プレイレポート
ゲーム版「機動戦士ガンダムAGE」と,iOS端末でレイトン教授の息子が活躍する「レイトンブラザーズ ミステリールーム」を体験してきた
機動戦士ガンダムAGE
今回はプレイアブル版ではなく,プレイの模様をPSPの実機上で観られるムービーとして,会場に出展されている。
本作のジャンルは,ガンダム関連のゲームでは異例の「RPG」となっている。いったいどのようなゲームに仕上げられるのだろうか。
展示されていたムービーは,主人公・フリットが街中のフィールドを移動している場面からスタートした。フリットは,ガンダムの格納庫へ移動し,幼馴染みのエミリーから心配されつつも,格納庫内にいる技術士バルガスに話しかけてガンダムへ乗り込む。どうやら,フリット達のコロニーは謎の敵“UE”からの襲撃を受けているようだ。
ここで突如,画面中央に「Wear Change!! TITUS(タイタス)」という表示が現れた。ガンダムの機体をよく見てみると,なんと,両腕両足が白から赤へと変化している! 「TITUS」となったガンダムは,敵機をキックとパンチの格闘攻撃で破壊してみせた。ガンダムAGEの玩具では,パーツごとにウェアライズで別機体のものと交換することができるようになっているとされているが,どうやら,この「Wear Change」こそが今作のアクションの肝となるようだ。
ガンダムが無事にUEを撃退したところで,今回のムービーは終了となった。本作については,アニメもゲームもまだまだ謎が多い。アニメの今後の展開とともに,ゲームの新情報にも期待である。
レイトンブラザーズ・ミステリールーム
本作の主人公はなんと,エルシャール・レイトン教授の息子・アルフェンディ・レイトン。彼はスコットランドヤードの事件分析官で,見習い分析官のルーシー・クレイラとともに,さまざまな事件を研究・解明していくのだ。
推理もののアドベンチャーゲームというと,事件現場の移動や会話でフラグを立てて進めるタイプが多いのだが,本作は最初から証言と証拠がある中でプレイヤーが観察・推理を進めていく内容となっている。
まず最初に,事件の概要がテキストと絵本風のイラストで説明される。今回は,小説家の屋敷で起きた殺人事件。小説家が屋敷の離れで遺体として発見されたが,現場の周りには雪が積もっていたにもかかわらず,足あとが発見されなかった。いわゆる密室殺人というわけだが,はたして真実はいかに?
事件の推理は,まず最初に容疑者の証言を確認するところから始まる。関係者リストを呼び出すと,被害者の妻や使用人など,現場に居合わせた容疑者達が一斉に表示される。ここで容疑者をタップすると,その人物のプロフィールや証言を確認できるのだ。
証言を一通り確認したら,次は推理だ。本作での推理は,謎の書かれた“封筒”に,正解と思われる人物や証拠品のカードを入れて回答する方式となっている。最初の謎は,ずばり「犯人は誰か?」。もちろん,容疑者の証言だけではすべてを推理できないため,この時点では第一印象で仮に回答しておく。
現場検証を進めると,血のりを拭き取った形跡がある「灰皿」を証拠品として見つけた。
証拠品が揃った段階でいきなり犯人を名指しするのではなく,「殺人に使われた凶器は?」などといった一つ一つの疑問に回答していくことで,事件の真相に迫っていく。この「殺人に使われた凶器は?」という封筒の謎に対する答えとして,先ほど見つけた灰皿を選んだところ――ここで,今回のプレイは終了となった。
残念ながら,事件の真相を導きだすまでには至らなかったが,大まかな推理の流れは体験することができた。ストーリーを追ったり,アクション性のある操作を要求されるわけではないので,ちょっとした空き時間にiOS端末でプレイするには最適なゲーム内容と言えそうだ。また,推理が苦手だという人も,レイトンとルーシーのやり取りや封筒の謎が真相を導くヒントとなるため,手も足も出ない……といったことはないはずだ。
このイベントは,10月16日も行われているので,東京近郊で興味のある人はぜひ東京ビッグサイトに足を運んでみよう。
- 関連タイトル:
機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル
- 関連タイトル:
レイトンブラザーズ・ミステリールーム
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機動戦士ガンダムAGE コズミックドライブ
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