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[TGS 2011]サイバーフロント,「マウント&ブレード ファイア&ソード」をプレイアブル展示。新登場のマスケット銃の使い心地を確かめてみた
本作は,広大なオープンワールドを舞台に冒険を繰り広げるPC用アクションRPG,マウント&ブレードシリーズの最新作。第1作「Mount & Blade」および,第2作「マウント&ブレード:ウォーバンド」では,架空の世界における物語が描かれていたのに対し,ファイア&ソードの舞台は17世紀の東ヨーロッパで,ポーランド,ロシア,スウェーデンといった国が実名で登場する。
ストーリー自体,ポーランドの作家で,1905年にノーベル賞を受賞したヘンリク・シェンキェヴィチ氏の小説に基づいており,開発にあたって,これまでのシリーズ作品とは若干異なるアプローチがとられているようだ。
ファイア&ソードの大きな特徴の一つは,ピストルやマスケット銃などの火器が使用可能となったこと。プレイアブル展示されていたバージョンでは,主人公が剣とマスケット銃を装備しており,その使い心地を確認できた。
操作はシンプルで,マウスで照準を動かして狙いを定め,左ボタンをクリックすることで銃を撃つという方式。当たり前だが,前作までの弓矢とは異なり,大きな射撃音が響き渡るし,威力もずいぶん増している。うまく頭部に当てて,一撃で仕留めたいところだ。
しかし,射撃の動作が完了するまでに時間がかかるうえ,1回撃つたびにリロード(再装填)が発生するため,戦闘時に使いこなすには慣れが必要だろう。
また,馬に乗って走っているときに敵を狙い打つのは非常に難しかった。颯爽とフィールドを駆け回りつつ,敵を倒せるように練習を積み重ねたい。
今回プレイした限り,マスケット銃は,敵との距離さえ保てれば,非常に頼りになる武器だ。しかし,いったん近接武器を持った敵に詰め寄られると,何もできずにボコボコにされてしまう可能性がある。例えば,行動を共にしている歩兵達の後方に位置を取ることで,敵を足止めするといったテクニックが有効かもしれない。
ちなみに,戦闘中に力尽きてしまった場合,前作と同様,敵の捕虜としてしばらくのあいだ連れ回されることになる場合がある。各クエストには有効期限が設定されているが,捕虜にされているうちは手が出せなくなってしまうので,戦いに臨むときはしっかり準備しよう。
「マウント&ブレード ファイア&ソード【完全日本語版】」公式サイト
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マウント&ブレード ファイアアンドソード
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