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任天堂が“超”特別協賛する「ニコニコ超会議3」の発表会をレポート。宮本 茂氏や横綱・白鵬関がサプライズ登壇
ニコニコ超会議は「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上で再現する」というコンセプトのもと,2012年4月に第1回が開催されており,3回めとなる今回も,参加ユーザーが「全員主役」となってリアルとネットが融合したさまざまな企画を展開する。
発表会の会場では,まずニコニコ超会議3の協賛/出展/後援が紹介され,前回,特別協賛社となっていた任天堂が,今回は「超特別協賛」として参加することが発表された。
続いて任天堂の専務取締役である宮本 茂氏が特別ゲストとして登壇し,「今日は岩田社長に代わり,私が“直接”ご挨拶に来ました」と,同社の岩田 聡社長お得意の“直接”ポーズを披露。さらに宮本氏は「前回,とても盛り上がった興味深い新たなイベントですので,今回も協賛させていただくことになりました。皆さんと一緒に楽しみたいです」とコメントし,会場を大きく沸かせていた。
また前回は最大級のエリアを用意した人気の「超ゲームエリア」は,さらに“超絶”パワーアップするとのことで,大会やゲーム実況,スマートフォンアプリ,アナログゲーム,アーケードゲームなど多彩なコンテンツを取りそろえる。
会場では,著名タイトル出展の例として「ドラゴンクエストX」および「Minecraft」の大会開催が挙げられたが,そのほか「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」の出展も決定している。
また併催イベントの一つとして,アナログゲーム即売会「ゲームマーケット」のニコニコ超会議版「超ゲームマーケット」が開催されることもアナウンスされた。こちらでは,2014年6月開催の「ゲームマーケット2014春」に先駆け,新作タイトルのプレイアブル出展もあるという。
そしてニコニコ超会議3の超目玉企画となるのが,「大相撲超会議場所」だ。これは文字通りニコニコ超会議の会場にて,横綱をはじめとする総勢250名による大相撲の巡業が行われるというもので,取り組みの模様はニコニコ生放送で中継される。そのほか,子ども達が参加できる腕白相撲や当日の朝稽古見学なども企画されているとのことである。
発表会の会場には,特別ゲストとして横綱・白鵬関が登壇し,この企画について「若いニコニコユーザーの方々に,ぜひ相撲を知っていただきたいです。相撲の新しい時代が来るんじゃないかと期待しています」と語る。なお白鵬関は,テレビ中継が行われなかった2011年の大相撲 5月技量審査場所における自身の取り組みを,ニコニコ動画でチェックしたこともあるそうだ。
さて,気になる入場券の種類と価格は以下の通り。「大相撲超会議場所 観戦券」は,大相撲の専用観戦席が用意されるもので,大相撲の観戦自体はほかの入場券でも可能とのことだ。
●一般入場券
1日券 前売1500円/当日2000円
2日通し券 前売2500円
●優先入場券(数量限定,先着順,1日券は日付指定)
1日券 前売1600円
2日通し券 前売2700円
●大相撲超会議場所 観戦券(抽選販売,日付指定)
砂かぶり席 前売1万2000円
イス席 前売5000円
また,ニコニコ超会議3の終了後には,幕張メッセイベントホールにて,ライブイベント「ニコニコ超パーティーIII」が開催される。すでに歌手の小林幸子さんが出演することがアナウンスされているが,さらに陸上自衛隊中央音楽隊の出演決定が発表された。
こちらの入場料は1日めが5800円,2日めが6800円で,2014年2月15日に申し込みが開始される。またニコニコ生放送にて中継を視聴できるネットチケットは,詳細が発表されるにつれて価格が変動し,早期に購入するほど得になる累進価格制を採用しており,現在はニコニコポイント1500ptとなっている。
ニコニコ超会議3およびニコニコ超パーティIIIの追加情報は,2014年2月以降,順次発表予定となっているので,今後の情報にも注目だ。