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絵本のような幻想世界を冒険。スマートフォン向けアドベンチャー「Machinarium」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第453回
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印刷2014/01/25 10:00

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絵本のような幻想世界を冒険。スマートフォン向けアドベンチャー「Machinarium」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第453回

画像集#012のサムネイル/絵本のような幻想世界を冒険。スマートフォン向けアドベンチャー「Machinarium」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第453回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するアドベンチャーゲーム「Machinarium」iOS / Android)は,2009年に発表されたFlashゲームの移植版で,独特な雰囲気と手ごわい謎解きが特徴となっている。
 オリジナル版は4Gamerの連載「インディーズゲームの小部屋」で紹介されているので,そちらも合わせて読んでほしい。

価格はiOS版が500円,Android版が399円。公式サイトでプレイできるPC向けのデモ版を試してから購入するのもいいだろう
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iOS版「Machinarium」ダウンロードページ

Android版「Machinarium」ダウンロードページ


 プレイヤーは少々古ぼけた感じがあるロボットとなり,さまざまなギミックを解きながら機械の街を探索することとなる。
 画面のタップで,その場所へ移動したり,オブジェクトを調べたりといったことが可能で,主人公を上下にドラッグすれば,体が伸びたり縮んだりする。主人公の身体が伸びた状態,または縮んだ状態でしか反応しないギミックもあるので,いろいろと試してみるといいだろう。

主人公の目的や正体,ゲームの舞台がどういった世界なのかといったことは,とくに説明されないので,あれこれ妄想してみるのも楽しいかもしれない
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怪しい場所はとにかくタップ。オブジェクトが背景に溶け込んでしまっているような場所もあるため,しっかり観察しよう
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体を伸ばして高い場所にあるものを取ったり,体を縮めて隙間に手を差し込んだりと,ギミックも多彩
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 全編英語のみの作品だが,最初のチュートリアルを除いて,解説や登場人物のセリフは一切ない。次に何をすればいいかのヒントが,コミカルなイラストを使った吹き出しで表示されるので,英語ができない人でもほとんど問題ないだろう。

どうも主人公をいじめる悪いロボットたちが存在しているようだ。彼らはゲーム中のさまざまなシーンで,主人公や登場人物たちに悪さを働く
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 オブジェクトを調べるとアイテムを入手できる場合がある。手持ちのアイテムは右上の★マークをタップして確認でき,そこからドラッグして使用する。使用可能なときはドラッグ中のアイテムがハイライトされるので,謎解きの目安にもなるはず。また,アイテム同士を組み合わせて新たなアイテムを作成する要素もある。

アイテムはオブジェクトに使うだけでなく,誰かに渡すことも可能。困っている人を見つけたら,積極的に問題を解決してあげよう
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画像集#008のサムネイル/絵本のような幻想世界を冒険。スマートフォン向けアドベンチャー「Machinarium」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第453回

 説明を極力省いたゲームデザインの影響もあって,謎解きの難度はなかなか高い。とはいえ何かしらの手がかりは存在しているので,あきらめずにステージをくまなくチェックしてみよう。
 どうしても分からないというときは,右上にある電球マークをタップすると表示されるヒントを見るのもアリ。また,その隣にある「ジャーナル」は,ミニゲームのクリアで,一定区間の正解を直接見ることができるというものなので,最後の手段として覚えておこう。

そのものズバリの正解が書かれたジャーナルを閲覧するためのミニゲームは,何ともレトロなシューティングゲーム
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 元々がFlashゲームで,マウスを使ったプレイが想定されていたためか,ややタップの誤認識が多いのが気になった。
 だが,全体的な雰囲気はまさに蒸気と機械の織り成すスチームパンクといった色合いで,この手の世界観が好きな方にはたまらないだろう。ボリュームもかなりのものなので,がっつり謎解きにチャレンジしたいという人にもぜひオススメしたい作品だ。

画像集#010のサムネイル/絵本のような幻想世界を冒険。スマートフォン向けアドベンチャー「Machinarium」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第453回

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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