プレイレポート
今後実装予定のソロモンマップもチラ見せ! 大規模戦以上のスリルと興奮が味わえる「機動戦士ガンダムオンライン」局地戦インプレッション
また,マッチング次第では“同軍対決”が発生するというのも注目のポイント。つまり局地戦は,「ジオン軍と連邦軍の戦争」という枠からは切り離されており,純粋にプレイヤースキルを競い合うことができる上級者向けのコンテンツというわけだ。
今回4Gamerは,本作のキーマンであるディレクターの前島一仁氏と,プロデューサーの丸山和也氏から話を聞きながら,局地戦を先行体験する機会に恵まれた。取材で得られた情報を織り交ぜつつ,インプレッションをお届けしていこう。
「機動戦士ガンダムオンライン」公式サイト
対戦の面白さが凝縮された局地戦
腕と連携でチームを勝利に導け!
敵本拠点の攻略が最重要視される大規模戦とは違い,拠点の存在しない専用マップで最大10分程度の小規模戦闘を行う局地戦では,キル/デスによる戦力ゲージの増減が非常に大きな意味を持つ。「味方機体の大破」と「敵機体の撃破」がチームの勝敗に直結しているのだが,プレイヤーのレートは「チームが勝てば上がり,負ければ下がる」というシステムなので,個人スコアばかりを気にするわけにもいかないということを,念頭に置いておこう。
なお,モビルスーツを撃破された際に減少する戦力ゲージの量は機体コストに比例し,再出撃にかかる時間も大規模戦と同様。コスト400の機体を撃破されてしまったら,その戦闘では二度と出撃できないと考えたほうがいい。プレイヤーにいまさら“数の暴力”の恐ろしさについて説明するまでもないだろうが,もしも全機出撃不能という事態に陥ってしまえば,味方チームにとって圧倒的に不利な状況となってしまうのだ。性能が高いからといって高コスト機ばかりでデッキを組むのはあまりにもリスキー。低コスト帯の機体も交えてうまく運用することが,勝利のカギを握ることになるだろう。
局地戦では,マップに出現する“戦術目標”と呼ばれる陣地を確保すると,戦力ゲージを回復できるため,これの制圧/防衛もかなり重要な要素となっている。補給ポイントは一切存在せず,耐久力や弾薬を回復できるのは味方の支援機のみだ。
ちなみにアタッカーに関しては,マップが非常に狭く遭遇戦が多くなることを考えると,強襲タイプもしくは重撃タイプを運用するのが無難だ。とくに,入り組んだ地形ではバズーカ系の武器が猛威を振るうので,重撃機は大いに活躍することだろう。
かといって,砲撃タイプや狙撃タイプが役に立たないというわけではなく,回復に専念している敵の支援機を狙い撃ったり,戦略目標に固まっている敵を一掃したりと,役割を明確にすれば十分活躍できる。だが,やはり強襲/重撃タイプに比べると,汎用性の面で劣るという印象は否めず,英雄となるも足手まといとなるもプレイヤースキル次第……というところだろう。
なお,丸山氏いわく,「ランキング上位者への報酬として専用のカラーリングも用意しており,いずれは局地戦による大会も実施したい」とのこと。今回のアップデートをきっかけとして,「機動戦士ガンダムオンライン」の可能性はさらに広がっていくといえるだろう。
ちなみに今回の取材では,まもなく実装予定の宇宙マップ「ソロモン」と,5月に追加予定の新たなDXガシャコン機体にも触れることができ,さらに“その先”の展開についても,少しだけ教えてもらった。こちらに関しても近いうちに記事をお届けするので,続報を楽しみにしていてほしい。
「機動戦士ガンダムオンライン」公式サイト
- 関連タイトル:
機動戦士ガンダムオンライン
- この記事のURL:
キーワード
(C)創通・サンライズ