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AKB48宮澤佐江さんも騎手姿で駆けつけた,バンダイ「ネットカードダス」新作「オーナーズホース」発表記念イベントをレポート
本作は,「プロ野球 オーナーズリーグ」に続く「ネットカードダス」の新作で,2012年5月26日にカードが封入された商品の販売が開始される。イベント会場では,テレビCMのイメージキャラクターを務めるAKB48の宮澤佐江さんもゲストとして登壇し,本作や競馬にまつわるトークを披露した。
「オーナーズホース」公式サイト
最初に登壇したバンダイ カード事業部 ゼネラルマネージャー 川田裕二氏は,「オーナーズホース」のゲーム内に登場する競走馬と騎手に,実名を使っていることを紹介。これはJRAと馬主協会の協力により実現したとのことで,川田氏は「よりリアルな競馬カードゲームとして楽しめます」と自信をのぞかせた。
また本作のプロモーションで,上記のとおりAKB48の宮沢さんを起用したほか,さまざまなメディアと連動した仕掛けを用意していることに言及。コアな競馬ファンのみならず,幅広い層にアピールしていくとのことである。
次に「オーナーズホース」のプロデューサーを務める,バンダイ カード事業部 事業開発チーム サブリーダー 中村泰良氏より,ゲーム内容が紹介された。
本作ではプレイヤーが馬主となり,まずは購入したブースターパックに封入されているカードのシリアルコードを,モバイル端末やPCから入力し,自分の競走馬と騎手を登録していく。そして手持ちの中から好きな競走馬/騎手を選択し,出走登録をするだけで,あとは規定に時間になると自動的にレースが始まるという仕組みだ。
配合や調教といった要素がないため,中村氏は「育成系の競馬ゲームをお好きな方には少し物足りないかもしれませんが」と前置きしつつ,「普段,ゲームをプレイされない方や,あまり遊ぶ時間を取れない方でもプレイできるようシンプルなゲームを目指しました」と説明した。
また「オーナーズホース」では,リアル競馬の年間スケジュールを,1週間というゲーム期間で再現している。毎日時間を区切って,頻繁にレースが開催されるので,プレイヤーは出走条件を確認しながら,どの馬をどのレースに出すのか考えていくことになる。
レースで上位に入れば賞金を獲得可能で,1週間ごとの賞金ランキングも掲示される。プレイヤーの最大の目的は,この賞金ランキングで全国1位を目指すことだ。
カードのラインナップには,人気の高い現役の名馬はもちろんのこと,ディープインパクトのような過去の名馬も収録されており,「あらゆる世代の競馬ファンが楽しめます」と中村氏は話す。また川田氏も言及していた競走馬/騎手の実名表記について,モバイル端末/PCのオンラインゲームタイトルとしては初の取り組みであると,あらためてアピールしていた。
メインとなるのは1パックに3枚のカードが封入されたターボパック(価格:315円[税込])で,コンビニエンスストア/家電量販店/カードショップなどで販売されるほか,大型ショッピングモールや家電量販店に設置されたバンダイのカードダス販売機でも2枚組(価格:200円[税込])で購入できる。
さらに初心者向けとして,カード1枚とウエハースをセットにした「オーナーズホース ウエハース」(価格:105円[税込])が,コンビニエンスストアやスーパーの菓子売り場にて販売される。
中村氏は2012年5月の第1弾に続き,8月に第2弾,11月に第3弾のブースターパックを発売する予定であると言及し,「この3つのターンで競馬カードの3冠を目指します」と力強く意気込みを語った。
続いて,AKB48の宮澤佐江さんのトークショーが行われた。宮澤さんは,自身が身に着けた騎手のコスチュームに関して,「ポップでAKBっぽさも出ているので気にいっています」と感想を述べた。
宮澤さんは,2012年1月からの競馬番組への出演を機に,競馬の魅力に引き込まれたとのことで,今回のテレビCM出演については嬉しかった半面,競馬を知って日が浅いのに「もう(出演して)いいの?」とも思ったという。
またCM撮影時は,自身の明るさにマッチした雰囲気だったので,非常に楽しかったそうだ。宮澤さん単独でのCM出演は今回が初めてとのことで,不安もあったが,スタッフの温かさに励まされたのだという。
その一方で,歴代の名馬の名前を次々に読み上げていくのは大変だったとのことで,宮澤さんは何度も失敗したと振り返る。ちなみに撮影時には,自身が読み上げる名馬の名前を半分も知らなかったそうだが,そのあときちんと調べて,今では全部把握していると話していた。
宮澤さんは,すでに「オーナーズホース」のプレイ体験があるとのことで,映像の美しさや動きのリアルさに感銘を受けたという。また1週間というサイクルでリアル競馬の年間スケジュールを再現する点に関しては,「見逃したレースもまたすぐに見られるし,リベンジもすぐできるので,延々と続けられるゲームだと思います」と感想を述べた。
また各種メディアと連動した「ドリームレース」も開催されるが,その中に「宮澤佐江杯」もあるとのことで,優勝したプレイヤーには宮澤さんのサイン入りアバターパーツが贈呈される。これに続いて「オーナーズホース」と人気競馬コミック「たいようのマキバオー」とのタイアップが予定されていることも,この場で紹介された。
さらに,期間中にコンビニエンスストアなどで1500円以上のブースターパックを購入すると,宮澤さんの騎手カードがプレゼントされるキャンペーンも展開。宮澤さんは,「有名な騎手の皆さんの中に加えていただけるのも,ゲームだからこそ。すごく光栄です」と感想を述べ,ぜひ自身がレースに出走している姿を見てみたいと話す。また会場に展示されたレアカードについても「ぜひコンプしたいです」と意気込みを見せた。
トークコーナーの最後では,「オーナーズホース」のテレビCMで使われている,歴代名馬の名前を読み上げるシーンを,宮澤さんがステージ上でチャレンジ。「2か月ぶりなので大丈夫かな〜」と不安をのぞかせる宮澤さんだったが,見事に一回で成功した。
宮澤さんは,あらためて「オーナーズホース」が競馬初心者からコアな競馬ファンまで楽しめるゲームであることをアピールし,競馬になじみのない女性や未成年にも競馬の魅力を理解できる内容になっていると述べて,イベントを締めくくった。
「オーナーズホース」公式サイト
- 関連タイトル:
オーナーズホース サラブレッドロワイヤル
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