中国最大のゲームショウ
「ChinaJoy 2011」が上海新国際展覧中心で本日(7月28日)開幕した。かつてはゲームの展示会だけだったが,別会場での開発者会議やゲームビジネス会議,アウトソーシング会議などの関連イベントを併催していった結果,最近では世界でも有数の規模のゲームイベントに成長した。
今年は,展示会場が1棟増えてB2Bブースが新設されるという規模拡大を行っており,市場の勢いを感じさせる展開となっている。これまでは立ち並ぶ展示会場のうちの3棟で展示,4棟めで物販やイベントなどが行われていた。1棟あたりの大きさは,幕張メッセの1棟よりも何割か広く,面積的には展示会部分だけで東京ゲームショウクラスのイベントになったといってよいだろう。
本音をいうと,うるさいことこの上ないイベントなので,静かなB2Bブースができたのは,素直に喜ばしい。
ChinaJoy 2011は28日から7月31日までの4日間開催され,一般参加者の多さでも注目すべきイベントとなっている。出展されるのはほとんどがオンラインゲームであり,もちろん新作発表もされるが,現行サービスが行われているタイトルでのイベントなども多く行われる。むしろ,試遊機は少なめでイベントがメインだ。
今年のChinaJoy全体を見ると,武侠系オンラインゲームが多めで,2Dや2.5Dゲームが非常に多い。それらに混じって意欲作も垣間見られるので,中国ゲーム業界の現在を感じられるような,傑作や怪作(?)などを紹介していきたい。中国産以外のゲームについても,最新情報が追えるものはレポートする予定なのでお楽しみに。