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「Project Draco」の概要が明らかに。「重鉄騎」のデモプレイも披露された「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA」のステージイベントレポート
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印刷2012/02/27 00:00

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「Project Draco」の概要が明らかに。「重鉄騎」のデモプレイも披露された「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA」のステージイベントレポート

画像集#001のサムネイル/「Project Draco」の概要が明らかに。「重鉄騎」のデモプレイも披露された「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA」のステージイベントレポート
 2012年2月26日,日本マイクロソフトは,ベルサール秋葉原で「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA(CAPCOM×Microsoft 新作発表会)」を開催した。
 カプコン協力のもとに行われた本イベントには,今春以降に発売されるXbox 360用タイトルがズラリと勢揃い。日本でのプレイアブル出展が初となる「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」や「Project Draco (仮称)」を初め,全8タイトルが試遊できた。このほか,クリエイターやゲストを迎えてのステージイベントなども開催され,会場は多くの人で賑わっていた。
 本稿では,一般公開に先駆けて行われたプレス向けステージの内容をレポートしていこう。

 ステージイベントでは最初に,日本マイクロソフト 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャーの泉水 敬氏が登場し,プレイヤーやメディアに支えられながら,初代Xboxの登場から10周年を迎えられて非常に嬉しいと述べた。

 続いて,カプコンCS開発統括 副統括 兼 編成部 部長の小林裕幸氏が登場し,「アスラズラース」「ストリートファイター X 鉄拳」「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」といった,カプコンのタイトルを一挙に紹介していった。なお同氏によると近日,Xbox360ユーザー向けに「オペレーション・ラクーンシティ」に関する何らかの発表するとのことだ。

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日本マイクロソフト 執行役 インタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス ゼネラルマネージャーの泉水 敬氏
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カプコンCS開発統括 副統括 兼 編成部 部長の小林裕幸氏

 「Dragon’s Dogma」の発表では,初公開となるプロモーションムービーが披露された。ムービーには4人でチームとなって,巨大なモンスターと戦うシーンが多く収録されていたほか,3人のポーン(AI)を雇ってクエストに出かける場面などもあり,本作がマルチプレイでもシングルプレイでも楽しめることがアピールされていたようだ。
 小林氏よると,本作は「シルバーメンバーシップの人とゴールドメンバーシップ人で,ネットワーク部分に差はない」とのこと。本作に関しても,近いうちに新しい発表があるらしいので,期待していてほしいと話していた。

 ここで,「特報」の見出しと共に「重鉄騎」のデモプレイがスタート。作品概要を紹介したのは,カプコンの「重鉄騎」プロデューサー 北林達哉氏片岡謙治氏。デモプレイを行ったのはディレクターの安藤行男氏だ。

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画像集#013のサムネイル/「Project Draco」の概要が明らかに。「重鉄騎」のデモプレイも披露された「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA」のステージイベントレポート
「重鉄騎」プロデューサーの北林達哉氏(左)と片岡謙治氏(右)
画像集#014のサムネイル/「Project Draco」の概要が明らかに。「重鉄騎」のデモプレイも披露された「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA」のステージイベントレポート
「重鉄騎」ディレクターの安藤行男氏

 デモプレイは,ニューヨークに上陸するオープニングの場面からスタート。その後,鉄騎のコクピット内にシーンが変わり,スイッチを押したり,ライトを切り替えたりといった動作を手振りで行うという,Kinectならではの操作方法を紹介した。

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手をスイングして周りを見渡したり,実際に立って鉄騎の外に出るといったアクションも行っていた
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手を目の近くに置くことで双眼鏡を使うこともできる

 また本作では,コントローラを使って,前後左右の視点変更や攻撃などが行える。そのためデモプレイでは,Kinectとコントローラを組み合わせながらプレイする場面が多く見られた。

 さらにデモプレイでは,仲間が錯乱して襲いかかってくるシーンを確認。既存のゲームではQTEが用いられることが多いが,本作では,実際に手を出してパンチをお見舞いするというKinectならではのプレイもできるようだ。

 その後もデモプレイは続き,途中でやられてしまうといったこともありながらも,最終的には見事ミッションをクリア。最後に北林氏は,「カプコンとフロムソフトウェアがタッグを組んで普通のものが出来上がるはずがありません。ぜひ期待していてください」と述べ,デモプレイを締めくくった。

画像集#022のサムネイル/「Project Draco」の概要が明らかに。「重鉄騎」のデモプレイも披露された「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA」のステージイベントレポート
「Diabolical Pitch」のエグゼクティブプロデューサーを勤める須田剛一氏
 続いて「Diabolical Pitch」のエグゼクティブプロデューサーを務めるグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏が登場。須田氏は,「初代Xboxのときに,企画を5〜10本くらいマイクロフトさんに持ち込んだのですが,すべてNGとなってしまったことがありました」と過去を語りつつも,「なかなかマイクロソフトさんと仕事ができなかったが,近年では自分のゲームが続々とXbox 360で発売されて嬉しい」と笑顔でコメントしていた。

 ここで須田氏から「Diabolical Pitch」の概要が説明された。本作は,片腕を失った大リーガーの主人公が,願いを1つ叶えてくれる城を目指すというストーリー。ゲームシステムこそシンプルだが,ピンボールみたいな魅力があると話していた。
 その後,本作のPVが上映され,最後に須田が,「今はお馬鹿なアクションゲームといえばグラスホッパー・マニファクチュアという状態になっています。『ロリポップチェーンソー』も控えてますので,ぜひ期待していて下さい」と挨拶して,同作の紹介を終えた。

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「CRIMSON DRAGON」ではドラゴンを自分好みに育てられる。3人によるマルチプレイにも対応


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「CRIMSON DRAGON」のディレクターを勤める二木幸生氏
 お次は,「Project Draco (仮称)」のディレクターを務めるグランディングの二木幸生氏が登場した。二木氏は,これまで仮称とされていた本作の正式名称が「CRIMSON DRAGON(クリムゾンドラゴン)」に決定したと発表。

 そして本作のムービーを上映したのち,作品の概要が紹介された。二木氏によると本作は,コアゲーマーを対象に約1年半ほど開発してきたタイトルで,7つのワールド,6種類のドラゴン,100種類以上のスキルが用意されている。ドラゴンにさまざまなスキルを覚えさせながら,それらを組み合わせて戦略的にプレイすることもできるという。
 さらにマルチプレイにも対応しており,3人での協力プレイも楽しめる。自分が育てたドラゴンを持ち寄って,協力なボスと戦うといった遊び方ができるそうだ。二木氏は最後に,本作はXbox LIVE アーケード作品だが,それ以上のクオリティを目指して開発しているので,ぜひ期待していてほしいと挨拶して,ステージを締めくくった。

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 最後に泉水氏が登場し,以下のコメントでイベントを総括した。

「Xbox 360にはこの春以降,非常に魅力的なタイトルがそろっていますので,必ず皆さんに満足してもらえると思っています。初代Xboxの登場から10年経ちましたが,Xbox 360の発売を経て,我々のハードはエンターテイメントプラットフォームとして進化を続けてきました。
 Kinect,Xbox LIVE アーケードなど,新しい技術の取り組みによって,これまでになかった革新的な体験を,皆様に提供できているのではと思います。ぜひ,これからもXbox360の応援をよろしくお願いします」
  • 関連タイトル:

    Crimson Dragon

  • 関連タイトル:

    重鉄騎

  • 関連タイトル:

    Dragon’s Dogma

  • 関連タイトル:

    Diabolical Pitch

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