インタビュー
フィギュアスケート選手の織田信成さんと,「サムライ&ドラゴンズ」プロデューサー山田理一郎氏のショートインタビューを掲載
2ndシーズンに合わせて制作され,記事文末に掲載したプロモーションビデオ(以下,PV)では,ゲストにフィギュアスケート選手の織田信成さんを迎え,「サムライ&ドラゴンズ」プロデューサーの山田理一郎氏と対談する様子が収録される。今回は,PVの制作現場にお邪魔して,対談を終えた織田さんと山田氏に話を聞いてきた。
対談では,織田信長の話題を始め,織田さんの少年時代のエピソードも飛び出した。さらに,織田さんが実際に「サムライ&ドラゴンズ」をプレイした感想や,フィギュアスケートに対する情熱などが語られていた。また2ndシーズンには,織田さんをモチーフにしたスペシャルカードも登場するとのこと。なおPVは,9月26日より公開される予定だ。
――まず「サムライ&ドラゴンズ」2ndシーズンのプロモーションビデオの収録に,織田信成さんを起用した経緯を教えてください。
山田氏:
「サムライ&ドラゴンズ」には信長がラスボスとして登場するのですが,ミーティングの席で「こんなにキャラが立っている人はいないよね」って困ってしまったんです。そこで,織田さんに繋がったんですよ。「あっ,信長といえば織田さんがいるな」って。
信長はいろいろなゲームに登場していますが,どの会社さんも勝手に登場させているじゃないですか。でも冷静に考えたら,それは良くないなって思ったんですよ。これは,ゲーム会社を代表して僕が織田さんに挨拶しないといけないと(笑)。
――織田さんは,「サムドラ」のPV出演の依頼が来たときにどのように感じられましたか。
織田さん:
ビックリしましたね。そういう取材をいままで受けたことがなかったので,「本当に自分でいいのかな」という感じでした。でも声をかけていただいたことは,すごく嬉しかったです。
――では,今までゲーム関連のお仕事をしたことは……。
織田さん:
ないですね。フィギュアスケート以外の仕事をすること自体,初めてに近いです。
――収録はいかがでしたか。
織田さん:
いやあ……,暑かったです(笑)。でも,本当に楽しくお話させていただきました。
山田氏:
僕もトップアスリートの方にお話をうかがう機会なんてそうそうないので,非常に嬉しかったですよ。
――PVの対談でもお話されていると思いますが,信長を代表とした作品ってゲームに限らず,マンガでもアニメでも小説でも,数え切れないくらいありますが,自分のご先祖がそういうもののモチーフになることについて,どう思われますか。
織田さん:
これは,本当によく聞かれるんですよね。織田信長がご先祖様という意識はもちろんあるんですけど,とくにそれが嬉しいとか嫌だとかっていう感情はないんですよ。父は信長の小説とかをたくさん読んでいるので,信長に限らず歴史についてすごく詳しいんですけど。
――結局,周りのほうが話題にしている感じなんですね。
織田さん:
そうですね。僕は日本史よりも世界史のほうに興味があったりするくらいで(笑)。
――織田さんは,常に世界に目を向けていらっしゃいますが,挑戦や戦いを続けていくために必要な要素は何だと思いますか。
織田さん:
当たり前ですけど,日々のコンディションを万全にするために睡眠や食事をしっかりと管理することですね。体のケアは欠かしません。地味なことですけど,やっぱり小さいところから気を配らなくちゃいけないと思うので。
あと,心の面もすごく大事なので,精神的な部分で負担にならないように,どこかで息抜きをすることも大切にしています。それこそ,ちょっとゲームをしたりとか,美味しいもの食べたりしながらリフレッシュするのを心がけています。
――以前織田さんがプログラムの曲に「スーパーマリオ」を使っていましたよね。
織田さん:
スーパーマリオの曲に関しては,明るい印象を与えたいという理由で,カナダ人の振り付けの先生が選んでくれたんですよ。マリオの曲って,世界中の方に知られていますし,皆さんに楽しんでもらえますからね。それに,先生の意図する「明るさ」も出せるかなと思ったんです。
――なるほど。織田さんはゲームをプレイされるようですが,好きなゲームがあればぜひ教えてください。
織田さん:
「ファイナルファンタジーVIII」とか「クロノトリガー」とか,RPGがかなり好きですね。レベルを99まで上げても,その先どうやって能力値を上げられるのかなとか,限界に挑戦していたこともありました(笑)。
――かなりやり込んでいらっしゃるんですね。
織田さん:
そうですね。ゲーム雑誌を読んで裏技を研究したこともありました。
――では,「サムライ&ドラゴンズ」以外の戦国ものなどはいかがでしょう。
織田さん:
僕が歴史もののゲームをプレイすると,いじられ方がハンパじゃないんですよ。「信長の野望」をとかやってたら,「やっぱり野望あるんだ?」とか言われちゃいますし(笑)。
お兄ちゃんがそのことですごくいじられていたので,自分は絶対に言われないようにしないとって。ですので,そういうゲームは逆にやらないようにしていました。
――「サムライ&ドラゴンズ」の魅力はどのあたりだと思いますか。
織田さん:
アクションやカードなど,いろいろな要素があるところですね。やり込めるパートがたくさんあるので,プレイする人はいい意味で大変なんじゃないかと思います。
山田氏:
今回「サムドラ」では,織田さんをモチーフにしたカードも登場するんですよ。実際に監修もしているので,ぜひ使っていただきたいです。
――では最後に,読者に向けてメッセージをお願いします。
織田さん:
今月末から試合が始まるので,世界の舞台で少しでも活躍できるようにがんばりたいと思います。
山田氏:
「サムライ&ドラゴンズ」のほうも,セカンドシーズンが始まるタイミングで,どんどんパワーアップしていきますので,ぜひ応援してくだし。我々もがんばって開発を進めていきます。今後ともよろしくお願いします。
――ありがとうございました。
「サムライ&ドラゴンズ」公式サイト
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