Larian Studiosの個性的なストラテジーゲーム,「Divinity: Dragon Commander」が北米時間の2013年8月6日にリリース。ローンチトレイラーも公開

　Larian Studiosのストラテジーゲーム「Divinity: Dragon Commander」の配信が，北米時間の2013年8月6日にSteamやGOG.comで開始され，合わせてローンチトレイラーが公開された。対応機種はPCで，価格は39.99ドルとなっている。

「Divinity: Dragon Commander」公式サイト

　Larian Studiosのフラッグシップタイトルとして知られる「Divinity」シリーズのスピンオフタイトルであるDivinity: Dragon Commanderは，カルト教団が勢力を持ったことで分裂したRivellon大陸が舞台となる。そこに長く栄えた帝国の正統な継承者であり，ドラゴンに変身できる能力を秘めたドラゴンナイトである主人公が，ヒューマン，ドワーフ，エルフ，ゴブリン，そしてリザードといった種族の対立を乗り越え，帝国を統一していくという内容だ。
　プレイヤーの拠点となる空中戦艦Raven号には，各種族のカウンセラーや配下の武将達，そして政略結婚で得た妻などが乗り込んでおり，彼らと共に，どの地域に攻め込むか，どの勢力と親密な関係を築くかなどといった選択を行いつつゲームを進めていくことになる。


　Rivellon大陸は複数の地域に分かれており，それを1つ1つ攻略していくというターン制のストラテジーだが，戦闘はリアルタイムで行われる。また，プレイヤー自身がドラゴンに変身して空中戦を演じるというアクション要素があるほか，さまざまな勢力の要望に応えることで，戦闘が有利になるカードを入手できるというカードゲームとしての楽しみも用意されているなど，ジャンルをミックスしたプレイが特徴だ。


　Larian Studiosらしいウィットに富んだ会話が楽しめる作品だけに，日本語版のリリースがアナウンスされていない現状では少しハードルが高いが，eSportsを念頭においた対戦モードなど，遊び応えのあるゲームであることは間違いない。5分を超えるローンチトレイラーもじっくりと楽しめるものになっているので，気になる人はチェックしてほしい。