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【PR】生まれ変わった「FIFA ストリート」とPS Vita版「FIFA ワールドクラスサッカー」が間もなく発売。両タイトルの魅力をもう一度おさらいしよう
同じサッカーゲームといえど,これら2タイトルが目指す方向は異なる。前者は「フットサル」や街の公園,路地の一角で行われる「ストリートサッカー」をフィーチャーした作品で,後者はすでに発売済みの「FIFA」シリーズをベースに,PS Vita用として最適化させた作品となる。
どちらもFIFAのオフィシャルライセンスを取得しており,プレミアリーグ,ブンデスリーガ,MLSといった欧米諸国のリーグとチーム,選手達が実名で登場するのは,サッカーファンにとっては嬉しい限りだ。
2011年12月にも両タイトルのプレイレポートを掲載しているが(関連記事),今回はさらに完成度が高まったバージョンをプレイできたので,それぞれの概要とプレイフィールをまとめてお伝えしよう。
「FIFA ストリート」公式サイト
「FIFA ストリート」(Amazon.co.jp)
「FIFA ワールドクラス サッカー」公式サイト
「FIFA ワールドクラス サッカー」(Amazon.co.jp)
「FIFA ストリート」最大の魅力は
スキルムーブを活かした戦略
まずはFIFA ストリートの概要から紹介していこう。先ほども述べたように,本作はフットサルやストリートサッカーをテーマとしたゲームだ。
過去のシリーズ作は,スポーツゲームというよりはアクションゲームのようなプレイフィールの作品だった。しかし,今回は「FIFA ワールドクラスサッカー」シリーズ(以下,FIFAシリーズ)を手がけるチームが開発を担当。ゲームエンジンには「プレイヤー・インパクト・エンジン」が採用され,選手やボールの挙動がよりリアリティのあるものに仕上がっている。ちなみに,バランス調整が進んだためか,昨年プレイした際よりも選手の動きに「重み」が増した印象を受けた。
FIFA ストリートは,試合に登場する選手の数や,ゲームフィールドの広さなど,さまざまな点で11人制のサッカーを題材にしたFIFAシリーズとは異なるのだが,「スキルムーブ」(後述)の多さもまた,FIFA ストリートならではの魅力といえるだろう。今回,FIFA ストリートに用意されたスキルムーブの数は,全部で30以上と,FIFAシリーズとは比べ物にならない量になっている。
スキルムーブとは,相手を抜くために使う技だ。例えば,「フェイント」でディフェンスのミスを誘って突破したり,「レインボーフリック」(ヒールリフト)や「ルーレット」で華麗に相手をかわしたりといったものが代表的なところだろう。
ほかにも,リフティングで蹴り上げたボールを首でトラップし,そこからパスをしたり,やられた側にとっては屈辱的な「股抜き」をしたりと,とにかくいろんな技が使える。
そしてこれらを繰り出した時の選手のモーションがまたカッコよくて,「次はこれをやってみよう」とチャレンジしたくなるのだ。
スキルムーブを使うには,絶対条件としてボールを持っていなければならない。この状態で右アナログスティックを操作して特定のコマンドを入力することで,それに応じたものを繰り出せるというわけだ。
また,スキルムーブに関連するアクションとして,「ストリートボールコントロール」「フリックアップ」「フレア変更」があり,これらと組み合わせたスキルムーブも多数用意されている。
ストリートボールコントロールは,足元でボールを転がしてディフェンダーを誘うアクションで,フリックアップでは「ジャグリング」を行える。最後のフレア変更は,シュートやパスを特殊なモーションで出せるというものだ。
実際にFIFA ストリートをプレイしてみて感じるのは,思った以上にスキルムーブを出しやすいということだ。複雑な操作が必要なものは限られており,大半はシンプルな操作で事足りる。さらに,敵味方問わず,スキルムーブ発動時には,画面中央下にコマンドが表示される。つまり,それを見ればゲームをしながらでも,スキルムーブの操作方法を覚えられるという,嬉しい仕様になっているのだ。
また,スキルムーブが大幅に増えたことで,1対1の攻防がFIFA シリーズよりもアツくなった。ストリートボールコントロールで敵を引きつけ,フリーになった選手にパスを通すのか,それとも数々のスキルムーブを使って自らディフェンスを突破するのか,引き出しが増えたことで,より多彩な駆け引きができるようになっているのだ。
じっくり自分のチームを作ってもいいし,
実在のチームを使って手軽に対戦もできる
ゲームモードとしては,「HIT THE STREETS」「WORLD TOUR」「オンライン」「練習アリーナ」などがある。
このうちHIT THE STREETSは,前後半通してより多くの得点を上げたチームが勝つ「FUTSAL」「5-A SIDE」や,スキルムーブを使うことに重点をおいた「PANNA RULES」というオーソドックスなルールのほか,ゴールを決めた選手が消えていくという「LAST MAN STANDING」というユニークなものもある。
さらに,自由に設定を変えてゲームを楽しめる「CUSTOM MATCH」では,先に決められたポイントに到達した方が勝つ「FIRST TO "X" GOALS」「FREESTYLE MATCH」や,前後半の時間制で試合ができる「TIMED MATCH」というルールも楽しめる。
本作のメインモードといえるのが,WORLD TOURだ。このモードは,自らのチームを率いて試合を勝ち抜いていき,世界一を目指すというもの。
スタート地点はイギリス,スペイン,カナダなど欧米諸国の中から一つを選べるが,どこから始めても最初は国の北部,東部といったローカルな地域から始まる。そこで試合を重ねて結果を残すことで,全国大会や国際大会に挑めるという流れだ。チームを編成する際はオリジナル選手を作成可能だが,彼らの能力は当然のことながら,プロ選手と比べると劣る。
そこでカギを握るのが,各地で行われる試合。ルールはFUTSALやPANNA RULESなど複数用意されるが,いずれも勝敗に関係なく経験値が入り,これが一定量溜まると選手はレベルアップしていく。レベルアップすることで,シュートやパスなど各種パラメータを強化したり,新たなスキルムーブをアンロックしたりと,RPGのような成長要素を楽しめるのだ。このようにしてオリジナル選手を鍛え,試合を勝ち進めていくことで,徐々に知名度を上げていこう。
なお,スキルムーブを成功させたり,ゴールを決めたりするとメダルを得られ,活躍した分,見返りがあるというのも嬉しい。また,特定の試合で勝利すると,相手チームから選手を引き抜くこともできる。
ちなみに,試合の難度はイージー,ノーマル,ハードの3段階があり,クリア時に報酬としてパーカー,スパイクシューズなどを入手できる。ハードでクリアすると,下位の報酬もまとめて入手できる。これらは見た目が異なるだけで,性能は変わらないようだが,ナイキやアンブロなど実在ブランドの製品が登場し,選手ごとに自由にオシャレを楽しめるので,それぞれ個性を出すのに一役買うことだろう。
そしてHIT THE STREETSでは,ライセンスチームや,サッカーの代表チーム,WORLD TOURで作成したオリジナルチームを使用できできる。つまり,このモードならば,メッシとルーニーがフットサルで勝負という,現実ではまずありえない対決も実現できる。
なお,ライセンスチームの場合は,最初から能力も高くキレのあるスキルムーブを使えるため,オリジナル選手と比べると,プレイフィールがクイックになった印象を受けるだろう。
もちろんオンラインにも対応し,プレイヤー同士での対戦が可能。こちらはディビジョン制となっており,試合の成績に応じて上位リーグに進めたり,下位にランクダウンしたりする。
さらにユニークな点として,WORLD TOURモードでチームを作成する際,フレンドが作った選手をダウンロードして,自分のチームの戦力として使用することも可能となっている。そのほか,ゴールを決めた際に見られるリプレイは,アップロードもできる。
FIFA ストリートの体験版は充実した内容に
さて,そんなFIFA ストリートの体験版が3月15日に配信される予定だ。今回配信される体験版は英語版となるが,WORLD TOURとHIT THE STREET,PRACTICE ARENAをプレイできる。
WORLD TOURは3試合プレイ可能。もしPS3本体に「FIFA 12 ワールドクラスサッカー」で作成したバーチャルプロのデータがあるなら,それをインポートしてゲームに登場させられる。また,この体験版を遊んだフレンドがいる場合は,彼らが作成したオリジナル選手をダウンロードして,自分のチームに入れられる。また,HIT THE STREETでは5-A SIDEで対戦が可能。
体験版だけでもかなり遊べる内容なので,サッカーファンはぜひ一度お試しを。
「FIFA ワールドクラスサッカー」は
PS Vitaならではの操作性が想像以上に快適
続いて,PS Vita版「FIFA ワールドクラスサッカー」を紹介しよう。こちらはPS Vitaでは初となるサッカーゲームだ。
すでに発売済みの「FIFA 12 ワールドクラスサッカー」と同様に実在のリーグやチーム,選手達がすべて実名で登場するほか,西岡明彦氏と岡田武史氏による日本語実況・解説でゲームを楽しめる。
収録されるモードは,好きな設定で試合を楽しめる「エキシビションマッチ」,1人の選手を操作してゲームを楽しむ「BE A PRO」,監督としてチームを率いる「キャリアモード」,オリジナル選手を作成できる「バーチャルプロ」など。オンライン対戦にも対応している。
グラフィックスは,PS Vitaの有機ELディスプレイのおかげで非常に美しく見えるし,操作性も良好。まるでPS3版を手元で遊んでいるような感覚すら味わえて,少し驚かされた。
PS Vitaへの移植に際し,操作面はハードの特性を活かした作りになっている。その代表的なものが前面のタッチスクリーンを使ったパスと,背面のタッチパッドを使ったシュートだ(もちろん,ボタンを使った操作もできるので,自分に合った操作方法を選べば良いだろう)。
タッチスクリーンによるパスは,押した場所にパスを出せるというもの。スクリーンをタッチする時間によって,短く押せばショートパス,長めに押すとロブパスという風になっており,状況に応じて使い分けができる。これらはスローイングやコーナーキック時でも同様だ。
タッチパッドによるシュートは,パッドそのものをゴールに見立て,タッチした場所にシュートを打てるというものだ。パスと同様にタッチした時間によって威力が変化し,インジケーターによっても判別が可能だ。従来はシュートを打つ際に左アナログスティックを蹴りたい方向に倒し,シュートボタンを押すという操作だったが,今回は狙いたい場所をタッチするだけ。そこにシュートを打ってくれるため,非常に直感的で分かりやすい。
ここまで読んで,「ふとしたはずみでタッチパッドを触ってしまい,勝手にシュートしてしまうんじゃないの?」と思った人もいるかも知れないが,もちろんそういった部分への対策もバッチリ。本作ではゲームプレイ中に2本以上の指でタッチパッドを触っていると,画面上部に警告マークが出る。これは「タッチパッドを触ってもシュートを打てないよ」という注意なのだ。
実は筆者も最初はタッチパッドをむやみに触らないよう持ち方に気を使っていたのだが,複数の指が触れていればシュートを打てないということに気づいてからは,両手でがっちりPS Vitaを持ち,シュートチャンスが来たら,一度すべての指を脇によけて,指1本でタッチしてシュートを打つという操作でプレイできるようになった。これならばストレスなく遊べるだろう。
本作の体験版(日本語版)は,本日(3月1日)より配信される。エキシビションマッチをプレイ可能なほか,「ヒント」メニューからPS Vitaならではの操作方法を見られる。サッカーゲームファンはこの機会に,新たな操作感をぜひ体験してみよう。
「FIFA ストリート」「FIFA ワールドクラスサッカー」
異なる魅力を持ち,それぞれに完成度は高い
4年ぶりに登場したFIFA ストリートだが,率直に言って完成度は非常に高い。選手のグラフィックスやモーションがリアルになる一方で,簡単な操作で出せるスキルムーブの数々がカッコよく,かつ決まると非常に気持ちいい。ネットとの連動も面白く,「こんなプレイをしたよ」とリプレイをアップし,共有できるというのもユニークだ。
FIFA ワールドクラスサッカーも,丁寧に作られたことを実感できる仕上がりで,こちらもプレイフィールは良好だ。ハードの特性を活かした操作も思った以上に快適。また,1プレイにそれほど時間がかからず,さくっとプレイできるというのも嬉しいポイントだろう。
両タイトルとも発売を間近に控えているが,この記事を読んで少しでも興味を持ったのなら,まずは体験版をダウンロードしてみてほしい。
「FIFA ストリート」公式サイト
「FIFA ストリート」(Amazon.co.jp)
「FIFA ワールドクラス サッカー」公式サイト
「FIFA ワールドクラス サッカー」(Amazon.co.jp)
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