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[E3 2011]ホラーも“見る”時代から“体感する”時代へ突入か。セガのKinect用タイトル「Rise of Nightmares」をプレイしてみた
本作は“体感ホラーアドベンチャー”というジャンル分けをされており,主人公は奥さんと旅行中に列車事故に遭い,あげくの果てに謎の場所に監禁されてしまうという,相当運が悪い男だ。プレイヤーは主人公になりきり,どうにか生き延びようとするわけだが,それもなかなかうまくいかないような仕掛けがたんまりと待っている。基本的に主人公の姿は手しか映っていないため,パッと見はFPSっぽい雰囲気だ。
また,右手を上げると自動で歩いてくれる。これを使うと隠されているアイテムなどを見逃す可能性はあるが,体を動かしすぎて疲れてたときには便利な機能だ。
戦闘方法はパンチかキックで,これはそのまま体を動かせば,キャラクターもパンチやキックを繰り出してくれる。キックのほうが威力は低いが,接近しすぎた敵と距離を取るときなどは有効な攻撃となる。さらに,武器を拾えばそれを使って攻撃も可能だ。ただし武器には耐久度が設定されているので,使い続けると壊れてしまう。
ちなみに武器は拾った手で使い続けることになるので,自分の利き腕で拾うようにしたほうがよい。
普通にプレイしていくと7〜8時間ほどでクリアはできるが,やり込み要素も用意されているとのことだ。
Kinectタイトルというとカジュアルなゲームが目立つが,こういったコアなものが登場してきたのはなかなか興味深い。ホラーゲームは“見る”だけでなく,“体感する”時代に突入したのではないかと思わせてくれる一本である。
「Rise of Nightmares」公式サイト
- 関連タイトル:
RISE OF NIGHTMARES
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(C) SEGA
- RISE OF NIGHTMARES(ライズ オブ ナイトメア)【CEROレーティング「Z」】
- ビデオゲーム
- 発売日:2011/09/08
- 価格:¥5,770円(Amazon) / 6515円(Yahoo)