このゲームの読者の評価
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これは良い物だ 100 - 投稿者:six(男性/30代)
- 投稿日:2014/07/19
- 良い点
- ・ストーリー
・キャラクター
・操作性
・ゲーム性 - 悪い点
- ・武器種、性能がもう少し多ければと思う
・ダンジョンが単調気味 - 総評
- 発売日に購入プレイ済み。
スタート直後は操作にも画面にも慣れず、ノミのようなモンスターにいつの間にか殺され、なんて理不尽なゲームだと思ったが、多少目も慣れドロップ品を回収し、装備するとそれなりに快適プレイに。基本はドロップ品で強化を図りダンジョンは進んで行くことになる。雑魚的も中々に手強い、ボリュームもそれなりにあるし、ボス戦は結構高難度、しっかり準備していかないとひどい目に合う。
しかしこのゲームのダンジョン攻略などオマケに過ぎない。
初見プレイで普通に攻略していくと自ずとトゥルーエンドになるだろう、しかしこれが真実ならその未来を変えてやらなければならない、たとえそれがバットエンドになろうとも。
このゲームをやりきった後はまるで良い映画を見終った後のような余韻が残る、これはそんなゲーム。絶対に攻略サイトなどでストーリーに触れるものを見てはいけない。
グラフィックや操作性を重視する最近のゲームに辟易している方にこそプレイしていただきたい。また女性にはアクション部分が難しいかもしれないが、ストーリーは女性のほうが楽しめる内容のようにも感じた。
FF・ドラクエ・スターオーシャン・テイルズなど王道は一通り、インフィニットアンディスカバリー・白騎士・ラストレムナント・エンドオブエタニティーとPS3のRPGは色々プレイし全て全攻略しているが、ここまでやり込み達成感の感じたゲームは久々だ。 - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 5 -
暇つぶしのためのゲーム。 60 - 投稿者:災厄狼(男性/40代)
- 投稿日:2014/06/11
- 良い点
- 登場キャラクターに個性があり、掛け合いを見てるだけで楽しい。かなりのボリュームがあり、長い間プレイできる。敵との駆け引きが楽しいアクションRPGでプレイヤーの分身となる百騎兵の特殊能力も面白い。装備、ファセット(能力の違うバトルタイプみたいなもの)の組み合わせでプレイしやすさがかわり、それを各フィールドにあわせてプレイヤーが調整していけるのもよかった。
- 悪い点
- 登場キャラクターにクセがあり、たいがい精神がゆがんでいる。個人的にはあまり好きな描かれ方がしていなかったので(ダークファンタジーアクションRPGのダークの部分にセンスが感じられなかった)プレイ感は悪かった。民家を暴力で制圧などできるが意味がないように思えた。イベント進行中のキャラの3Dモデルなどの解像度?(よくわからないが、とにかくグラフィックが劣化する)に違和感を覚えた。プレイ中にいきなりPS3の電源が切れる事が何回かあった。
- 総評
- 良いところもあるが悪いところもよく目立つクセのある作品。作りかけで発売したような感じもあります。アクションRPGとしては面白いのでプレイしてみるのもいいかも。
- プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 2 3 2 3 5 -
普通におもしろい 95 - 投稿者:luck(男性/20代)
- 投稿日:2014/03/04
- 良い点
- キャラクター:日本一らしい、いい意味で
サウンド、BGM:雰囲気に合っていて良かった
ストーリー:ちょっとしたギャグあり、感動ありのダークファンタジーでした
ボリューム:トロフィーコンプするのに100時間くらいでした - 悪い点
- セリフ:一部汚いセリフあり
システム:一部マップが少し広いかな、と感じるところがありました。あと、ギガカロリーが地味に面倒 - 総評
- とにかくストーリーが最高。ゲームをプレイするにつれ、どんどん引き込まれていきます。後半になればなるほど盛り上がっていき、それぞれのキャラが好きになっていきました。個人的には、第6,8、終章はヤバいです。最高過ぎます。ノーマルエンド、トゥルーエンド、バッドエンドがあります。個人的にはバットエンドが好きです。
BGM、ボイス(声優)ともにいい感じにマッチしていて良かったです。
少し悪い点もありましたが、まぁ、すべてのゲームに多少あると思いますし、悪い点が全くない完成されたものなどは存在しないはずですし・・・。それを差し引いてもとてもよかったと言えるような作品だと思います。
個人的には神ゲーだと思います。普通に面白いです。お勧めです。
低評価の人がいますが、このゲームをちゃんとプレイしたの??と疑問に思います。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 5 -
かなり面白い。日本一期待のアクションジャンル 95 - 投稿者:アクセル(女性/30代)
- 投稿日:2013/09/03
- 良い点
- 操作性が滑らか
映像が綺麗
台詞がしっかりしている
恒例のギャグパートもある
作りこまれたUI - 悪い点
- ダークファンタジーARPGとある様にちょっと怖い
チュートリアルの地面のボツボツがグロい
小さなお子様、ダークストーリー(バットエンドなど)が苦手な方には耐えられない展開 - 総評
- 私は日本一SWのファンなのでちょっと美化しているかもしれませんのであしからず
毎度お馴染みの流して見れるストーリーと抜群のゲーム性を兼ね備えたオススメのゲームです。マップを埋めたり村人をボッコボコにしたり敵を倒して強くなったりせわしない感じがいつもの日本一なのでファンにはもちろんオススメです。システムメニューも作りこまれていてアクション部分共に操作性バツグンです。ロードも短い方だと思います。キャラデザインも声優もBGMもSEもエフェクトもバッチリ世界観に合っていてとても雰囲気を出しています。やればやるほど強くなる日本一の良いところもちゃんと入ってました。
どこか懐かしくて新しい、最近のリアル思考のゲームに疲れた人にオススメの一本です。 - プレイ時間
- 100〜200時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 4 5 -
好みがはっきり分かれる作品。合わない人はとことん合わない。 20 - 投稿者:ナイサロール(男性/50代)
- 投稿日:2013/08/25
- 良い点
- ・キャラクターデザインはさすがの原田さんで安定・・・逆に言えば印象に残っているのはそれだけです。
- 悪い点
- ・シナリオ、グラフィック、システムどれも不満があり過ぎてダメでした。
- 総評
- メーカーのファンなので期待して買ったのですが見事に合いませんでした。悪逆非道を謳っているしダークとも言われてましたが、日本一だけにディスガイア的なノリでの話だろうと思ってましたが・・・。スタート直後からのイベントでのメタリカの「キヒヒヒ」という笑いのセリフのあまりの多さにもうええねんとイラっとし、画面の暗さのせいもありますがイベントシーンでのポリゴンキャラのプレステ1のゲーム?と思わせる見た目に不安を覚え、アクションRPGでありながらもっさりとした操作性で、ダッシュするにもギガカロリーの縛りで好きなように動かせない戦闘システムで不満に変わり、1章の第一話(つまり最初)での敵魔女に対する仕打ちで不快になり、百騎兵の主人である魔女メタリカに胸糞悪くなった挙句それから先をプレイする気にもなれずやめてしまいました。他のレビュアーさんの様に絶賛してる方もいますので結局は好みの問題と言うだけかもしれませんが、発売日に買って一瞬でやる気が失せたゲームは20年振りくらいだったのでこういう意見もあると言うことで投稿させてもらいました。印象を一言で言うと「新しいものを目指して作った結果、一回りしてとても古臭い出来のゲームになった」と思います。事前に体験版などをやる機会があれば買わなかったでしょう。
- プレイ時間
- 5時間以下
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 1 3 1 1 3 -
長らく待った甲斐があったが面白い 95 - 投稿者:ユーリローウェル(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/08
- 良い点
- まだ第5章ですが、
ストーリーも中々良く出来ていてストーリーの続きが気になるような
作りで良くできていると思います。
戦闘もアクションが苦手な人にはカジュアルモードが追加されるなど
トーチカでいろいろな戦術で戦えたりと面白いです。 - 悪い点
- 戦闘時のエフェクトがゴチャゴチャしているのでもう少し控えめにしても
よかったと思います。 - 総評
- やはりにストーリーが吸い込まれる物があり、メタリカの極悪っぷりが
とても面白いので良作だと思います。
戦闘面でもエフェクトが少しゴチャゴチャしていますが、
百騎兵にファセットが多数用意されており、いろいろな戦いが出来き、
またボス戦などで役に立つステータスが爆発的に上がるカオスリバレーション
は爽快です。
延期が何回かあって中々発売日が決まらずイライラしましたが
その分満足できる出來だと思うのでいいゲームだと思います。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 5 5 -
日本一風の濃厚リアルタイムローグライクゲーム 90 - 投稿者:ぱっしぶ(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/02
- 良い点
- ・ストーリーに関しては
容赦無しのダークな、それでいて日本一らしいユーモラスなキャラクター達の
掛け合いで展開される物語、張り巡らされた緻密な伏線とそれを回収する
細やかな設定を好評価。予想以上に愛憎あって見応えがある。
進めるたびに、装備説明を読むたびに「おおっ」と気付かされる事も多いです。
主役の魔女メタリカも最初はテンプレ傲慢ヒロインキャラかと思えば、
その過去と本編は波乱万丈。「仕方ない子だなあ」と、
ハイハイ言う事を訊いていたのが、
いつの間にかいじらしく可愛らしく応援したくなってしました。
キャラクターもストーリーも流石、力を入れたと言うだけはあり素晴らしいです。
・ゲーム性に関しては
聖剣を彷彿とする見下ろしタイプのアクションゲーに、
「満腹度」と「ドロップ所持制限」を付け加えたリアルタイムの
所謂ローグライクになります。
探索とレベル上げ(正確には経験値貯め)をしつつ、カロリーが尽きないよう調整し
残ったカロリーでボス戦でカオスリバレーション(某アクセルフォームみたいなもの)!
処刑用BGM状態なヒーロー気分が味わえます。
エフェクトも綺麗で武器の種類やグラ差分も豊富にあって見た目も麗しいですが、
「ファセット」と呼ばれる、その場でクラスチェンジや
「トーチカ」と呼ばれる特殊能力を駆使するとこれがまた面白い。
囮を召喚しつつ、無数のファンネルのようなチビヘイを呼びまくって
ボスを囲んだり、偵察を寄越してみたり、爆弾仕掛けてみたり、
普通は何か一つずつしか出来なさそうな物が、
このゲームではほぼ全て同時に行えるのが凄い。
トーチカのシステムは非常に素晴らしい。
・日本一ゲーとしては気になる、やりこみに関しては
装備のコモン〜レジェンダリー(オプション数約19種類)の収集、踏破率、
ピラー開花コンプ、魔女制圧コンプ、途中分岐のコンプ、おなじみの練武、
周回など十二分に長く遊べるかと思います。 - 悪い点
- ・森のステージが透過されないのでちょっと見づらい
・要所要所で敵が完全耐性持ちが存在するのに、装備の付け替えが一々面倒
(3項目ぐらいセットできるようにしてすぐさま切り替えできる様にして欲しいところ)
・もっとイベント詰め込んで欲しい(拠点で起こるイベントが1話1~2イベント
程度なので勿体無い)
・一部マップがマジで広すぎる(砂漠とか正気じゃねえ)
・レベルデザインが大味かなあ(1章終わる度に、次のステージの
ドロップ装備がかなり強くなる為、終盤まで強化のシステムが死んでいる感触)
・デスペナでアニマ半減はちょっと厳しい(ボスとか覚えゲーなんで、
もうちょっと手心加えてください…せめて1割減とか、
アニマもすぐ消えちゃって獲りづらいんです) - 総評
- 発売までに紆余曲折難航致しましてようやくの発売ですが
ストーリー・キャラクター・ゲーム、どの点も大変満足できる作品でした。
日本一としては初めての事だらけで難航したようで、発売前に発表された要素も
いくつか削られたもののちゃんと面白いゲームになっています。
変身したり、分身を従えたり、もきゅっと鳴いたり丸っこくて変な主人公・百騎兵
(真の名前は入力できます)
ですが設定に即したトーチカのシステムが、再度言いますが素晴らしいです。
ただ5段セットできる武器をバシバシと振りかざすのも良いのですが、
これを駆使してダンジョンを進む姿がこのゲームの表情の豊かさ、
面白さのキモといえます。
まだ全然遊び足りないので、ここまでにしておきますが文句無しのオススメの一作です。
一緒にメタリカ様に、ニヤニヤしながら仕えませんか?大画面で遊びましょう! - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 3 5 4 -
ほとんどの要素が壊滅的にかみ合わないゲーム 20 - 投稿者:フロー(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/02
- 良い点
- ・グラフィック
・イラスト
・音楽
・グラフィック
グラフィックはまだまだ荒削りでしたが、メルヘンチックな雰囲気はよく出ていました。
序盤にでてくる巨大な芋虫など、動きや質感が良い意味で気持ち悪く、まさしく世界観にあった敵役でした。
欠点としては、画面がアップになると映像がぼやけていてしまうことですが、その点を除けばメルヘンな世界でキャラクターを操作出来るのは中々楽しいです。
・イラスト、音楽
イラストと音楽は原田たけひとさんと佐藤天平さんという日本一お馴染みのお二人で、この点については文句はありません。
原田さんは魔女を初めとする様々なキャラクターを個性豊かに描いており、どれもすばらしい出来です。音声に合わせて立ち絵も口パクするなど、原田さんのイラストが好きな人だと画面を見ているだけで楽しいでしょう。
佐藤さんの音楽も魔女と百騎兵の世界観にあっており、雰囲気作りに貢献していました。ボス戦終了時のBGMは百騎兵のポーズとあわさって、とても面白いものになっています。 - 悪い点
- ・ストーリー
・戦闘システム
・演出
・ロードの長さ
・不親切な説明 - 総評
- 日本一販売、日本一子会社のノラが制作した今作の悪い点ですが、これは良い点を相殺してあまりあるほどに酷いです。
・ストーリー
トゥルーエンディング、バッドエンディングを見ての感想です。
ストーリーは矛盾だらけ、伏線もキャラクターも使い切れていない。ダーク、大人向けなシナリオを掲げていますが、黒いシナリオというものを根底から勘違いしており、汚い言葉を使ってしまえば胸糞の悪いだけのシナリオです。
この作品の目的は、沼にしか生息できない魔女メタリカの命令により、各地にある沼をため込んだピラーというのを破壊して領土を拡大していく、といった話です。
メタリカは沼がある所なら遠く離れていてもワープをしたり、万能の力を発揮できるのですが、沼がなければ生存すら危ういのです。そのために百騎兵は各地でピラーを開放していくのが本筋です。
ただ百騎兵は会話ができませんので、たびたびトラブルもおこってしまいました。
しかし中盤、そのような設定を台無しにする展開が発生します。
ネタバレ厳禁につき詳細に語れませんが、それができるなら最初からやれ、といわざるを得ません。メイン骨子となっている設定が台無しになった瞬間です。
それを使う必要のある場面なら、これまでいくらでもあったのですが。
もちろんピラーは力をため込んでいるので、開放する意味はありますし、メタリカの目的にも合致しているのですが、100年以上生きていて考えつかないはずはないほど単純な方法です。
そして最終的に、メタリカの性格は変わらないのに、何故かあるキャラとは親友状態に。
そして11章は本当に怒りさえわいてくるほどにどうでもいい話で、ただこういう演出をやりたかっただけだろうな、というのが見て取れます。一番の問題は、あれになんの意味もないことでしょう。
外道、ダークな展開はこのゲームの方向性ですが、意表を突きたいためだけのこの演出にはため息しかでませんでした。
さらにこの後の話もひどい。これまで一度も登場したことのないキャラクターがさも当然のように登場します。設定上、メタリカは知っている可能性はあるといえばあるのですが……。
しかも登場したイベント内容もひどく、わずかな出番しかなかったキャラのコンプレックスに数分間言及して、感動的な話であるかのようにまとめます。
ですが最後の話については、多少は面白くはありました。
ただし、蒔いた伏線をすぐ回収して驚愕のラストバトルを演出していましたが。それでもこれまでに比べたら遙かにマシです。
さらにギャグもだだ滑り。ビスコを不憫キャラにしたいのでしょう、ある状況では何度も百騎兵に殴られてたりします。
これがメタリカの場合だと同じ状況でもそんなイベントありません。ただただ気持ち悪いだけの区別です。
さらにたまに地の文が出現しますが、充分会話劇でカバーできる範囲です。なんとも中途半端で浮いていました。
シナリオも毎話終了間際にイベントを発生させ、次への興味を誘導している……ようにしたいのが見え見えのどうでも良い会話劇が発生します。前の話のラストでおこった事件が、次の話の冒頭でいきなり解決、おわり。さて本題へ……。こんな展開の仕方を繰り返しです。
・キャラクター
魅力的なイラスト、設定。それをまったく生かせていない。
特にメタリカ、第一印象はサディスティックないかにもと言った魔女で、被虐心を煽ってくるキャラクターとなっており、一部の人には堪らないものがあります。
ですが、シナリオを薦めるにつれ、その性格は悪逆、ゲスではなく、吐き気を催すほどの小悪党となります。
気に入らないことがあったら相手のせい、百騎兵頼み……ひたすらに卑しく、悪逆がかっこいいというわけでもない。ある意味、記号的なゲスイベントをこなす羽目になった不憫な子、とも言えなくもないです。
子供がそのまま大きくなったようなもので、見ていて大変不愉快。いや、子供の頃のメタリカは好感が持て、同情もできることがあったのですが。
さらに他の魔女たちもほとんどがまともに出番がありません。初対面の印象は最悪。さらに再登場時の衝撃は、驚愕というより失望感しか与えません。よくある手法ですが、今作はどん引きするだけです。
その後、色々話題があるのですが、まったく魅力を感じません。短いイベントでも読ませるシナリオも設定も演出もありません。ただ周囲を置いていくだけの退屈なイベントだけです。
結局、最後まで良いと思ったキャラはネザリアとアルレッキーノのみでした。特にアルレッキーノは最初から最後までキャラもブレず、台詞もよく、安定感があります。他のキャラもこうであれば……。
・システム
まず、ロードがやたら長いです。PS2時代の日本一ゲームなら冒頭で長いロードを要求する代わりに、プレイ中は快適に操作できていました。なのに百騎兵では無視できないほどにロードがながい。HDDにインストールもできません。
ロード中はTIPSという豆知識の載った文章が表示されますが、かなり重要なことが書いてあったとしても後で見返す項目はありません。
いちいち演出が冗長で、ゲームに支障を来すレベルです。特にセーブデータをロードしたときの画面のフェードインが異様に遅い。そのくせ操作は受け付けているので、左スティックを右上に入れっぱなしにしていると、本来行けないはずの橋の先まで進めてしまいます。
・戦闘
これもまたお粗末。
マップでの百騎兵のアクションはいちいち大仰でありながら、その間も敵は動き続けます。
宝箱を開ける間に敵が近寄ってきて包囲されるので高確率で攻撃を喰らいます。全滅させてから開けばいいのですが、それにしたっていちいちモーションが大げさで長い。
事故死することが多いのに、復活時の演出も長い。
さらにダウンしてからの起き上がりに無敵時間などないのに、非常に遅いです。しかも一発でも当たれば、たとえノーダメージだとしてもダウンします。
アクションなのだからダウンをとられたのが悪いかと思いきや、受け身をとってもモーションが遅い。さらに起き上がり中にも敵は攻撃をしかけてくるので、ダウンする→起き上がろうとする→攻撃される、を繰り返します。ボスにもよれば即死、雑魚に至っては集団で2、3体に囲まれるとこうなります。多勢に無勢で負けるバランスは良いのですが……。
・MAP探索
MAPの探索には大量のギガカロリーを消費し、何度も出戻るしかない。最初は面白かったのですが、マップが広大、複雑になるにつれ、テンポの悪さが目立つ。しかも百騎兵の移動速度は遅く、ダッシュもスタミナによる制限があるので、あるフォセットを入手するまで移動効率が最悪です。
ある話にいたっては複雑なマップであるにも関わらず、ボスを目の前にしておつかいを言い渡され、再度探索をさせられます。しかもマップにはいった直後に「放っておけ」のような内容の台詞を言っているにもかかわらずです。
制限が多すぎるアクション、不便な操作性、シナリオはシステムとすらかみ合っていません。
このギガカロリーは演出をも妨げます。ボス戦でも回復しないので、こちらが自主的に撤退して回復してからボスに臨まなくていけません。百騎兵は不死身なので負けても再挑戦できるのでゲームオーバーの心配がないのは救いですが、同時に緊張感のなさも生みます。
このギガカロリーが足かせになるのがラスボス戦です。ラスボス戦は手前まで行くと引き返せないので消費したギガカロリーで戦うことを余儀なくされます。負けると拠点に戻され、再挑戦することになります。ストーリーが佳境にはいって盛り上がっているのに普通に出戻り……。しかもラスボス側も例に漏れず何度でも再挑戦させてくれます。実は良い人なんじゃないか。
その後出戻り関連は色々あり、演出とシステムがまったくかみ合ってません。散々こき下ろしたシナリオですが、ここにきてシステムが盛大に足を引っ張っています。
さらにラスボス手前のダンジョンは探索するだけでもやけにひどく、ギガカロリーの消費がはげしいので何度も撤退することになります。雰囲気ぶち壊しです。
さらにゲーム中の間の取り方すら下手で、フリーズしたのかと思うほど長い沈黙がありました。
・ビヘイビアパネル
こちらの行動によってNPCや的の感情が激怒や悲しみなどと変化するのですが、邪魔でしかありませんでした。まず何度も殴ると激怒状態になり、ノックバックなし、攻撃強化の状態になります。何度も殴らないと倒せないのは大抵強敵相手ですので、火に油を注いだ形です。しかもその注ぎっぷりは尋常ではなく、一撃でも食らえば即死です。激怒した相手が村人であっても場合によっては即死させられます。伝説の百騎兵とはいったい……。
さらに敵の悲しみが強まり絶望させると、消滅します。経験値もアイテムもありません。無駄骨の戦闘になります。
一応、恍惚状態などこちらに有利なのもあるのですが……。
・セルフアサーション
百騎兵が人の反応にリアクションを返すシステムがあります。
こちら、使える場面がきわめてすくない。さらにたいした影響はでませんし、重要なときには出てきません。相手を殺すかどうかくらい重要な選択を迫られた場面では普通にメタリカの指示に従います。逆に「今晩のご飯なにが食べたい?」くらいどうでもいい場面ではでてきます。
唯一ストーリーの分岐路となる場所で出現したかと思いきや、選択肢を選んだときのガッカリ感たるや……。
シナリオ、戦闘システム、演出、どれをとってもお粗末な出来であり、2011年から予約していて期待していた身としても褒めることができない。
説明を見ると自由度が高そうですが、実際プレイしてみると判ることは自由度などないに等しい、ということです。
後半のシステムに関するメタリカの台詞など、制作者の代弁にしか見えませんでした。
トロフィーもあと三つ、プラチナ直前まで進めましたがそれにしても酷い。限定版を購入したうえ、特典の出来やコミカライズなど派生した物は良いのだが……。ゲームの調理方法を誤っていなければ、と思わざるを得ない。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 1 1 5 -
問題点もあるが、十分に楽しめる作品 85 - 投稿者:ターン(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/01
- 良い点
- キャラが非常に魅力的であり、ストーリー面も非常に楽しめる。
硬派な難易度であり、やりごたえがある。
音楽の出来が非常に良い。
アクションの基本を抑えつつ、独特の戦闘システムがある。
マルチエンディング。
様々なやり込み要素を持っている。 - 悪い点
- 全体的にロードが長め。フィールド間の移動などはそれほどでもないが、ゲームを起動させてからスタート画面に行くまでのロードはかなりの長さ。
フィールドが流石に広すぎて、目印があっても道に迷うことがある。この半分位でも良かったかも。
フィールドを移動する際に木や建物が邪魔して百騎兵が見えにくく感じる。 - 総評
- 日本一ソフトウェアが始めて製作したアクションRPG。良い点として、キャラクターに魅力があることが挙げられる。ストーリーもファンタジーと思えないダーティな展開に続きが気になり、つい長時間のプレイをしてしまいました。音楽の質も驚くほどに高く、汎用の戦闘BGMでも非常に盛り上がります。戦闘面では、基本的なアクションの要素を持ちながら独自のシステムも有しており楽しめるものになっているとプレイしていて感じました。マイナスの要素としては、ロードの長さとフィールドの異様な広さ。前者は起動してからスタート画面までのロード以外はさほど気にはならなかったが、早く先に進めたいと思っている時にはもどかしく感じることもありました。フィールドの広さはかなりのもので、しかも入り組んでいる場合が多く目印を頼りにしても壁にぶち当たり、アチコチを彷徨う羽目に・・・他にも、森を移動している際に木々が百騎兵を隠してしまい見えにくくなってしまうこともあり、アクションとしてこれは無視できない欠点であると感じます。
総評としては、無視できない問題点もあるものの、魅力的なキャラたち、緊張感の持てる難易度、音楽の素晴らしさと各種やりこみ要素など満足できる作品でした。 - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 5 4 5 5 -
ハッピーエンドが好きな人にはオススメできない 85 - 投稿者:悶絶少年(男性/30代)
- 投稿日:2013/08/01
- 良い点
- ストーリーが良い
ボス戦闘に緊張感がある - 悪い点
- ザコ敵の攻撃力がおかしい
フラグ管理が明らかに間違っている箇所がある - 総評
- ノーマルモードでトロフィーコンプリートした記念に投稿
とにかくストーリーがいいここ数年ではストーリーだけで最後まで飽きずにやれたゲームはこのゲームくらいだと思う
ただボス戦は楽しいがとにかくザコ敵の攻撃力がおかしい
例えばザコ敵はスキが少ない攻撃をしてくるし数が多いので攻撃をかわしにくいのですが基本的に後半のステージでは1撃で死んでしまいます
ボスの攻撃でも1撃で死んでしまいますがボスは一人だし攻撃パターンが結構単調なので2、3回も挑めばノーダメでぜんぜん勝てますが道中の雑魚にかすって死にまくります
しかもボスの攻撃で300ダメージ受けるとしたら雑魚の攻撃は280ほどくらいます
もしボスの攻撃が1000とかなら理解できるんですがなんでボスと攻撃力がほぼ一緒なのか理解できません
はっきりいって雑魚敵10匹倒すよりはそのステージのボスを3回連続で倒す方が簡単です
イライラすることもあるでしょうがとにかくストーリーが面白いのでやって損はないと思います - プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 5 2 5 5 -
なかなかに良作。ストーリー良し戦闘良し。正直びっくり 90 - 投稿者:そーた(男性/20代)
- 投稿日:2013/07/29
- 良い点
- ・残酷で非道なストーリーが癖になる
・キャラクターの会話が面白い
・戦闘はシンプルかつテクニカル
・ミスティカルダッジやカオスリバレーションにより戦闘にメリハリがある
・ボス戦はガードゲージにより凄く面白い
・難易度が低くない
・マルチエンディング
・住民なども攻撃できたりする
・音楽が素晴らしい - 悪い点
- ・フィールドのグラフィックは良いが、キャラの3Dグラはそこまで良くない
・若干グロい
・値段が高め
・フィールドの樹が邪魔 - 総評
- 日本一ソフトウェアさんのゲームだったので、ストーリーにはそこまで期待していなかったのですが、いい意味で予想外でした。
ストーリーは本格的にダークなので、物凄く面白く続きが気になります。
また、戦闘は雑魚戦も舐めてかかったら袋叩きにされてすぐ死にますし、回避がかなり重要になってきます。
ボス戦はとても面白いです。ガードゲージという要素が素晴らしいです。
ガードゲージはボスが攻撃する前と攻撃する後に減り、ガードゲージが減ると百騎兵の攻撃が通りやすく鳴るのですが、これによって隙を伺いつつ攻撃する、モンハンの様な先頭になっています。
また、ミスティカルダッジにより巧い人はハイリスクハイリターン。
ミスティカルダッジを出来ない人もチマチマ消極的に攻撃。
と、腕によって戦法を変えられるのも良いですね。
グラフィックが若干イマイチなのを除けば凄く面白いです。
アクション好き、残酷ストーリ好きにオススメ。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 5 5 5 4
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