連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第146回「脂肪をサクリファイスする運動嫌いのアンダーハート」
具体的には菓子類をすべて我慢しているのはもちろんのこと,炭水化物を控えて豆腐と鳥のササミばかり食ってるんですが,なんせ自発的に痩せようなんて考えたのは生まれて始めてなので,本当にこれで効果があるのか探り探りの状態ですわ。
おっと,「運動しろ」なんて言いっこなしですよ? 俺がこの世で最も嫌いなのは「二人一組になれ」って言う体育教師で,その次がスポーツですからね? まぁ,俺の連載の読者は,運動するような暇があるならゲームする人ばかりでしょうから,分かってくれると思いますけど。
あーあ,なんの努力もせずに痩せたいデブぅ。誰か,コントローラ握ってるだけでカロリーが消費されるゲームを作るデブよー。
本作は,プレイヤーが魔法使いとなって魔物を狩るアクションゲームで,最大4人での“共闘”プレイが可能。倒した魔物や瀕死の仲間を“救済”するか“生贄”に捧げるか選択できるという,かなり特異なシステムが特徴です。
番組ではゲストとして,本作のプロデューサーを務める本村健太郎氏と,プロモーションを担当する北尾泰大氏をお招きし,4人でマルチプレイを楽しみました。
前述した特殊なシステムからも分かるように,かなりダークな世界観が魅力の本作。マルチプレイ時に仲間を救済せず生贄に捧げることで,死と引き換えに超強力な魔法を発動できることから,“協力”ではなく“共闘”なのがミソなんですよね。
ある意味,ゲームにおけるマルチプレイの“タブー”に踏み込んでいる作品で,一緒に遊んでいる友達の人間性が浮き彫りになりますよ,これは。
とりあえず,今回のプレイでしこりん(岡本信彦さん)は,カワイイ顔して腹の中は腐れ外道だということが判明したので,ぜひ動画をご覧ください。
アニゲラの最新回でもゲストとしてお招きしましたが,俺の先輩で元ゲームライターの作家・根岸和哉先生が,初のオリジナル作品である「英知学園のアンダーハート」を発売しました。
本作は,いわゆる学園モノのラブコメなんですが,超科学を駆使して女子のエロエロな写真を撮ることに命を懸ける“アンダーハート”という組織や,おパンツ・肌の露出に「KEEP OUT」の文字が入った謎の光を発生させる“モラリスト”という異能力者などが登場する,良い意味でバカバカしい空気が魅力的な作品となっています。しかもイラストを担当しているのは,めちゃシコな絵を描くことで有名な,あの「Hisasi」さん。とてもエロエロしい挿絵の数々に,心と体の一部でドキドキとビキビキが止まりません。
ストーリーは基本的にコメディタッチなのかと思いきや,意外とバトル展開も多く,アクション描写がガチンコだったりと見どころはかなり多いです。根岸先生は元々格ゲーマーとしても名を馳せていたので,そのへんの特色が強く出ているのではないでしょうか。ゲームライター時代から良い仕事をすることで有名な方でしたし,「月英学園」でシナリオライターも担当しているくらいですから,キャラの掛け合いも非常に上手く描写されています。ラノベ好きの方々には自信をもってオススメできる一冊ですよ。
現時点で2巻の発売も決定しているようですが,ぜひとも3巻,4巻と続刊して,ゆくゆくはアニメ化してほしいところ。もしそうなったらアンダーハートのモブ役にでも使ってくださいね,根岸先生!
- 関連タイトル:
SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)
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(C)2013 Sony Computer Entertainment Inc.
- SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス) PlayStation Vita the Best
- ビデオゲーム
- 発売日:2013/10/10
- 価格:¥1,780円(Amazon) / 1922円(Yahoo)