連載
季節を操り,街の謎を解き明かせ。スマートフォン向けAVG「The Lost City」を取り上げる「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第33回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
今回の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」は,廃墟となった街をくまなく探索し,さまざまな謎を解いていくアドベンチャーゲーム「The Lost City」(iOS / Android)を紹介する。タップ操作だけでサクサクと進めることができ,集中してプレイすれば2〜3時間でクリアできる作品だ。iOS版が85円,Android版が99円(いずれも価格は税込)となっている。
iOS版「The Lost City」ダウンロードページ
Android版「The Lost City」ダウンロードページ
おばあちゃんは,ハート型の彫刻を持ち帰ってしまったために,自然の調和が壊れつつあるのではないかと考えていたからだ。
ゲームの進め方はとてもシンプル。画面内に表示された背景から気になる場所をタップして調べていき,扉や道がある場合にはそのあたりをタップすればシーンが進む仕組みとなっている。シーンを行き来しながらアイテムを入手していき,謎を解いていくのだ。
アイテムとして入手できる物は,背景に溶け込まないように描かれているので,取りこぼす心配はほぼない。アイテムを使って謎を解き,新たなアイテムを入手し,また別の場所へ移動して仕掛けを解く……といった,アドベンチャーゲームならではの面白さがたっぷりと味わえる。
街全体の地図も用意されているので,どこに何があったか忘れてしまったときでも安心だ。
季節を変更するとそれに合わせて,春ならば水が湧いて緑が豊かになったり,夏ならば強い日が差したりと,街の風景も変わってくる。もちろんそれだけではなく,季節を変更することで謎が解けることもある。
謎解きに詰まったときは,アイテムの日記から「ヒントガイド」で攻略手順を確認できるので,まず問題なくゲームをクリアできるだろう。実際,ヒントガイドには正解そのものが記載されていることもあるので,最後の手段として残しておくことをオススメする。とはいえ,そもそも謎解きの難度はやや低めなので,とくにヒントガイドを見なくても,最後までプレイできてしまうかもしれないが。
謎解き要素だけでなく,グラフィックスやBGMの完成度も高いので,アドベンチャーが好きな方もそうでない方も,ぜひ1度プレイしてほしい。
iOS版「The Lost City」ダウンロードページ
Android版「The Lost City」ダウンロードページ
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C)Joe Kauffman
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