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[TGS 2012]「真・三國無双6 Empires」ステージイベントレポート。エディットモードを遊べる体験版が10月中旬に登場だ
「真・三國無双6 Empires」プロデューサー 鈴木亮浩氏 |
ステージに登場した鈴木氏は,無双シリーズの「一騎当千」アクションに,国取りのシミュレーション要素を加えた「Empires」シリーズの特徴や,キャラクターの「地位」や「名声」によってストーリーが変化するという本作ならではの要素を紹介した。
本作では,在野武将からさまざまな「地位」を経て,最終的に君主となることのほか,臣下として武将に勤め上げることもできる。「名声」はキャラクターの性格を表すもので,三国志の物語とは異なる「悪逆の劉備」や「知略の鮑三娘」になるといったことが可能なのだという。
続いて鈴木氏は「絶招秘計」を紹介した。これは各武将が習得する秘技のことで,自身をパワーアップさせたり,戦場の地形を変えたりして,戦況を一変させる威力を持っている。
絶招秘計は連続して使うこともでき,強風を吹かせてから火計を使うと威力が増すと,鈴木氏は組み合わせの一例を説明した。
タイトルの概要説明が終わったところで,イベントは鈴木氏自身がプレイするデモンストレーションへ。
デモはキャラクターエディット機能の紹介から始まったのだが,これは鈴木氏お気に入りの機能のようで,かなりの時間をかけて行われた。
最近のゲームタイトルで流行中のキャラクターエディット機能だが,本作もほかのタイトルに負けず劣らず充実している。髪型は60種類から選べ,顔の輪郭は3つのベースから選択したうえ,顔やあごの幅,えらの位置などを調整できる。かなりこだわって自分のキャラクターを作れるようだ。
鈴木氏は髪を青色にしてみたり,眉毛をなくしてみたり,左右の目を違う色にしてみたりと,顔をカスタマイズした後,胸を小さくしたり,胴長短足にしたりして体型を変え,かなりユニークな女性キャラを作りあげたかに見えた。
が,ここで鈴木氏は,本作の初回特典である「織田のぶニャが」のなりきりエディットパーツをキャラクターに着せて「これで出陣します」と宣言。このアイテムは着ぐるみのようなものなので,これまで行ったキャラクターエディットはほとんど反映されないことに……。まぁ,のぶニャが,かわいいからいいか。
思わぬゲストの登場で中断されたデモは,政略画面から再開。この画面は戦闘前に表示され,内政や軍事,人事などの指示を行うところだ。
デモンストレーションでは,さまざまな分野において影響力を持つ人物にお金を出し,名声を上げるという「支援」が紹介された。
そしていよいよ,のぶニャがの出陣となった。丸々とした体つきに似合わぬ動きで敵を蹴散らし,拠点を制圧していく。このあたりは無双シリーズの「一騎当千」アクションそのままといった感じだ。
怒濤の勢いで進軍するのぶニャが。新たな軍勢が現れたところで,のぶニャがの目が光るカットインが入り「絶招秘計か?」と思わせたところで,なぜか画面が止まったままに。なんとゲームがフリーズしてしまったようで,鈴木氏は苦笑いしていた。
残念ながらこのアクシデントにより,デモは終了。鈴木氏は「拠点の落とし方にも戦略性があるということろを見せたかったんですが……」と残念そうに語った。
戦場は自軍の影響力が強い青色のゾーンと,敵の影響力が強い赤色のゾーンに分かれており,できるだけ青色のゾーンで戦いながら進軍するのがいいのだそうだ。
続いてイベントはコラボ企画の紹介に。まずは「みんなといっしょ」とのコラボで,トロとクロをモチーフにしたダウンロードコンテンツが無料で提供されることが紹介された。詳細はまだ決まっていないとのことなので,続報に期待しよう。
続いて,漫画「鋼の錬金術師」の作者として知られ,「三国志魂」という作品も出している荒川 弘氏デザインのエディットパーツが発表された。こちらも無料で配信されるとのこと。
最後は,真・三國無双シリーズのソーシャルゲームである「真・三國無双 SLASH」とのコラボ。真・三國無双SLASHで使えるスペシャルアイテムが手に入るとのことだ。こちらも詳細は明らかにされなかったので,今後の情報に注目したい。
鈴木氏はこの体験版を「発売日が2度延びて11月8日になってしまったことへのお詫び」と説明し,キャラクターをじっくり作りながら発売を待ってほしいと呼びかけて,イベントを締めくくった。
「真・三國無双6 Empires」公式サイト
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