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【PR】無限の冒険がいよいよ幕を開ける――「ファンタシースターオンライン2」の内容をオープンβテスト前に総まとめ
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印刷2012/06/21 12:00

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【PR】無限の冒険がいよいよ幕を開ける――「ファンタシースターオンライン2」の内容をオープンβテスト前に総まとめ

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 セガのオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」は,コンシューマ機向けオンラインRPGの元祖ともいえる「ファンタシースターオンライン」の,正統な後継作となるタイトルで,2012年初夏にサービスインが予定されている。
 6月15/16日に実施されたプレオープンβテストで,懸念されていたネットワーク周りの問題も解決を見たことで,ついに本日(6月21日)16:00からオープンβテストがスタートする。

 基本プレイ無料でサービスされる本作は,初代「PSO」同様,さまざまなチャレンジに意欲的に取り組んでいる。2012年冬にはスマートフォン版,2013年春にはPS Vita版への展開が予定されており,さらにこれらの機種の境界を超えたデータの共有化など,多くのファンの期待を超えるべく,多彩な要素を取り揃えているのだ。
 正式サービスは「今夏」のままで正式な日程は発表されていないが,確実に正式サービスの足音が聞こえ始めた今,これまでのテストを経て明らかになった「PSO2」の特徴を,ここでまとめてみよう。
 本作のオープンβテストは誰でも無料で参加できるので,興味を持ったなら,これからの10年を見据えてスタートを切ろうとしている新しいオンラインゲームである「PSO2」の面白さを,ぜひ体験してみてほしい。

 なお,「PSO2」プレイヤーズサイトでは,すでにクライアントのダウンロードが可能になっている。クローズドβテスト/プレオープンβテストのクライアントをインストール済みの場合は,ゲームデータのアップデートで対応可能なので,再インストールの必要はない。
 また,オープンβテスト向けの最新データへのアップデートもすでに行える。「PSO2」を起動してランチャー画面が表示されたあと,メニュー右上にある「ファイルチェック」をクリックすると,アップデートが実行される。プレオープンβテストからの差分は約7MBだが,クローズドβテストからの差分(新規含む)は約3GBある。テスト開始後しばらくはアクセスが集中することが予想されるので,その前にアップデートを済ませておこう。

「ファンタシースターオンライン2」公式サイト

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「PSO2」は「無限の冒険」「オンラインRPG最高峰のアクション」「究極のキャラクタークリエイト」を目指すオンラインアクションRPG


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 まずは,本作の概要を簡単に説明しておこう。「PSO2」はMOタイプのアクションRPGで,SFをテーマにした作品。惑星間航行船団“オラクル”の調査隊“アークス”の一員として,未知の惑星を探検してさまざまな謎を解き明かしていくのが,プレイヤーの役割だ。
 ゲームにログインしたプレイヤー同士で最大4人(エリアによっては最大12人)のパーティを組み,協力してミッションに挑戦していくことになる。また,ほかのプレイヤーのパーティに気軽に“乱入”できるというのも,本作の特徴の一つである。

 本作は,「ネットワークゲームに革命を起こす!」というスローガンのもと,「無限の冒険」「オンラインRPG最高峰のアクション」「究極のキャラクターメイキング」「境界を超えるRPG」という“4つの革命”を目指している。“革命”とはどのようなものか,順を追って説明していこう。

●無限の冒険

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 「PSO2」では,クエストをプレイするたびにマップ構造やエネミー配置などがランダムに変化する「ランダムフィールド」,ほかのプレイヤーと遭遇する可能性のある「マルチパーティエリア」といった仕掛けが数多く用意されている。
 また,突発的にイベントが発生したり,天候が随時変化したりと,同じことの繰り返しにならないよう,アクセントが加えられている。同じクエストを繰り返しプレイしたとしても,そのたびに違った展開になる――すなわち“無限の冒険”が待ち受けているのだ。
 これらの要素により,オンラインRPGにありがちな「同じクエストを何度も繰り返してプレイする苦痛」は感じられない。

●オンラインRPG最高峰のアクション

 「PSO2」では,“ハイブリッドカスタムアクション”と呼ばれるさまざまなアクション要素を導入することで,最新のコンシューマゲーム並みのアクション性を実現している。また,プレイヤーキャラクターのクラスや装備している武器カテゴリに応じて,戦い方がガラリと変わる点もポイントだ。
 まず,ジャンプアクションにより,戦闘中に敵を打ち上げて空中コンボを叩きこんだり,エネミーの上に乗って弱点を狙ったりできるようになった。また,フィールド内で移動可能な範囲が広がったことで,高台など安全な場所からの狙撃もできるなど,“戦術の幅”がかなり広くなっているのだ。

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 なお射撃系武器を装備しているときは,“TPSスタイル”でプレイするのがオススメだ。本作では,敵を自動的にロックオンする親切設計となっているが,TPSモードでは画面内に表示される照準を自分で操作し,狙いを付けられる。大型エネミーの弱点部位を集中攻撃したり,動きの速いエネミーの移動先を予測して弾を撃ち込んだりと,その名の通り,TPSの感覚でプレイできるのである。

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 そのほか,フォトンアーツをセットしてオリジナルコンボを作成できる「アクションパレット」をはじめ,エネミーの攻撃をかわせる「ステップ」,タイミングよくボタンを押すことで発動する「ジャストアタック」(与ダメージ量増加)や「ジャストガード」(被ダメージ量軽減)といった,シリーズでおなじみの要素も実装されている。
 また,クエスト内でエネミーを倒していくと,「PSE」(Photon Sensitive Effect)というシステムにより,プレイヤーキャラクターにステータスアップの補正がかかる。PSEはエネミーの撃破数に応じて効果が増していき,最終的には「PSEバースト」という,大幅に能力がアップした状態となる。PSEやPSEバーストを駆使すれば,クエストの攻略にも大いに役立つはずだ。

●究極のキャラクタークリエイト

 「PSO2」のキャラクタークリエイト機能は,ブレンドモーフィングで顔/身体のパーツを自由自在に調整できるうえ,直感的に作成できるようにインタフェースが工夫されているなど,その自由度の高さは特筆モノである。
 4Gamerでは,キャラクタークリエイトのレポート記事を掲載しているので,詳細は以下の記事で確認してほしいのだが,顔/身体の各パーツのサイズや位置調整はもちろん,上腕と前腕/大腿と下腿の長さのバランスまで調整できる。身長は1cm刻み,体重は1kg刻みで設定でき,女性キャラクターの場合は,バストのサイズだけでなく形や向きまでこだわることが可能だ。
 また,顔/身体ともに,言葉のイメージで調整できる“かんたん編集”と,細部まで個別に指定できる“こだわり編集”が用意されているのもポイント。
 細部までこだわって作成することもできるが,プリセットで用意されたパターンに,「クール」「熱血」「がっしり系」「癒し系」といったイメージに沿った調整を加えるだけでも,手軽に自分好みのキャラクターが作れるのだ。

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●境界を超えるRPG

 先にも書いたように,「PSO2」はPC版のほか,スマートフォン版,PlayStation Vita版がリリースされることが,2012年3月に実施された発表会で明らかにされている。
 スマートフォン版は2012年冬,PS Vita版は2013年春のリリース予定とまだ先の話のため,詳細は明らかにされていないが,PS Vita版もスマートフォン版もPC版と同じキャラクターデータを使ってプレイできるようになるとのこと。スマートフォン版はゲーム性の異なる簡易版となるが,成長させたキャラクターのデータや入手したアイテムなどを,別プラットフォームでも使えるよう,データが共有されるそうだ。
 スマートフォン版やPS Vita版については,プロデューサーの酒井智史氏が以前掲載したインタビュー記事でコメントしているので,気になる人はこちらにも目を通してほしい。

※画面は開発中のものです
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スマートフォン版
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PlayStation Vita版


3つの種族と3つのクラス,武器やフォトンアーツの組み合わせで戦い方もがらりと変わる


 続いて,プレイヤーの分身となるキャラクターの「種族」と「クラス」について紹介していこう。
 プレイヤーキャラクターとして選べる種族には,ヒューマン/ニューマン/キャストの3つが存在し,それぞれで男女を選択可能だ。
 ヒューマンはいわゆる人間で,突出した特徴はないものの適応力が高い,バランス型の種族だ。ニューマンはエルフのように尖った耳が特徴的な種族で,テクニック(いわゆる魔法)の扱いに長けるが接近戦は苦手。キャストは機械の身体を持つアンドロイドで,屈強な身体能力と精密な射撃能力を持つが,テクニックは不得手な種族となる。

 クラスは,近接戦闘に向いたハンター,射撃による中距離攻撃を得意とするレンジャー,テクニックを駆使する遠距離戦闘に向いたフォースの3種類が用意されている。クラスはゲームを進めてから変更することもできるので,まずは好みで選んで,ゲームをプレイしながら自分に向いたクラスを探していくといいだろう。
 なお「PSO2」にはキャラクターレベルという概念はなく,クラスごとにレベルが設定されている。プレイヤーは,キャラクターのクラスレベルを上げてスキルを習得し,自分のプレイスタイルに合わせて成長させていくことになるわけだ。

 武器は,全クラスで使える「ガンスラッシュ」のほか,クラスごとに専用の武器カテゴリが用意されている。ハンターは「ソード」「ワイヤードランス」「パルチザン」,レンジャーは「ランチャー」「アサルトライフル」,フォースは「タリス」「ロッド」を使用可能だ。
 武器や防具は強化が可能で,能力を底上げしたり特殊能力を付与したり,武器であれば属性値を上げることができる。
 なお正式サービス開始後には,「ダブルセイバー」「ナックル」など,新しい武器カテゴリが追加されていく予定だ。

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ガンスラッシュ
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ソード
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ワイヤードランス
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パルチザン
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アサルトライフル
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ランチャー
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ロッド
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タリス

 ここで,武器と密接な関係がある「フォトンアーツ」と「テクニック」の紹介もしておこう。
 本作では,いわゆるアクティブスキルを「フォトンアーツ」,同じく魔法に相当するものを「テクニック」と呼んでいる。おおまかに分けると,ハンターの近接武器やレンジャーの射撃武器に紐付いたものがフォトンアーツで,フォースのロッドやタリスで使えるものがテクニックだ。
 フォトンアーツやテクニックは武器カテゴリ別に分類されており,“ディスク”というアイテムを消費して覚えることになる。覚えたものを武器とセットでアクションパレットに登録することで,コンボ攻撃を行えるようになる。

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 キャラクターの成長要素としては,このほかにも「スキルツリー」が用意されている。スキルツリーではスキルポイントを割り振ることで,ステータス向上,フォトンアーツやテクニックの威力アップといったパッシブスキルと,クラス特有のアクティブスキルを習得できる。
 スキルポイントはクラスレベルがアップしたときのみ獲得できるものなので,すべてのスキルを最大まで強化することはできない。ポイントの割り振り方次第で,キャラクターの特徴は大きく変わってくるので,自分のキャラクターをどのように育てるか,しっかりと方向性を考えながら強化していこう。

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 「PSO2」の防具はユニットと呼ばれ,リア/アーム/レッグという3部位に装備できる。これに加えて,コスチューム(キャストはパーツ)で外見を変更できる。コスチュームやパーツには能力はついていないので,自分の好きなものに着替えることでおしゃれを満喫できる。ユニットについては,任意で表示/非表示を選択することが可能だ。

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 そのほか,機械生命体「マグ」をクエストのお供として連れ歩くこともできる。マグを育ててレベル30以降で“第2形態”へと進化させると,幻獣に変化して攻撃する「フォトンブラスト」が使えるようになるのだ。
 ちなみに,正式サービス以降の話にはなるが,マグをレベル100まで育てると,第3形態への進化が可能になるそうだ。

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さまざまな惑星を舞台とする壮大なストーリーにも注目


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 本作の魅力を語るうえで外せないのがストーリー要素だ。
 クローズドβテストのプレイレポートでもお伝えしたが,「PSO2」の物語は一本道ではなく,幾重にも分岐したものになっている。
 ストーリーでカギとなるのが,“マターボード”という要素だ。
 マターボードはサブクエストの集合体のようなもので,「特定の敵からアイテムを手に入れる」「特定のクエストでイベントを発生させる」といった条件(=マター)が並んでいる。条件を満たすと隣接するマターが開放されるので,示された条件を満たしてマターボードを埋めていく。そして,その中にある「キーマター」をクリアすれば,対応するストーリークエストがアンロックされ,物語が先に進められるという仕組みだ。
 さらに,マターボードはストーリーの進行だけではなくその内容にも関係しており,達成状況によっては,すでにプレイしたストーリークエストでも,途中で発生するイベントが変わることもあるという。

本作のストーリークエストは一人専用なので,マルチプレイが苦手という人でも安心してプレイできる
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 また本作には,20名以上の声優がボイスを吹き込み,物語に華を添えている。その台本は,3冊ものボリュームになっているそうだ。正式サービス開始以降,ストーリーがさらに追加されていくであろうことを考えれば,コンシューマゲームと同じかそれ以上のボリュームが期待できそうだ。
 クローズドβテストで実装されていたのは序章と第1章のみだったが,そのストーリーは謎に満ちていて,先が気になる内容になっていた。オープンβテストやサービスイン時にはその先の展開が追加されるので,ぜひプレイしてみてほしい。
 なお,サービスイン時には第4章までのストーリーが追加される予定だ。

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 プレイヤーは,生態系の異なるさまざまな惑星を探索することになるため,登場するフィールドも,実に多彩なものになる。惑星ナベリウスでは「森林」,惑星アムドゥスキアでは「火山洞窟」といったフィールドが用意され,プレオープンβテストでは,新惑星リリーパの「砂漠」フィールドが追加された。
 これらのフィールドには強大なボスエネミーも生息している,ヴォル・ドラゴン,キャタドラン,ダーク・ラグネ,グワナーダ,ロックベアなど,ひと癖もふた癖もあるエネミーばかりで,これらとの戦いも,本作の醍醐味の一つといえる。
 なお,正式サービスのタイミングでは,ナベリウスの「凍土」フィールド,ボスエネミー3体(スノウバンサー,デ・マルモス,キングイエーデ)が追加される予定だ。

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スノウバンサー
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デ・マルモス
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キングイエーデ
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キャタドラン
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ダーク・ラグネ
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ヴォル・ドラゴン
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グワナーダ
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ロックベア

凍土
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砂漠
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市街地
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火山洞窟
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森林
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ゲームの基本部分はすべて無料プレイで楽しめる


 冒頭でも述べたように,「PSO2」はクライアントのダウンロードおよび基本プレイが無料となっており,いわゆるアイテム課金制が採用される。
 とはいえ,課金対象となるのはシステム拡張/アバター系/時間短縮系が中心で,ストーリーやクエスト,レベルキャップといった,ゲームとしての根幹部分は非課金でも楽しめるようになっている。また,高性能な武器や有料クエストなどを販売するようなこともポリシーとして行わないと,プロデューサーの酒井智史氏が宣言している

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 課金コンテンツについてまとめておくと,ゲーム内有料ポイントであるアークスキャッシュ(AC)は,1AC=1円という価格設定になる。
 30日間1300ACでレンタルされる「プレミアムキット」は,「マイルーム利用権」「マイショップ出店権」「プレミアム倉庫利用権」「アイテムトレード機能」「プレミアムブロック入場権」「FUN付与率アップ」という6つをセットにしたもの。
 このうち,「マイルーム利用権」「マイショップ出店権」「拡張倉庫利用権」は,それぞれ個別に700ACでレンタルすることも可能だ。なお,FUNという非課金でも溜められるポイントで利用できる「FUNスクラッチ」では,マイルームやマイショップの3日間利用権を入手できる。
 また,これらの利用権を持っていなくとも,ほかのプレイヤーのマイルームに入ったり,マイショップに出展されているアイテムを購入したりすることはできる。拡張倉庫に入れたアイテムは,有効期限が切れても取り出すことが可能だ。
 ちなみに,オープンβテスト期間中は,「マイルーム利用権」と「マイショップ出店権」を無料で利用できる状態になっている。期間中に利用してみて,必要かどうかを判断してもいいだろう。

 いわゆるガチャとしては,「ACスクラッチ」(200AC)と「ACスクラッチ ゴールド」(500AC)の2種類が用意される。ACスクラッチは,服/パーツ/髪型/アクセサリー/追加ボイス/追加ロビーアクション/ブーストアイテム/武器強化補助アイテム/マグ育成補助アイテムなどが入手可能。ACスクラッチゴールドは,コスチュームとパーツのみで,服装アイテムが入手しやすいものとなっている。

 プレイアブルキャラクターを増やせる「追加キャラクター作成権」と,キャラメイクのやり直しができる「エステ利用権」は,各500ACで販売される。なお,コスチュームや髪型/アクセサリーの変更,瞳パターン/瞳カラー/まゆ/まゆカラー/まつげ/メイクパターンの選択は,課金なしで行える。

 そのほか,所持アイテム数拡張,スキルツリーの追加/リセット,マグの追加/リセットといったシステム拡張は各300AC〜,スケープドール(所持者を戦闘不能状態から復活させる)や「コスモアトマイザー」(所持者と周囲にいる味方を完全回復させる)といった消費アイテムは各150AC〜という価格設定だ。
 なお,「キャラクターを復活させるためのアイテムが有料なら,非課金でのプレイは実質困難なのでは?」と思う人もいるかもしれないが,自分以外の味方を復活させる「ムーンアトマイザー」は,無料プレイの範囲内で入手できるので,パーティプレイなどで遊ぶ分には,非課金でも支障はない。

 課金コンテンツとして用意されているアイテムの種類が多いため,お金がかかりそうな印象を受ける人もいるとは思うが,その多くには,非課金の範囲内でなんとかできる代替手段が用意されている。アバター系のアイテムについても,マイショップを利用すればメセタ(ゲーム内通貨)で他プレイヤーから購入することも可能なので,入手は不可能ではないのだ。


楽しめる新要素はほかにも満載。オープンβテスト開始前に登録作業もお忘れなく


 コミュニケーション関連でも,「PSO2」にはさまざまな要素が用意されている。
 まず,「ファンタシースター」シリーズの大きな特徴の一つとして挙げられるのが,「シンボルチャット」と呼ばれるチャットシステムだ。
 チャットは文字が吹き出しで表示されるだけでなく,吹き出しの色や形を変えたり,会話中にカットインビジュアルを挿入できたり,複数人で同じ発言をするとフキダシが合体して大きくなったりと,シリーズを通して培われた表現力はかなり豊かである。
 さらに「PSO2」では,図形のパーツを組み合わせて絵(のようなもの)を作成できる「シンボルアート」が利用でき,チャットに使えるのだ。工夫次第ではかなり手の込んだシンボルアートも作成できる。いわゆるギルドに相当する「チーム」に所属すれば,メンバー間のみでのチャットも行えるので,コミュニケーションもさらに盛り上がりそうだ。
 なお,クローズドβテストで作成されたシンボルアートは,PCにデータが残っていればオープンβテスト以降,インポートして引き継ぐことができる。

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 また「PSO2」では,自分のキャラクターを「フレンドパートナー登録」しておけば,自分がオフラインの状態でも,フレンドがパーティメンバーのNPCとして呼び出すことができる。もちろん,フレンドのキャラクターを呼び出すことも可能だ。
 自分のキャラクターには,フレンドパートナーとして呼び出されたとき,どのような行動をするかというAIの設定が可能。さらに,オートワード(設定条件を満たしたときにキャラクターが自動的に発言する機能)の設定も可能で,フレンドがオフラインでも“一緒に遊んでいる”感覚を味わえるようになっているのだ。
 なお,ゲーム内に登場するNPCから「クライアントオーダー」という依頼をクリアすると,そのキャラクターの「パートナーカード」をもらえることがある。パートナーカードを受け取ったキャラクターも,フレンドパートナー同様にパーティメンバーとして呼び出せるので,ソロプレイでも4人パーティを組んでクエストを攻略できるのである。

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 オープンβテストには,公式サイトからSEGA IDの登録(無料)を行い,サービス選択で「ファンタシースターオンライン2」を選択すればOKだ。申込はメールアドレスとパスワードの登録だけという簡単なものとなっている。
 ちなみに,SEGA ID登録後,早めに個人情報の登録を行っておいたほうがいい。というのも,「漢字の氏名」「生年月日」「ヒミツの質問」「連絡先メールアドレス(予備)」のいずれかを登録しておかないと,パスワードを忘れた際の再設定ができないからだ。不測の事態に備えて,SEGA ID管理画面にログインして登録しておこう。

 本作の要求スペックは「オープンβテスト先行登録キャンペーン」ページ内に記載されている。また公式サイトでは,使用しているPCで「PSO2」がどれだけ快適に動作するかを確認できるベンチマーク機能の付いた,「キャラクタークリエイト体験版」を配信中だ。スペックに不安を感じる人は,ダウンロードして検証をしてみてほしい。

 「PSO2」は,これまでセガが「ファンタシースター」シリーズで培ってきたノウハウを最大限に活かして進化を遂げ,新たな挑戦をしているタイトルだ。筆者を含め,これまでに実施されたテストに参加した人の多くは,新たなオンラインゲームの歴史を作り出そうという,「PSO」チームの強い志を感じられたはずだ。
 本日16:00にスタートするオープンβテストでは,ほぼ正式サービスと同等のゲームシステムが提供され,正式サービス時にはストーリーやエネミー,フィールドが追加される。オープンβテストでプレイしたデータは正式サービスにそのまま引き継がれ,正式サービス以降もPCさえあれば基本無料で楽しめるので,プレイするのを我慢する必要はどこにもないのだ。いち早く本作の世界に触れて,どのようなゲームなのかをその目で確かめてほしい。

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「ファンタシースターオンライン2」公式サイト


※画面は開発中のものです

  • 関連タイトル:

    ファンタシースターオンライン2

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