イベント
[Gamescom]Co-opモードの存在もあり?「Mass Effect 3」は前作以上に洗練されたコンバットアクションが見もの
まず,Gamescomに合わせて公開されたばかりの新トレーラー「Squad Leader」は,これまでもウワサされてきたCo-opモードの存在を強く意識させるものである。主人公シェパードが,氷結系の弾丸を使用していると思われるアサルトライフルで敵を凍らせ,その間にギャレスが慣れた手つきでスナイピングするといったコンボ技が繰り出され,プレイヤー達が連携して遊んでいるようなセリフで紹介されているのだ。
また,シェパードの移動速度が格段に向上しているのだが,これは新たに装備された近距離専用兵器“Omni-Blade”の使用をますます楽しめるようにするための措置であろう。ほかのメンバーへのコマンドシステムも洗練されたものになっており,前作からますますアクションゲームとしてチューンアップされているのが分かる。
ライブデモではこれ以外に,研究施設でのコリガン人女性の救出ミッション,および地球を舞台にしたアンダーソン“元”総督との退去ミッションの2つが紹介されたが,それらの内容はE3のデモと同じなので,以前の記事を参照してもらうとよいだろう。
ただ,研究施設での救出ミッションでは,シェパードは明らかに前回とは異なる抜け道を利用しており,ゲームマップはプレイヤー次第でさまざまな攻略ができるように工夫されているようだ。
また,サーベラス軍の新型兵器である,二足歩行型ロボットの“Atlas”は,プレイヤーがスナイピングで操縦士を狙い撃ちすることなどに成功すれば,機体を乗っ取ってゲーム内で操作できるようになるという。Atlasは,腕につけたマシンガンによる蜂の巣放射だけでなく,腕を振り回して近くの敵をなぎ倒したりといった小技が使えるようになっている。ゲーマーなら絶対感じるであろう「Atlasを運転してみたい」という欲望を,難度は高めながら,かなえられるというのは嬉しいところである。
そのほか,蘇生という形で,振り出しからスタートしたMass Effect 2とは異なり,今回は,ゲーム序盤からシェパードはある程度の力を備えているとワーデン氏は話す。用意されたスキルのバリエーションが増え,1つ1つがゲームプレイにもしっかりと変化を与えられるような差別化が図られたものになるとのことで,チラっとだけ紹介されたスキルのインタフェースも,途中から分岐していくようになっていた。マップ中に点在するWeapon Loadout Benchで,集めた部品で武器を自分なりにカスタマイズできるなど,RPG的な要素も強調されている。
Mass Effect 3は,地球への侵略を開始したリーパーとの対決だけでなく,シェパードと反目するようになったサーベラスの軍勢と戦うなど,かなりボリューム感のある内容だが,発売予定となっている2012年3月6日まで残り半年ほどの開発期間があるので,さらなる改良も続けられるだろう。発売が近づくにつれて,今後も,Co-opをはじめとするオンラインモードやシェパードと行動を共にする仲間,さらには恋愛対象者などの詳細も次々に明らかにされていくはずだ。追加情報に期待したい。
- 関連タイトル:
Mass Effect 3
- 関連タイトル:
マスエフェクト3
- 関連タイトル:
マスエフェクト3
- この記事のURL:
キーワード