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舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜」の制作発表会が開催。キャスト陣が意気込みを語った会場の模様をレポート
舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜」公式サイト
「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」公式サイト
発表会の会場では,出席したキャスト陣が,それぞれが演じるキャラクターに対する思いや,12月の上演に向けた意気込みを披露。
そのうち,主人公の日向 創を演じる横浜流星さんは,前作にあたる舞台「ダンガンロンパ THE STAGE 〜希望の学園と絶望の高校生〜」を観劇して,「ダンガンロンパ」の独特な世界観に引き込まれ,原作のゲームシリーズをプレイするようになったという。今回の舞台にあたっては,原作ファンの期待を裏切らないことはもちろん,原作を知らない人にも楽しんでもらえるよう,前回の舞台とはまた違った魅力を打ち出していきたいと語った。
また七海千秋役の山田菜々さんは,本格的に演技に挑戦するのは初めてとのことだが,自身も演劇の鑑賞が好きなので,観劇後の楽しさや感動を多くの人に伝えたいと意気込みを見せた。また今回演じる七海千秋に関しては,「なりきって舞台に立てるよう,頑張りたい」とコメントしていた。
左右田和一を演じるいしだ壱成さんは,ゲーム原作の舞台について,「言ってみれば台本が二つあるようなもの」と表現。原作であるゲームのストーリーと舞台の台本のバランスを取りながら,原作ファンを含めた多くの人に楽しんでもらえる役作りを目指すとのこと。また,いしださんは自身が40歳であることに言及し,「まさかこの歳で高校生の役を演じることになるとは……頑張ります」とも話していた。
原作ファンからキャスティングが注目されていたという,キーパーソンの狛枝凪斗を演じる鈴木拡樹さんは,原作の推理要素に触れ「推理するということは,想像すること。舞台の魅力もまた,想像力あってのものですから,すごく相性がいいと思います」とし,「どれだけ想像していただき,どれだけ楽しんでいただけるか。そこに懸けたいと思っています」と上演に向けた意気込みを語った。
そして舞台の演出を手がける松崎史也氏は,原作について「ポップでシニカルでロマンティック」と表現。今回の舞台でも,キャストと共にその魅力を表現したいと抱負を語った。
またこの舞台には,前回の舞台と同じく特別映像出演という形で登場する神田沙也加さんだが,これまた前回と同様に自身の音楽ユニット「TRUSTRICK」として楽曲提供も行うとのこと。TRUSTRICKのBillyさんは「前作もそうでしたが,原作のスリルを音で表現したい」とし,また神田さんは「『ダンガンロンパ』の舞台に再び関われることを嬉しく思っています。聴いたときに鳥肌が立つような曲にしたいです」と語った。
松崎史也氏 |
神田沙也加さんは,Billyさんと共にユニット「TRUSTRICK」として楽曲を提供 |
さらに,希望ヶ峰学園の学園長であるモノクマのボイスは大山のぶ代さんが,モノミのボイスは貴家堂子さんが原作と同様に担当するのだが,新たに音声収録も行ったとのこと。会場では,「私はモノクマが大好き。久しぶりにモノクマを演じることができて本当に幸せです」という大山さんからの肉声メッセージも披露された。
なお現在,認知症で闘病中と報じられている大山さんだが,今回の舞台での収録に立ち会ったという松崎氏によれば,非常に元気だったそうだ。また松崎氏は,「私の決めることではありませんが」と前置きしつつも,「モノクマ役は大山さん以外に考えられない」と話していた。
大山のぶ代さん |
発表会のエンディングでは,本舞台における日向 創と七海千秋のビジュアルがお披露目に。自身の姿を見た横浜流星さんは「最初は不安だったが,今は日向 創になれたんじゃないかと思っています」とコメント。また山田菜々さんは,「こうした試みは初めてで自信がなかった」としつつも,「これから本番までに,もっと仕上げていきたいです」とあらためて意気込みを口にした。そして神田さんは,原作ファンの一人として「立ち姿がバッチリ。12月の上演への期待が高まります」と語って,発表会を締めくくった。
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