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[AOU2011]KONAMIブースが熱狂に包まれた「jubeat AOUスペシャルマッチ」&「BEMANIスペシャルステージ グランドフィナーレライブ」レポート
アジアのトッププレイヤー達が直接対決!「jubeat AOUスペシャルマッチ」
今回メインステージで開催された「jubeat AOUスペシャルマッチ」に合わせて,中国,韓国,シンガポール,香港,台湾のトッププレイヤーが来日。さらに,1月に行われた「第一回 jubeat 実力テスト」の上位入賞者3名が日本代表として加わり,“アジアNo.1”の座を決める大会が行われた。
出場者は以下の8名。
GUN選手(中国代表)
K.RIP選手(香港代表)
SANGKM選手(韓国代表)
ZEUS選手(シンガポール代表)
SV-CORE選手(台湾代表)
K-L.C-Y選手(日本代表)
HT-X.V-Y選手(日本代表)
3SAGIRI選手(日本代表)
左から野崎氏,まっする氏,ショッチョー氏 |
今回の戦いは,試合前の抽選で決定したトーナメント表に沿って行われた。一回戦は1対1で1人1曲ずつプレイ曲を選択。2曲プレイした結果,合計スコアの高かった方が決勝へ進出となる。
決勝戦は4人同時対戦となり,一回戦同様に1人1曲ずつ選曲するため,プレイ曲数は初戦の倍の4曲となる。4曲を連続でプレイし,最終的に合計スコアが高かった選手が「jubeat」世界トッププレイヤーの栄誉を手にするのだ。
一回戦の各対戦カードと選曲・結果は以下の通り(難度はすべててEXTREME)。
SANGKM選手(韓国) VS SV-CORE選手(台湾)
1曲目「GIGABREAK」
2曲目「Crosswind」
勝者:SANGKM選手(韓国)
ZEUS選手(シンガポール) VS GUN選手(中国)
1曲目「ウィリアム・テル序曲」
2曲目「天国と地獄」
勝者:ZEUS選手(シンガポール)
K-L.C-Y選手(日本) VS K.RIP選手(香港)
1曲目「eyes」
2曲目「ALL MY HEART -この恋に,わたしの全てを賭ける-」
勝者:K-L.C-Y選手(日本)
3SAGIRI選手(日本) VS HT-X.V-Y選手(日本)
1曲目「AIR RAID FROM THA UNDAGROUND」
2曲目「Evans」
勝者:3SAGIRI選手(日本)
また,出場者自身が1曲ずつ選曲するというルールにより,「どの曲を使って相手に勝負をかけるか」という駆け引きの要素も存在する。そのため,日本人同士の対決となったROUND4では,超・高難度の「AIR RAID FROM THA UNDAGROUND」に対抗して同じく高難度の「Evans」をぶつけるという難関曲の2連続に,会場も大きく沸き立った。
その一方,ROUND2では,「中国版の『jubeat』には『ripples』までの曲しか入っていない」という理由から,ZEUS選手はあえて「knit」の曲を選ばず,中国版にも収録されている「ウィリアム・テル序曲」でGUN選手に挑む,というフェアプレー精神を見せる場面もあった。
1曲目「白鳥の湖」は,なんとZEUS選手と3sagiri選手が同点で1位を取るという驚きの結果に。2曲目「AIR RAID FROM THA UNDAGROUND」では選曲したZEUS選手自身がフルコンボを達成し,続く3曲目「少年リップルズ」でもまたもやZEUS選手がフルコンボ。
このハイレベルすぎる戦いを前に,ショッチョー氏は「もう,なんて言ったらいいのか……言葉が見つからない」と絶句。
そして,最後の曲はまたも「Evans」。ここまで来たら集中力が切れてもおかしくないはずだが,全員が99万5000点以上を獲得するという結果に。
抜きつ抜かれつの攻防が続いたため,誰が勝ってもおかしくない状況の決勝戦。総合スコアの発表を前に,観衆も開発スタッフも皆が固唾を呑んで見守る中,最終的にトップとなったのはシンガポール代表,ZEUS選手!
日本国内でこうして「jubeat」の大会が開かれるのは,実は今回が初めてのことなのだが,大きな盛り上がりを見せる結果となった。次回の開催が楽しみなところだが,折良く,今年開催される「KONAMI ARCADEGAME CHAMPIONSHIP」の対象タイトルには「jubeat copious」も含まれている。そのため,今回の模様を見て「自分の腕前なら彼らに勝てるぜ!」と自信満々になった人も,「自分とは次元が違いすぎる……」と愕然とした人も,次なる大会の開催に向けて腕を磨いておこう。
「jubeat copious」公式サイト
生で楽曲を演奏「BEMANIスペシャルステージ」
iconoclasm |
トップバッターを飾ったのは,泉陸奥彦氏,96氏,肥塚良彦氏の「GuitarFreaks」&「DrumMania」コンポーザー陣によるバンドだ。泉氏と96氏の激しいギター合戦によって観衆は一気にヒートアップ。
以降もPON氏,村井聖夜氏,wac氏ら「pop'n music」チームや,Sota Fujimori氏,ショッチョー氏,kors k氏,DJ YOSHITAKA氏など,豪華メンバーが次々に曲を披露していく。
盛り上がりが最高潮に達したところで,dj TAKA氏とwac氏のユニット“iconoclasm”が登場し,なんと「beatmaniaIIDX18 ResortAnthem」のシークレット曲「perditus†paradisus」を演奏! 現行機種のシークレット曲まで披露するという大サービスっぷりだった。
96氏(左),泉氏(右) |
kors k |
YOSHITAKA氏 |
SUPER STAR 満 -MITSURU-氏 |
そして,盛り上がる一方のこのライブで最後の最後に登場したのは――正体不明の謎のアーティスト,SUPER STAR 満 -MITSURU-氏で,“ONLY ONE BALLAD”こと「She is my wife」を披露。「beatmaniaIIDX」チームが総出でダンスを踊り,曲の終盤には,これまでライブに出演してきたコンポーザー全員がステージに再登場した。SUPER STAR 満 -MITSURU-氏は,「この後,コナミスタイルショップでお前たちを待っている!」という言葉を残し,イベントは大団円のうちに幕を閉じた。
PON氏 |
Sota Fujimori氏 |
ショッチョー氏 |
村井聖夜氏 |
「beatmania IIDX 18 Resort Anthem」公式サイト
- 関連タイトル:
jubeat copious
- 関連タイトル:
jubeat knit
- 関連タイトル:
beatmania IIDX 18 Resort Anthem
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