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【PR】初めてのゲームPCを求める人にお勧め! サイコムの「G-Master Velox II Intel Edition」は,eスポーツタイトルを快適にプレイできる
初めてゲームPCを購入する人に向けたPCとして,サイコムが展開しているのが「G-Master Velox」シリーズだ。同シリーズは,PCに関する知識があまりない人でも,パーツを選ぶBTO(Build To Order)で困らない分かりやすさが好評を博しており,それに加えて価格対性能比にも優れる魅力的なゲームPCとなっている。
そんなG-Master Veloxシリーズが,今回装いも新たに「G-Master Velox II」シリーズへと進化した。
本製品は,前シリーズの分かりやすさや価格対性能比の良さを維持しながら,最新世代への刷新が図られている。今回は,同シリーズの中から「G-Master Velox II Intel Edition」を取り上げ,ゲーム初心者でも安心できる性能を備えているのかどうか,実際にゲームをプレイしてチェックしてみたい。
サイコムのG-Master Velox II Intel Edition製品情報ページ
基本構成でも満足のいくスペック
CPUは第13世代Coreプロセッサへと進化
G-Master Veloxシリーズは,BTOメニューでパーツ構成を選択しなくても,標準構成のままで十分なゲーム性能を実現しつつ,価格も18万円台に抑えている点が最大の特徴だった。その点は,G-Master Velox IIシリーズでも変わっておらず,とくにパーツ構成を変更することなく,ゲームを快適にプレイ可能なPCが手に入る。もちろん,同シリーズでもBTOでパーツを選択できるので,さらなる高みを望むことも可能だ。
Turbo Boost Technology適用時の最大動作クロックは4.6GHzに達し,共有L3キャッシュも20MBを内蔵しているなど,ゲーム用途で高い性能が期待できる。
そんなCore i5-13400Fに組み合わせるグラフィックスカードには,NVIDIAのAmpere世代となるGPU「GeForce RTX 3060」(以下,RTX 3060)を搭載したASUSTeK Computer(以下,ASUS)製のカード「Phoenix GeForce RTX 3060 V2」を採用していた。
搭載カードのPhoenix GeForce RTX 3060 V2は,カード長が約177mmとコンパクトなサイズが特徴だ。2.5スロット占有タイプのGPUクーラーには,90mm径相当のファンを1基備えている。ちなみに,このファンは,ブレードとバリアリングを一体成形した「Axial-tech Fans」と呼ばれるもので,ASUSによると従来のファンに比べて下向きの空気圧が増やすことで,より高い冷却効果が得られているという。また,ASUSが連続144時間のゲームストレステストも実施しているとのことなので,安定性も申し分ない。
また,PCI Express(以下,PCIe) x16スロットを金属パーツで覆って強化しており,重量のあるグラフィックスカードを取り付けたときのスロット損傷から守る点もありがたい。
ストレージには,PCIe(NVM Express)接続で容量500GBのM.2 SSDを,マザーボード上に取り付けている。試用機で採用していたSSDは,Crucial製「P5 Plus」シリーズの「CT500P5PSSD8」だった。このSSDは,PCIe 4.0接続に対応しており,逐次読み出し(シーケンシャルリード)性能は最大6600MB/s,逐次書き込み(シーケンシャルライト)性能は最大4000MB/sと,読み書き共に高速だ。実際にゲームをプレイしていても,ゲームの起動やデータのロードでストレスを感じず,快適にプレイすることができた。
G-Master Velox II Intel Edition試用機の主な仕様を表にまとめておこう。
CPU | Core i5-13400F(10(6+4)C/16T,定格クロック2.5GHz,最大クロック4.6GHz,L3キャッシュ容量20MB) |
---|---|
CPUクーラー | Noctua NH-U12S redux(空冷) |
メインメモリ | DDR4-3200 |
マザーボード | ASRock B660 Pro RS(Intel B660) |
グラフィックス | ASUSTeK Computer Phoenix |
ストレージ | Crucial P5 Plus |
無線LAN | 非搭載 |
Bluetooth | 非搭載 |
有線LAN | 1000BASE-T |
前面 |
USB 3.1 Gen 1 Type-C×1, |
背面 |
USB 3.2 Gen 1 Type-A×4,USB 2.0 Type-A×2, |
電源ユニット | SilverStone SST-ET650-HG |
PCケース | Fractal Design Pop Silent White |
公称本体サイズ | 約215(W)×473.5(D) |
公称本体重量 | 未公開 |
OS | 64bit版Windows 10 Home |
標準構成価格 | 18万6920円(税込,2023年3月11日現在) |
さて,G-Master Veloxシリーズでは,製品1台ずつを1人の担当者が付きっきりで組み上げる「The Sycom Craftsmanship」という方式を採用していた。G-Master Velox IIシリーズでもその点は変わらない。
パーツの取り付けやケーブルの取り回しから,動作検証やメンテナンス,必要があれば修理までを1人のエンジニアが担当することで,ていねいな製作ときめ細やかなサポート体制を実現しているのが,本製品を選ぶときのポイントと言うわけだ。
無機質でスタイリッシュな外観
静音性の高さにも注目したい
それでは,G-Master Velox II Intel Editionの外観と内部を見ていこう。
同じPop Silentシリーズで,筐体色がブラックの製品もラインナップしているので,好みに合わせて選べるわけだ。
なお,本機のPCケースは,いわゆるツールレスデザインを実現しており,工具を用意することなく,サイドパネルなどを取り外せる点は,使い勝手に優れている。
本体のサイズは,約215(W)×473.5(D)×454(H)mmと,ミドルタワー型PCケースでは平均的だ。大きすぎないので,机上に置いても窮屈に感じることはないはずだ。
またG-Master Velox II Intel Editionでは,背面インタフェースにもUSB 3.2 Gen 1とUSB 2.0を合わせて計6ポート用意しており,拡張性も上々だ。トップパネルと合わせれば,USBポートが足りなくなることはないはずだ。
筐体左側面のサイドパネルは,強化ガラスを用いた内部が見えるタイプである。
G-Master Velox II Intel Editionでは,マザーボードとフロントパネルとサイドパネルの縁にLEDイルミネーションが組み込まれており,カラーイルミネーションを楽しむことが可能だ。また,フロントパネル側に拡張ベイがないため,内部空間はかなり広く取られており,アップグレードやメンテナンスといった作業性も良好だ。
フロントパネルには120mm径ファンを2基,背面には同じく120mm径ファンを1基搭載しており,前面から背面に抜けるエアフローが確立されている。このファンは,Fractal Design製の「Aspect 12 White」で,ノイズレベルは公称18.3dB(A)と,静音性にも配慮したものだ。
右側面パネルを開けるとアクセスできる拡張ベイは,底面に3.5/2.5インチ共用ベイが2つ,マザーボードベースの裏面に2.5インチベイが2つある。いずれもアクセスしやすい位置にあり,HDDやSSDの増設は非常に簡単だ。さらに,底面の共用ベイを外すことでフロントパネル側からアクセスできる5.25インチベイが2つ利用可能になる。
G-Master Velox II Intel Editionでは,CPUクーラーにNoctua製「NH-U12S redux」を採用している。NH-U12S reduxは,風量が最大120.2m2/hと大きいのだが,それでいて騒音値は最大25.1dBAに抑えられている。先のケースファンと合わせて,静音性が高い点もG-Master Velox II Intel Editionの魅力と言えよう。
実際,後述するテストにおいて,ゲームプレイ中にファンの騒音が気になることはなかった。PCケースを閉じた状態では,ケースファンとCPUクーラーが動作しているかどうか分からないレベルだ。
ちなみに,電源ユニットはケース底面に搭載されており,PCケース全体の重心が低めなので,安定性は良好だ。
eスポーツタイトルを中心に性能をチェック
それではG-Master Velox II Intel Editionの実力を検証してみよう。
今回は,4Gamerのベンチマークレギュレーション26から,「3DMark」(Version 2.25.8056)と「Call of Duty: Modern Warfare II」(以下,CoD MW2),「Fortnite」の3種類を選択した。それに加えて,人気のeスポーツ系FPSである「VALORANT」と「Apex Legends」でのテストも実施した。4Gamer定番のテストを実行したうえで,eスポーツタイトルでの性能もチェックしようというわけだ。
テスト方法は,CoD MW2とFortniteはレギュレーション26に準拠するが,前者は「極限」プリセットと「ベーシック」プリセットで,後者は「最高」プリセットと「中」プリセットでテストを行う。
VALORANTに関しては,「グラフィック品質」から負荷が最大になるように設定したものを高負荷設定,そこから「マテリアル」「テクスチャー」「ディテール」を「低」に,異方性フィルタリングを「4x」に変更したものを低負荷設定とした。その状態で屋外射撃場を選択して,一定のルートを1分間移動したときのフレームレートを「Fraps」で取得した。VALORANTのテストは2回実行して,その平均値を結果として採用している。
一方,Apex Legendsでは,「ビデオ設定」から描画負荷が最大となるように変更した「高負荷設定」と,逆に負荷が最小となる「低負荷設定」の両方を選択。それぞれの設定で,射撃練習場を一定のルートで移動し,その間のフレームレートをFrapsで取得している。こちらもテストを2回行って,その平均値を結果としている。
それに加えて今回は,ゲームをプレイしながら動画配信を行う,いわゆるゲーム実況の用途を想定した性能もチェックしたい。そこで,レギュレーション26のCPU性能検証にある「OBS Studio」(Version 29.0.2)のテストを実施した。
レギュレーション26では,録画のテストしか指定していないが,今回はOBS Studioを用いて,Twitchでの配信を行った。なお,テストに用いたタイトルは,レギュレーションとは異なりApex Legendsであることをここで断っておく。
なお,テスト解像度は,NVIDIAがRTX 3060に関して1080pでのゲームプレイを想定しているため,今回は1920×1080ドットと2560×1440ドットを選択している。
それでは,3DMarkの結果から順に見ていこう。
グラフ1は,「Fire Strike」の総合スコアをまとめたものだ。
G-Master Velox II Intel Editionは,テスト解像度が3840×2160ドットとなるFire Strike Ultraでは5000程度にまでスコアが落ち込むものの,1920×1080ドットのFire Strike“無印”で2万を超えて見せた点は,19万円未満という価格を考えれば立派と言えよう。
続いてグラフ2は,Fire Strikeから「Graphics test」の結果を抜き出したものになる。
おおむね総合スコアを踏襲した形となっており,やはりFire Strike“無印”でスコアは2万を上回った。G-Master Velox II Intel Editionの価格対性能比は優秀だ。
GPUとCPU両方の性能がスコアに影響する「Combined test」の結果が,グラフ3だ。
CPUとGPUの両方の性能が問われるほか,かなり負荷が大きなテストである。それゆえ,G-Master Velox II Intel Editionはスコアを落とすものの,Fire Strike“無印”で1万に迫る勢いを見せている点は称賛できよう。
続いて,3DMarkのDirectX 12のテストである「Time Spy」の総合スコアをまとめたものがグラフ4となる。
ここでは描画負荷が相応に増えるため,G-Master Velox II Intel EditionはFire Strikeからスコアを落としているものの,それでもTime Spy“無印”では9000弱のスコアを発揮しており,DirectX 12のタイトルでゲーム性能は期待できそうだ。
グラフ5は,Time SpyからGPU testの結果を抜き出したものだ。
Fire Strikeと同様に,GPU testも総合スコアを踏襲したものとなっている。G-Master Velox II Intel Editionは,Time Spy“無印”で8000台半ばのスコアを発揮しており,GPUのRTX 3060が十分な性能を発揮していることがうかがえよう。
もうひとつのDirectX 12のテスト「Speed Way」の結果をまとめたものが,グラフ6となる。
このテストでは,リアルタイムのグローバルイルミネーションやレイトレーシングなどの性能が試されるが,G-Master Velox II Intel Editionのスコアは2000以上と,十分高い結果を残している。
では,実際のゲームではどうなのか。まずは,CoD MW2の結果をグラフ7,8に示す。
CoD MW2では,64人の対戦モードも用意されているが,このフレームレートであれば申し分ないプレイができることは間違いない。
続いてグラフ9,10は,Fortniteの結果となる。
VALORANT(グラフ11,12)でも,G-Master Velox II Intel Editionのスコアは良好だ。
Apex Legendsの結果がグラフ13,14となる。
ゲーム性能テストの最後に,Apex Legendsをプレイしながら,OBS Studioを用いてTwitchで配信したときのフレームレートをチェックしたものがグラフ15,16となる。
配信による処理でPCの負荷が増大するため,全体的にフレームレートは下がる。それでもG-Master Velox II Intel Editionでのフレームレート減少幅は,5〜9%ほどに留まった。高負荷設定の2560×1440ドットでも,常時60fps以上のフレームレートを維持しており,低負荷設定では1920×1080ドットで最小フレームレートが240fpsを超えている点は立派だ。
つまり,G-Master Velox II Intel Editionであれば,Apex Legendsのゲーム実況を行っても,十分なフレームレートでプレイできるというわけだ。
消費電力は300W前後。CPUとGPUの冷却性能も十分に高い
ゲームでは十分な性能を発揮できるG-Master Velox II Intel Editionだが,消費電力がどの程度なのかも気になるところ。そこで,ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用いて,システム全体の最大消費電力のみを計測してみた。
テストにあたっては,Windowsの電源プランを「バランス」に設定。さらに,ゲーム用途を想定して,無操作時にもディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,各アプリケーションベンチマークを実行したとき,最も高い消費電力値を記録した時点をタイトルごとの実行時,OSの起動後30分放置した時点を「アイドル時」としている。
その結果がグラフ17だ。
G-Master Velox II Intel Editionの消費電力は,各アプリケーション実行時で300W前後といったところ。先述のとおり,G-Master Velox II Intel Editionは定格出力650Wの電源ユニットを搭載しており,この消費電力であれば十分な能力と言っていいだろう。
最後に「Core Temp」(Version 1.18)でCPU温度を,GPU-ZでGPU温度もチェックしておきたい。温度約20℃の室内で,G-Master Velox II Intel Editionを机上に置いた状態で,3DMarkのTime Spyを30分間連続実行時を「高負荷時」として,アイドル時と合わせて温度の計測を行っている。
CPU温度の結果がグラフ18だ。
G-Master Velox II Intel Editionは高負荷時でも54℃とかなり低め。このあたりは,CPUクーラーのNH-U12S reduxが,その冷却性能を遺憾なく発揮した結果と言っていい。
一方,GPU温度の結果を示したものがグラフ19となる。
こちらも,高負荷時の温度が66℃で,かなり低めだ。これは,GPUクーラーの冷却性能だけでなく,PCケースのエアフローが十分にグラフィックスカードを冷やせている結果ではないだろうか。
最近のトレンドに即したゲームPCで価格対性能比は良好
以上のように,G-Master Velox II Intel Editionの基本性能は高く,標準構成でも十分にゲームを快適にプレイできることが明らかになった。eスポーツでは,描画オプションを下げてでもフレームレートを稼ぐといった遊び方がトレンドとなっているが,このG-Master Velox II Intel Editionは,そういったトレンドに即したPCであると言える。しかも,CPUやGPUの冷却性能が高めながらも,静音性が高いことは特筆に値する。
そして何より注目したいのが,G-Master Velox II Intel Editionの価格対性能比だ。これからゲームを始めたいという人や,ゲーム用にセカンドPCを探しているという人にとって十分な性能を備えており,それでいて税込で18万6920円と購入しやすい価格を実現しているG-Master Velox II Intel Editionは,魅力的なゲームPCと言えるのではないだろうか。
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