセサリを装備した仲間しか入れない。親密度が関係する理由も不明。その上、リンクしていないと敵に1ダメージしか与えられない(仲間も同様)しかもそのことに対する説明がない、もしくは分かりづらい。設定を変えても仲間は勝手にリンクを切る、コンボの関係でマスター側でスレーヴを変えるとそれ以外の仲間のリンクが切れる、等とても勝手が悪い。 - 総評
- 特にストーリーに関する不満はたくさんあるが、それを上回るくらいには戦闘を楽しめた。
課金せずとも使える衣装・アタッチメントがたくさんあり、幾つかは戦闘BGMが変化するのも嬉しい。ほとんどは前作のものだが。秘奥義発動時に前作のカットになる衣装も存在する。完全に個人の趣味だが、ボイスも変化して欲しかったところ。
メインは新主人公たちの物語のはずが…新主人公の心情の描写が(おそらく意図的に)少ないためか、キャラ毎のストーリーをプレイするとToXのファンディスクのような印象もうける。ただ、「新作」としてこれでいいのか疑問に思う。
グラフィックスは、3Dは前作よりもさらになめらかに動くようになっているし、2Dアニメも迫力があるものが多く、絵が安定していて良いと思う。
BGMには特に不満はない。
前作使い回しのマップが多い中、ワールドマップの移動だけでなくダッシュにより移動速度を上げることもでき、蔦や梯子を登る動作も少々速すぎるくらいになっていて操作は快適。
戦闘面のみにおいては熱中度は抜群だが…。
あまりやり込むタイプではないのでやりこみ要素についてはよくわからない。
前作はプラチナトロフィーすら簡単に取れてしまったが、今作ではそのようなことはないと思う。ボリュームとしては悪くないが、やはりストーリーの合間に挟まる借金の返済のせいで無駄に間延びする感がないわけでもない。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 5 1 3 -
前作好きならお勧めなファンディスク 80 - 投稿者:ふわわ(女性/40代)
- 投稿日:2012/12/03
- 良い点
- ・戦闘快適
前作ベースに快適さが増している。どの術技からも共鳴術技が出せるようになった為、連携とコンボが稼ぎやすく爽快になった。
弱点攻撃が痛烈なので、ほぼ全属性を扱える主人公が強い。それを抜かしても、ある能力で戦況を一気にひっくり返すことが可能。
・アッタチメント
前作で買ったダウンロードコンテツも使えるのは嬉しい。
作中でも様々なアッタチメントが手に入り、課金しなくても楽しめる。
・MAP移動
途中からMAP移動が手に入り、移動が楽になる。ダンジョン中も自由に町に戻ることが可能。サブイベントもどこで起こるか表示してありわかりやすい。
前作レビュー時に「世界が狭い」と評したが、今作はエレンピオスとリーゼ・マクシアと二国あるので、そこまで狭く感じなかった。
・あのキャラが仲間に
前作好きとしては、前作主人公とラスボスが仲間になって嬉しい。
・キャラエピソード
上に続き、前作好きに嬉しい各キャラサブイベント。
各キャラごとに、前作その後のストーリーを掘り下げている。また、ナハティガルやアグリア、ジャオ等あのキャラ達とあり得たかもしれないIFの世界を体験できる。
・アニメ
美麗、OP好きです。 - 悪い点
- ・ルドガーの影の薄さと、メインストーリー
とある事情で「ああ」や「うん」等以外ボイスカットな主人公。
ゲームは所々に出る選択が売りで、ルドガー自体に濃いキャラ付けはされていないのだろうが、ジュード達が出しゃばりすぎている感もあり非常に影が薄い。しかしメインストーリーは当然ルドガーメインなので、突然苦しい選択を強いられても、感情移入出来ていないし困るというのが率直な感想。自分は前作キャラ達が活躍してくれて嬉しいが、ルドガーのストーリーと見ると、一体誰が主人公なのかと首を捻りたくなる。メインストーリーが短く、むしろこちらがおまけのように感じる。
・ミラ
分史ミラの扱いに違和感。ムービーでわかっていたとはいえ、あんまりな扱いではないだろうか。好みで言えば自分は正史ミラ派だが、もう少しきちんと扱えなかったのだろうか。あれではエルでなくても怒りたくなる。
・使いまわし
前作MAP使いまわしで、ややテンションダウン。道順がわかる利点があるが、新鮮さは無い。
・借金取立て
「空気を読んで下さい!」と言わんばかりの取立てが、非常に煩わしい。チャプター15のルドガー宅で鉢合わせた時のセリフから見るに、製作側がわざとやらせていると思うが…。煩わしさから一気に高額渡して、装備買えなくなったり散々な事に。
またチュプター毎に借金返済ノルマがあり、返済するまでメインストーリーが進まない。Lv上げさせたかったのかもしれないが、正直細々とクエストでお金貯めるより、ギガントモンスター倒した方が簡便。その為、チャプター進む→ギガントモンスターの場所を確認→倒す→メインチャプター開始の繰り返しだった。
・クエスト
ただでさえ借金返済でお金貯めにくいのに、上記のギガントモンスターの報酬が破格で、他のクエストのお金が少ない。更にモンスターを倒すクエストはともかく、猫派遣でしか手に入らないクエストがネック。結構お目当てのアイテムを持ってきてくれない事が多い。
・猫探し
最初は猫探しも楽しかったが、MAP使いまわしもあり、後半につれモチベーションダウン。通りがけにいたら幸運、どこかにいるだろう程度に。
・好感度
クリア後隠しダンジョンに入るためには、好感度8以上必要となる。その為ルドガーとキャラの好感度を上げなくてはいけないのだが、これは普通にやっていて8まで上がるのだろうが?自分はジュードが好きで常にパーティに入れ、出来る限りルドガーと共鳴させていたが、それでも8に届かなかった。キャラエピソードはエクストラまでクリア済み、選択肢はあざといと思いつつキャラの好感度が上がるものを選択していたつもりだった。結局ポーカーで手に入る好感度を上げるアイテムを使い8以上にしたが、好感度って必要だったのだろうか。クリア後ダンジョンに入る為の足枷としか…。
・前作プレイ推奨
会話等、プレイ済みでないとわからない点が多々あった。 - 総評
- 前作好きなら、是非お勧めします。
序盤は借金返済物語でしたが、中盤以降は急展開で先が気になってやめられないことも。メイン・サブ共に政治や生死が関わり、物語的に暗く重いものが多かったです。上記のミラの扱いについてや、キャラ達の言動に苛苛することもありましたが、クリアまで大変楽しめました。
特に自分はエクシリアのエンディングは消化不良だったので、キャラエピソードに大満足です。ジュードとミラが描いた精霊と共にある世界、ガイアスとローエンが目指すエレンピオスとの共存、アルヴィンとレイアが叶えたい夢、エリーゼが夢見る未来、どれも語るは甘い夢ですが、現実はままならないことの方が多くて、彼らは思うように進めずにいる。しかし決して諦めず、模索する彼らのその姿が見れただけで満足です。特にジュードやレイア、アルヴィンのエピソードを見て、私情ですが社会人なり立ての頃を思い出しました。
最後に、どこかテイルズらしく無い作品だと感じました。最後の選択肢のエンディング分岐、テイルズなら逆だと思いますが…。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 3 4 5 3 -
微妙な感じがする 60 - 投稿者:蒼(男性/40代)
- 投稿日:2012/11/20
- 良い点
- 特に今のところありません
- 悪い点
- 前回のマップなどを引き継いでいるのでかなり開発コストは下げてるじゃないかと思われます。
またゲーム中の会話で少々イラとすることが、かなりありました。ゲーム自体が単調作業になるので前作の感覚でやると苦痛になります。 - 総評
- 単調作業や会話のストレスなどを考えると残念な結果になっています。
前作と同じと思わないでやった方がいいと思いますが前作をやっていないと会話でわからないことなどがあります。
前作がよかっただけに残念な結果です。
総合評価のポイントが60となっていますが、自分としては45点です。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 1 1 1 -
多少難はあれど、ストーリーは最高 85 - 投稿者:くまくま(男性/40代)
- 投稿日:2012/11/18
- 良い点
- ・とにかくお話がいい。すごい引き込まれます、感動したり怒ったり泣けたり
・戦闘。多すぎるシステムに慣れて色んなコンボ出来るようになるとハマる
・全員前作より服装がカッコイイ。ぶっちゃけアバ要らない・・
・キャラがみんな魅力的。個人的にローエンとジュードと兄ちゃんとエル
・大胆な選択肢の数々。そしてその後の展開も大きく変わる
・必殺技とごにょごにょでアクション苦手な人でも何とかなる - 悪い点
- ・あいまいな選択肢が多くて頭を抱える事おおし
・ノーマルだとザコが超弱すぎ(HP低すぎ)。ドロップUPのネタ武器以外必要無い
・ザコの使いまわしの多さ
・お話が全体的に重い、暗い
・頻繁に訪れるあのMAPが暗すぎ!
・慣れるまでバトルの操作が難解
・主人公無口(アンロック可能)
・借金システムの存在が謎。クエストもただの尺稼ぎでしかない
・KYなタイミングで取り立てがくる
・マップが同じ・・らしい。1やった人は多少辛いかも
・大陸ワープは便利だが冒険と考えると違和感あり
・好感度はもっと上がりにくくて良かった。中盤で一人カンストした
・せっかく選択があるものの、好感度の為あざとい答えを選ばざるを得ない場面も多い
・空気を読まないキャラエピソードのタイミング。特に後半
・時々入る劇中アニメが3Dアニメに負けていてチープに感じる
・料理が空気。数回しか使わなかった
・あまり心に残るBGMが無い、ムード音楽が多い
・ごにょごにょ★10個で何も無かったのは絶望 - 総評
- おせっかいですが、これからやる人へ。
■攻略やネタバレを絶対見ないでください
■シリーズ経験者は戦闘ノーマルより上をお勧め
■借金やクエストに囚われないでストーリーを進めてください
(ギガント討伐をメインにやり、足りない分だけクエストをやるべし!)
中盤までは借金とクエストの作業感がとても強く、発売直後は散々な評価でした
しかし話が本筋に入る中盤以降は本当に面白くて先が気になって寝る間も惜しいほどです
自分はファミコン世代なので目が肥えていて、JRPGのストーリーは子供だましと感じる事が多いですが、
エクシリア1の主人公たちの絡みや成長。新主人公のルドガーと兄とエルの関係、みんな魅力的に描かれています。声優さんの演技もとても良かった
欲を言うなら
昔みたいなフィールド型RPGで出してほしかった。
町と通路だけで形成された単調なフィールドと反復クエストは濃厚なストーリーを引き伸ばすだけのお邪魔虫にしか感じられなかった
迷ってここのレビューを見ていらっしゃる方なら、絶対おすすめです!
シリーズ未経験でも大丈夫。バトルだって30時間ほどですぐ慣れます(←下手)
※自分はエクシリア1をやっていません。総集編ムービーが付いているので2からでも問題ないです
※1週目クリア直前の段階で書いています(現在70時間ほど) - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 2 4 5 4 -
システムは完全版だが・・・ 70 - 投稿者:レイラン(女性/40代)
- 投稿日:2012/11/13
- 良い点
- 戦闘が更に快適で楽しくなってるのであまり苦にならない。
各キャラとの共鳴術技や秘奥義が簡単に出せるようになった。
オーブやスキルセット、ネコ派遣、クエスト等飽きさせないシステムも○。
MAPも簡単に飛べるし、ダッシュなども出来る。
前回PLAY済には嬉しいキャラEPも楽しかった。
システム面では良いゲームだと思います。 - 悪い点
- 重厚な出来ではあるがストーリーを短く感じた。且つ、内容が後半重くなっていく割にやっぱりEDが物足りない。
主人公があまり目立たないのに最後らへんで大変な事になっていくのが微妙。
装備の付け替えがキモらしいが私は使いやすい双剣しか結局使わなかった。お陰で大好きなアルビィンとあまりリンクしなかった。
テイルズの醍醐味と言われるストーリーがやっぱり弱く感じた。特に本筋が。
- 総評
- 私はTOX大好きなんですが、前回も今回もEDがイマイチ納得いかない。他の方は結構嫌がるけど女性視点からミラとジュードの関係性は割と気になるポイントなんですが、やっぱり物足りない。
そしてテイルズの主人公はやはり喋ってほしいと思いました。
最近の作品は全体的に理不尽で重いRPGが多いのでこんな世の中だからこそもう少し希望を見せてくれる方が嬉しかったんですが・・・
システムの面ではとてもいいRPGだなとは思いますが、ストーリー面はいまいちスッキリしないし、クリアして後味悪いのは前回と一緒かと。
テイルズは割と人間らしいストーリー性が味だと思っていたのですが、TOXは大作感出す為に今時な雰囲気にしてしまったのでは?それが却って作品をダメにしてる気がする。
葛藤しながら迷いながらも理不尽な事を壊す力とか綺麗事でも守り抜く想いとか、そういうのがテイルズらしさなんだと思うんですけどね・・・
変化は大事ですが「らしさ」を失わないで欲しかった。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 5 1 2 -
エクシリアプレイ済みの人には懐かしい感じ。エクシリア未プレイの人には展開はやすぎ 50 - 投稿者:にやけ(男性/30代)
- 投稿日:2012/11/09
- 良い点
- プレイ時間20時間程度です。
1.ルドガーいいね。
2.エルかわいいね。
3.あのキャラも使える - 悪い点
- あげたらきりがないですが・・・
前回とほぼ同じ町・フィールド・敵・技
新要素も多少ありますが程度。
過度な期待は禁物のようです。
20時間程度しかしていないので・・・
今後の展開にわずかながら期待しつつプレイしたいと思います。 - 総評
- 期待しすぎていた点で50点にしております。
- プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 4 3 3 -
相変わらず『エクシリア』だった 60 - 投稿者:kasibel(男性/30代)
- 投稿日:2012/11/09
- 良い点
- ・ストーリー
前作のストーリーは言うまでもなくひどい出来で有名だが、今作はなかなか面白みのあるストーリーだった。
わざとらしいお涙頂戴のイベントが少なくなかったのはやや評価を下げざるを得ないが、全体を通して先を知りたいと思わせるつくりになっている。
ただエンディングはいまいちだった。エンディング周辺はご都合主義な感じも否めない
・戦闘
前作はベータ版としてもひどいレベルで術技が少なかったが、今作はどのキャラにも十分な術技がそろっている。
共鳴も汎用技が増えたおかげでどのキャラとリンクしてもある程度は続くようになった。けれどもやはりキャラに差がある - 悪い点
- ・とにもかくにも借金システム
これ、いったい何の意味があったのだろうか。プレイヤーにストレスを与えるためのシステムだとしか考えられない。ルドガーを有無を言わせず巻き込むための措置のつもりだろうが、ほかにいくらでもやりようがあったはず。一定以上ガルドがたまるとマップ移動のたびに返済を迫られストレスが加速する。返したところでストーリー上返さねばならない金額は減らず、意味がない。
おまけにストーリー上返済しなくてもよくなってからもぽっと出のモブに実質踏み倒しだといわれる始末。2000万ガルドはやりすぎ。最後までストレスフルなシステム
返済していくとアイテムが手に入ったりするのだがこんなやつらに返す気にはなれない。
・ジュードとミラ(以下ネタバレ多)
前作ではシリーズ史上最低の主人公たち、と自分は評価していた。身勝手で他者を思わず反省もしない。その割りになぜかすごい、と評されるストーリーには辟易していた。
今作ではまずジュードと出会う。多少落ち着きを得ていてミラに魅されて放蕩していたころよりは改善されたように見えた。
ついで仲間になるミラだが、正史世界のミラではない。性格はよりキツイが、人間味もありエルのような子供の面倒も見るミラでこちらは好感触だった。
しかし中盤、このミラは消滅(以後ほとんど話にも上らない)、正史世界のミラが復活するがこの二人がそろったところで前作同様ジュードのダメさが目立ち始める。
特にこの二人のエピソードは、なぜルドガーとほか一人がこのバカップルの世話をしてやらねばならないのか、と疲れてしまうほど。ジュードはミラミラ言い出し、ほかの面子も分史世界のミラのことをまったく気にかけなくなる。
総じて相変わらずの二人だった。
・戦闘
相変わらず敵は「!」でこちらのコンボを妨害してくる。ボスはすべてこのパターンなのでコンボを重ねる面白さが一切ない。ヴェスペリアが好きな自分にとってはこの戦闘システムは好きにはなれない。
・グレード
グレイセスから続く戦闘の評価ではなく、プレイ全体の評価システム。だが相変わらずためにくい。敵が弱いせいでスキルをつけなければ連携は続かない。ほかも総じて面倒なものばかりで5000ほどグレードはあるが、引き継ぎたい要素にはぜんぜん足りず二週目はやっていない。
・ルドガー
やはりしゃべらないキャラはすさまじい違和感を覚える。二週目は選択肢をルドガーがしゃべるそうだが、それよりも「うん」「ええ」「ああ」といった汎用ボイスのほうが不自然で気持ちが悪かった。
・チャプターわけ
チャプター間に自由行動がとれるのだが、この際はキャラクターエピソードとの兼ね合いで街中ではルドガーが先頭になってしまう。好きなキャラで街中も歩けるのがSOシリーズと違い、テイルズシリーズの特徴のひとつだったが、それが失われている。
さらにメインシナリオではパーティキャラが固定される場合がほとんどで、好きなキャラを使えない時間が非常に長い。ガイアスやミュゼはパーティキャラになるが、メインで使えるのは後半のチャプターばかり。 - 総評
- 良い点と悪い点にほとんど詰め込んでしまったのでこちらは簡潔に。
総評とするなら、やはりエクシリアはエクシリアだった、という感想だ。前作の欠点をいくつかカバーしてはいるものの、全体を通してはやはりエクシリアなため不満点がいくつも残る。
戦闘、パーティ、グレード、借金。絶妙にプレイヤーをいらだたせる「かゆいところに手が届かない」出来だった。
やはりボリュームも少なく、ミニゲームやサブイベントの類もほとんどない。今作は続編なので目を瞑るが、今後のシリーズもこのような淡白なものになるならシリーズを買い続けることはなくなるかもしれない。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 3 2 4 2 -
声がないのがやはり残念だが・・・ 80 - 投稿者:らくりま(男性/30代)
- 投稿日:2012/11/08
- 良い点
- ・キャラクターが魅力的・・・前作から登場しているキャラクターも勿論だが、新規で登場したキャラクターもそれ以上に魅力的だった。ヒロインが戦闘参加なしの8歳の少女と聞いたときは大丈夫か疑問だったが、やってみれば『保護者』という立場が中々にグッときた。これが分かりやすく媚びてくる子供キャラだったら、ただのストレス発生源だったろうが、意地を張りながらもストレートに感情を表現してくる『子供らしさ』は保護欲をくすぐるものがあった。
・戦闘システム・・・シリーズの代名詞ともいえるリニアモーションバトルシステムは相変わらず好調。武器変更や変身などの今作独自の試みも概ね爽快だった。武器が変更できる分、それぞれの術技は若干数が少なく感じたが、武器による特性で用途の棲み分けができていると考えれば、むしろ多すぎる術技は邪魔とも言える。
・ムービー・・・きれいで丁寧。作画崩壊で本編と同一のキャラクターとは思えないとか、動作がもっさりといった事もない安心のクオリティだった。 - 悪い点
- ・主人公がしゃべらない・・・今作最大の争点だと思われる。レディアントマイソロジーなどのしゃべらない主人公に慣れていれば気にならないのかもしれないが、イベントなどで「あっ」とか、「ぐぅっ!」とか、「うおおおおおお!」とか、短く発する音・叫び声はチョクチョク入れてくるくせに、「そこはうめき声すらあげないのか!」と、本来なら声の一つも漏れる場面でソレがないのが物凄い消化不良につながった。
・移動中のメンバーチェンジ・・・前作では戦闘中に控えのパーティメンバーと戦闘メンバーを入れ替えることができたのだが、今回ではエンカウント可能な地域でのメンバーの総数が『街を出たときの4人』に固定されているため不可能になっている。戦闘中のチェンジは別にいいが、フィールドでもメンバーをチェンジできないのは少し不便。
・イベント中のキャラクターに対する違和感・・・今作に限ったことではないが、イベント中のキャラクターの動作がらしくないと感じるときがある。『吹っ飛ぶほどの勢いで蹴られたはずなのに動作も音も軽すぎる』『走っているはずなのに疾走感がない』など。 - 総評
- 前回の続編という事もあり、前作から成長したキャラクターたちと再び触れ合えるのは嬉しいの一言。大きな問題を提起したまま終わった前回の流れを汲み、複雑な世界情勢とそれに対する個々人の志や葛藤が垣間見えたのは人生劇として面白い。
また今作から登場したキャラクターについても、これまでのシリーズには無い『保護者』という立ち位置が斬新だった。一緒に戦うことはできないし、特にこれと言って役に立つわけでもないのに、守らなきゃと思わせる子供ならではの存在感はツボだった。
惜しむらくは主人公の影の薄さ。やはり声がないのは非常に残念だった。非常に残念だった(大切なことなので二回言いました)。ロングチャットやイベントなどでヒロインともっと会話してほしかった。
総じて、前作をプレイしている人なら間違いなくオススメ。プレイしてない人も「保護欲をくすぐるヒロイン」の魔力で何だかんだ言いつつオススメ。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 4 5 -
TOX2というよりTOX完全版 50 - 投稿者:バンシー(男性/30代)
- 投稿日:2012/11/08
- 良い点
- ・前作TOXの続編と言う事でワクワク感があった。
・難易度(選択可)は全体的にライトユーザー向け。
・音楽は良かったです。(特にラスボス戦) - 悪い点
- ・前作のキャラクターがでしゃばり過ぎ。(ガンダムSEEDディスティニーを連想した)
シナリオを進めていて真新しさが全く感じられない。
・続編と言う事で敵もMAP使い回しが多い
・恐らく前作をやってない方は置いてけぼり感を感じると思う。 - 総評
- 良くも悪くも前作からのキャラクターが前面に出過ぎで、
パーティーキャラクターも見慣れたキャラばかり。
TOX2と言うよりTOX完全版で良いんじゃないかと思うくらいの内容。
シナリオの方も人を選ぶ内容となっており、
これから買う方は他の方のレビューを参考にされると良いと思います。
個人的にはあまり好きではない展開でした。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 2 4 -
EXの続編であり、ファンディスクに近い作品 85 - 投稿者:つるてい(男性/30代)
- 投稿日:2012/11/08
- 良い点
- ・前作ではテンポの悪かった技や秘奥義が改善されている
・主人公の能力でゲージを貯めて、使用する事で一定時間無双できる
→ゲージは時間と共に溜まるが、フリーラン中は溜まらない様になっている
・仲間のキャラクターそれぞれにエピソードがあり、彼らについてより知ることができる
→ファンディスクの要素も一緒に取り入れた感じで、前作をプレイした人にとっては嬉しいですね
・前作同様、マップから行きたいところを選択して移動することが可能
・フィールドでダッシュができるようになり、移動が快適になった
・ストーリー
→ネタバレになるので書きませんが、最近のテイルズの中ではかなり良かったです
・前作のDLCをそのまま使える(一部例外あり)
・前作のキャラクターにまた逢える
→そこはIfの世界…今とは違う、ありえた世界がそこにある。 - 悪い点
- ・借金返済が面倒
→メインチャプター→借金返済→メインチャプーター→借金返済→(ryの繰り返し。
借金返済がテンポを悪くし、プレイヤーのやる気を削いでしまう
・街やフィールド、ダンジョンは基本的に前作からの使いまわし
→前作をプレイした人にとって、同じところばかりを行き往きするので飽き飽きしてしまう
・戦闘が必要なさそうなも「任務」が入ってきて、何かと戦いばかりになる - 総評
- ゲーム中盤から物語が急展開し、今までのテイルズに無いストーリーが展開されます。
また、前作をやっていると「良い意味で卑怯」な演出があり、感動や涙を誘われます。
しかし、そこまでが長く、途中で飽きてしまうか可能性があるのも事実。
時間が無い方、サクサクプレイしたい方、ストーリーを優先したい方は是非難易度をイージーにしてプレイしてみてください。
そして、冒険は長いですが焦らずに、マイペースで遊んでください。
最後の最後で貴方に大きな決断が迫られます。
悩みぬいた果てに待っているEDに辿り着けるか否かでこの作品の評価は変わってくると思います。
また、最後の戦いの時のBGMはプレイヤーの胸を熱くすると同時に、涙を誘うでしょう
どんなに時間がかかってもいいので、是非最後までプレイしてみてください。
また、EDは複数あります。頑張ってください! - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 4
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