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[E3 2013]発売が目前に迫る「Company of Heroes 2」のシングルキャンペーンがプレイアブルで公開
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印刷2013/06/15 13:44

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[E3 2013]発売が目前に迫る「Company of Heroes 2」のシングルキャンペーンがプレイアブルで公開

 ここのところめっきり,リリースされる作品数が減ってしまった第2次世界大戦系RTSだが,ストラテジーゲーマーの鬱憤を晴らすべく(?)Relic Entertainmentが開発中なのが,東部戦線におけるソビエト軍とドイツ軍の戦いを描いた「Company of Heroes 2」だ。
 欧米での発売日は2013年6月25日となっており,マルチプレイヤーモードのオープンβテストも行われている本作だが,新たなパブリッシャとして名乗りを上げたSEGA of Americaのブースでは,シングルプレイヤーキャンペーンがプレイアブルで展示されていたので,さっそく挑戦してみた。

画像集#002のサムネイル/[E3 2013]発売が目前に迫る「Company of Heroes 2」のシングルキャンペーンがプレイアブルで公開

 今回用意されていたのは,「The Landbridge to Leningrad」(レニングラードへの陸橋)と題されたミッションだ。
 ドイツ軍の意表をついてレニングラードを奪還するために,ソビエト軍が吹雪の中を行軍した1943年1月の作戦を描いている。ゲームは,ロシア軍がいてつく川の上を行軍しているシーンから始まるが,すぐさまドイツ軍の迫撃砲によってタンクが沈められ,歩兵だけで渡河を余儀なくされるという状態になる。
 じっとしていては迫撃砲に狙われるため,全軍を前進させるしかなさそうだ。しかし対岸にはバンカーが設けられており,ロシア兵士達は捨身の覚悟で進んでいかなければならないのだ。

画像集#003のサムネイル/[E3 2013]発売が目前に迫る「Company of Heroes 2」のシングルキャンペーンがプレイアブルで公開

 ゲームプレイ自体は,評価の高かった2006年の前作を思い起こさせるもので,遊んでいると当時熱中した思い出が蘇ってきた。とはいえ本作には,天候の変化で川が氷結するといったシミュレーションや,タンクが氷を割って沈んでしまうといった新要素もあるし,1人1人の兵士ユニットには視界(Line of Sight)がより明確に設定されているので,大ざっぱにグループ行動させるだけでは効率的に戦えない。Relic Entertainmentの新型ゲームエンジン「Essence 3.0 Engine」が描き出す,美しくも過酷な冬将軍も見応えバッチリである。

画像集#004のサムネイル/[E3 2013]発売が目前に迫る「Company of Heroes 2」のシングルキャンペーンがプレイアブルで公開

 Company of Heroes 2のストーリーは,第2次世界大戦が終わってしばらく経った1952年に,何らかの理由で政治犯収容所に送られている元兵士,Lev Abramovich Isakovichのフラッシュバックとして語られていくという趣向になっている。
 ソビエト軍は歴史上の勝者ではあるものの,この作戦のように兵士の命を軽視した突撃戦も少なくなく,決して勝利に酔いしれるほどの過去ではないことを考えさせるという,シリアスな切り口になっている。

 デモの解説をしてくれた担当者によると,すでにマスターアップも終えているという本作。多くのストラテジーファンの期待を背負い,いよいよ7年ぶりに「Company of Heroes」の新作がリリースされるのだ。


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