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【PR】歴史的名作FPSの面白さは,時を経て姿を変えてもいまだ健在。「カウンターストライクオンライン2」のオープンβテストに乗り込め!
ネクソンは本日(2017年7月12日),PC用オンラインFPS「カウンターストライクオンライン2」のオープンβテストを開始する。
同作については4Gamerでは先立って発表会の模樣をお伝えしているが,カウンターストライクシリーズのプレイヤーやオンラインFPSプレイヤーなら,その実態が気になるところだろう。前作「カウンターストライクオンライン」を楽しんでいたゲーマーにとっても期待の新作なだけに,オープンβテストを指折り数えながら待っていたという人も多いはずだ。
本稿では,カウンターストライクとはどのようなゲームなのか,本作ではどういったモードが楽しめるのかなどを紹介していきたい。
「カウンターストライクオンライン2」公式サイト
そもそも「カウンターストライク」ってどんなゲーム?
シリーズファンにとっては釈迦に説法となってしまうが,本作から遊んでみたいという人に向けて,改めて「カウンターストライク」とはどんなゲームなのかを紹介しておこう。
もともとのカウンターストライクは,Valveの人気FPS「HALF-LIFE」用のMODとして1999年にリリースされた。その後,またたく間に世界中のゲーマーを魅了し,スタンドアロン版の発売やリメイクなども行われ,2012年には「Counter-Strike: Global Offensive」が発売されている。
カウンターストライクで最もポピュラーに楽しまれているのが,クラシックルールと呼ばれる「爆弾設置」モードで,プレイヤーは攻撃側として目標の爆破か敵の殲滅を目的とするテロリスト,あるいはその阻止を目的とするカウンターテロリスト側へと分かれて遊ぶことになる。
各プレイヤーはゲーム中の行動に応じてラウンドごとに報酬を獲得でき,この報酬をもとに強力な銃火器やグレネードといった装備類を購入し,次のラウンドに臨むことになる。このマネーシステムや戦略性の高いマップなどが口コミで世界中に広まり,オンラインFPSの王者へと君臨することとなったのだ。
こうしたカウンターストライクの派生タイトルとして,開発元であるValveとネクソンが提携し,基本プレイ無料のオンラインFPSとして展開したのが,日本でも2009年にサービスが始まったカウンターストライクオンラインだ。そのリリースから8年の月日を経て,後継作となるカウンターストライクオンライン2のオープンβテストが,いよいよ始まるわけである。
「カウンターストライクオンライン2」で遊べるモード
前作カウンターストライクオンラインでは,基本となるクラシックモードのほかにいくつかのモードが存在した。本作でどのようなモードが用意されているのかは気になるところだろう。
オープンβテストの時点で遊べるメインのモードは,カウンターストライクの中心軸とも言える「クラシックミッション」,さまざまなFPSでおなじみの「チームデスマッチ」,前作で人気を博した「ゾンビ」,そして新モードの「かくれんぼ」などだ。順に紹介していこう。
■クラシックミッション
爆破や人質救出といった「カウンターストライク」従来のルールを踏襲したモードだ。最もプレイヤーの腕前が試されるモードと言えるだろう。
・爆破
攻撃側となるテロリストは,マップ上にある2か所の爆破地点のどちらかにC4爆弾を仕掛けて爆破するか,敵であるカウンターテロリストを殲滅すれば勝利。対する防衛側のカウンターテロリストは,テロリストを殲滅するか,仕掛けられたC4爆弾を解除すれば勝利となる。
・人質救出
攻撃側のカウンターテロリストは,テロリストに捕らえられた人質を指定の場所まで誘導し助け出すか,テロリストの殲滅に成功すれば勝利。対するテロリストは,人質の救出を阻止しつつカウンターテロリストを殲滅できれば勝利となる。
クラシックミッションの中でも人気があるのが爆破だ。このモードのとくに面白いポイントが爆弾を巡る攻防で,攻撃側のうち一人が持ち運ぶことになるC4爆弾は,目的を達成するための重要なアイテムとなる。だが,キャリアーが倒されてしまうとC4爆弾は地面に落ちてしまい,ほかのテロリストが確保し直さなければならなくなる。当然,倒したカウンターテロリストはC4爆弾が落ちているのを目視で確認していることが多く,すぐに防衛網が敷かれてしまい,なかなか打破することが難しい。
また爆弾を設置されてからの攻防はカウンターストライクの華とも言える戦いで,爆破までの少ない時間に追われるカウンターテロリストが,C4爆弾までたどり着き起爆を阻止できるかの熱い戦いが展開される。
また,このモードには前述したとおりお金の概念があり,敵を倒したりラウンドで勝利したりすると,より多くの資金を獲得できる。つまり,連敗すれば購入した武器をロストするだけでなく,相手側との火力差も生まれてきてしまう。そこで重要になるのがマネーコントロールだ。
連敗していると,武器をロストするし,獲得できる資金も少ないので,新たに武器を購入するだけの資金が足りなくなってしまう。そこで,あえて装備類を購入せずにお金を貯める「セーブラウンド」を経て資金を溜め,お金が溜まり次第武器を購入して勝負を仕掛ける……といった感じで資金管理をする戦い方が肝となる。
■チームデスマッチ
2チームに分かれ,決められた目標数の敵を排除すると勝利となる。古くからさまざまなFPSにおける対戦で楽しまれてきた,シンプルなルールだ。クラシックミッションとは異なり,リスポーンが可能。マップによってはリスポーン後に即接敵することもあるため,出会い頭の対応やエイミングスキルが問われる。また,次々と出現する敵にどう対処するかの立ち回りも試されるため,シンプルゆえに難しいのだが,連続で敵を倒すチャンスに恵まれ,その機を逃さず活躍できた際の気持ちよさは格別だ。
■ゾンビ
ラウンドが開始されるとプレイヤーの中からランダムでゾンビが選出され,人間はラウンドが終了するまで生き延びれば勝利。ゾンビはすべての人間に攻撃を当てて感染させれば勝利となる。前作では,ゾンビモード専門のプレイヤーが現れるほどの人気モードとなっていた。
このモードの醍醐味は,本来カウンターストライクには存在しないはずの“追われる”感覚にあると言ってもいいだろう。前述した通りゾンビはプレイヤーの中からランダムで選出されるのだが,ラウンドが開始されるまでプレイヤーは身を寄せ合って迎撃態勢を整えようとすることが多い。そんな状況で,横にいた味方が突然ゾンビへと変貌したときの絶望感たるや……。
それだけではない。自分だけが生き残ってしまった場合,周囲を動き回るのは人を辞めてしまったゾンビのみとなる。そんな状況下でヒタヒタというかペタペタと不気味な足音を鳴らしながら少しずつゾンビが距離を詰めてくる恐怖感はまさにゾンビ映画である。
マップ上に隠れられるような場所はあまり多くはないが,だからこそ無事に生き残れたときの嬉しさはたまらない。
■かくれんぼ
本作からの新モードとなるのが,このかくれんぼだ。鬼とオブジェクトにチームが分けられ,鬼はラウンドが終了するまえにプレイヤーが擬装しているオブジェクトを見つけて倒せば勝利。オブジェクトチームは擬装がバレずに生き延びれば勝利となる。
……と書くだけでは,なんだか地味に思えるかもしれないが,このモードの面白さは特筆に値する。とくに楽しいのが,オブジェクト側になったときだ。オブジェクト側のプレイヤーはラウンド開始前にスロットマシンを使って,擬装するオブジェクトの抽選が行われる。その後,制限時間内に隠れる場所を決めて,鬼の捜索タイムが始まる。ずっと同じ場所に隠れていれば良いというわけではなく,一定時間が経過すると再度抽選が行われ,新たなオブジェクトへと擬装しなければならなくなるので,途中で隠れる場所を変更することが必要となるのだ。
擬装できるオブジェクトにはニワトリや電話機といった小さいものから,信号機や装甲車といったものまでバラエティ豊かなものが揃っている。しかし,前述したようにラウンド中に再抽選が行われるため,序盤こそ屋内でニワトリや電話機,椅子などで凌げていても,再抽選の結果によっては装甲車が屋内に突如出現する珍事が発生し,爆笑必至だ。
「こんなのどうやって隠れろっていうんだ!」というような,怪しいオブジェクトや巨大なオブジェクトが選ばれてしまうこともあるのだが,かくれんぼでの特殊な操作として,2段ジャンプと空中での位置固定が行える。そのため,高いところで停止していると,見るからに怪しいオブジェクトであっても意外とバレなかったりする。とくに,FPS慣れしている鬼ほど,自然と「敵がいなさそうなところには視線を向けない」動作をしがち。隠れながら素通りしていく様子を見ているだけで笑いがこみ上げてくる。
対する鬼側は制限時間内に敵をすべて倒せば勝利となるのだが,オブジェクトに擬装したプレイヤーを見つけるのはなかなか難しい。さらに,怪しいと思ったオブジェクトを攻撃するたび自分に対してダメージが発生するため,闇雲に攻撃していると,体力がゼロになって死亡してしまうことも。とりあえず,場に似つかわしくないオブジェクトがないか注意深く見るといいかもしれない。
違和感のない小瓶に擬態。これならバレずに済みそうだと思っていたら,スロットによる再抽選が発生 |
突如として現れた電柱に鬼も唖然。その後は当然ボッコボコに |
以上がカウンターストライクオンライン2のオープンβテストで遊ぶことができる4つのモードとなる。クラシックミッションは爆破と人質救出に分かれているので,ルールとしては5つ存在することになる。ガチな対戦に興じれるクラシックミッションから,気軽に遊べるかくれんぼやゾンビまで,オープンβテストに参加するプレイヤーは心ゆくまで遊び倒してほしい。
カウンターストライクオンライン2の世界を彩るキャラクター達
オリジナルのカウンターストライクには,いくつかの国から複数のキャラクター達が参戦している。カウンターストライクオンライン2では,より多くのキャラクターが登場することが決定しているだけでなく,豪華声優陣による日本語ボイスが収録されているのがポイントだ。
オープンβテスト時点で登場するキャラクター達と,そのバックグラウンドについて紹介しよう。
■世界の秩序を守るカウンターテロリスト
CV:梶 裕貴
CTUに協力し対テロ作戦を陣頭指揮する。父親は軍の憲兵であり,任務遂行に命をかけ家庭を顧みなかった。母親はそんな父親を心配しつづける中,病気により命を落とした。幼かったジャンは父親を憎み,父親のような生き方をしないと決心し,法律家を志し法学部へ進学する。しかし,大学卒業式の日,爆弾テロから自分を助けようとした父親が殉職する事件が起こる。父親の愛と犠牲を悟った彼は,法律家の道ではなくGIGNへの入隊を選択する。
CV:上坂すみれ
一時期は有望なダイビングのアメリカ代表選手であったが,ロンドンオリンピックで起こった爆弾テロ事件をきっかけにネイビーシールズへ入隊した。テロリストの逮捕及び人質救出など,各種任務で華々しい活躍を見せたが任務遂行中の非人道的行為を外部にリークしたことで不名誉除隊となる。
リンカーン局長は彼女のすぐれた任務遂行能力を高く買いCTU特殊エージェントに抜擢した。一度捕まえたら逃さないことから「ピットブル」と呼ばれる。
■世界の秩序を乱すテロリスト
CV:立木文彦
全世界テロ団体の傭兵として活動し名前を轟かせた伝説のテロリスト。彼の働いたテロは歴史に永遠に残る事件として記憶されている。ロンドンオリンピックに合わせ「完全な革命」声明を発表してテロリスト連合を主導し,その後,世界の体制を転覆させる大規模テロを準備中である。過去の経歴と身分については何も分かっておらず,秘密に包まれた人物であり,CTUでさえ彼の追跡は困難を極める。
CV:沢城みゆき
シリア難民の孤児出身でリートに引き取られた後,暗殺専門のスナイパーとして生まれ変わった。外部に姿を現わさないリートの代わりにテロリスト連合の対外的な窓口を引き受けている。親の唯一の形見である赤いマフラーを巻いて戦場を走り回る姿から「レッドフォックス」と呼ばれる。リートのためなら命をも捨てる,彼の隠された秘密を知る唯一の仲間だ。
カウンターストライクの魅力にどっぷりと浸かってしまおう!
以上,カウンターストライクオンライン2を紹介をしてきた。先行して体験させてもらった筆者は,10年以上前にカウンターストライクで数年間,日本代表選手を務めていた程度には遊び倒していたのだが,改めて遊んでみると「やっぱりカウンターストライクって面白いな!」と感じた。もちろんオリジナルと本作では武器の数やキャラクターの数,モードの多さといった点が異なるのだが,根底にあるカウンターストライクならではの面白さに変わりはない。
シリーズの経験者が楽しめるのはもちろんのこと,未体験な人にもぜひ触ってもらいたいと思う。なにせ,Counter-Strike: Global Offensiveなどと違って,カウンターストライクオンライン2は基本無料のオンラインFPS。触って損はないのだから!
「カウンターストライクオンライン2」公式サイト
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