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光の質感は,イギリスのものしか使わない。ステルスアクション「Dishonored」の世界を紹介する開発者ビデオダイアリーが公開
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印刷2012/09/12 17:43

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光の質感は,イギリスのものしか使わない。ステルスアクション「Dishonored」の世界を紹介する開発者ビデオダイアリーが公開

 Bethesda Softworksから発売される予定のステルスアクション,「Dishonored」PC/PlayStation 3/Xbox 360)の開発者ビデオダイアリーが公開された。2回目となる今回は,「Immersion」(没入感)というタイトルが付けられており,開発者達がいかにしてゲーム世界に現実感を持たせようとしているのかが語られている。

「Dishonored」公式サイト


 Dishonoredは,産業革命が起きた18〜19世紀のイギリスを連想させる世界が背景になっており,すでに知られているように,「鯨油」を使ったエネルギーが文明を発展させたという世界観を持っている。港には巨大な捕鯨船が行き交い,鯨油による発電で公共交通が動くというダンウォールの街は,どこか煤けた,歴史を感じさせる石造りの街並みが続いている。

画像集#002のサムネイル/光の質感は,イギリスのものしか使わない。ステルスアクション「Dishonored」の世界を紹介する開発者ビデオダイアリーが公開

 そんな世界を作り出したのが,工業デザイナーであり,Valveに在籍時には「Half-Life 2」のCity 17を描いたことで有名なVictor Antonov氏だ。今回のムービーにも登場する彼は,「光の質感は,イギリスのものしか使わない」などと話しており,架空の存在でありながらも統一感を持ったDishonoredの世界の秘密を解説している。
 ゲームに登場するキャラクターも,典型的なイギリス人の絵画や写真を元に,それをコミックス風にデフォルメしていることが担当者の口から語れており,アーティストやデザイナーにとって非常に興味深い内容のダイアリーといえそうだ。

画像集#004のサムネイル/光の質感は,イギリスのものしか使わない。ステルスアクション「Dishonored」の世界を紹介する開発者ビデオダイアリーが公開

 日本では,PlayStation 3版Xbox 360版が2012年10月11日に発売される予定の本作。Bethesda SoftworksのPR&マーケティング副社長を務めるPete Hines氏は「Dishnoredは,長期的に継続できるIPとして興味があった」と以前述べており,シリーズ化を念頭に置いた制作が行われているようだ。
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