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キッズの夏がさらに熱くなる!「次世代ワールドホビーフェア '11 Summer」が幕張メッセで開催
毎年夏と冬に開催されているこのイベントでは,“次世代”と銘打たれているとおり単なる“おもちゃ”にとどまらない,ユーザーがより深く長く遊べるように企画されたコンテンツが数多く出展されている。
ゲームはそれら次世代ホビーの筆頭であり,レベルファイブや任天堂などの各メーカーが,低年齢層に向けた作品を中心に出展している。ここではそんなゲームに関連した出展を中心にレポートしていこう。
レベルファイブはイナズマイレブン最新作を出展
ダンボール戦機も好調!
毎回大きな賑わいを見せるレベルファイブのブースには,7月16日に発売となるWii向けのシリーズ最新作「イナズマイレブン ストライカーズ」の試遊台が用意されていた。
シリーズとしては初の据置機でのリリースとなり,さらにこれまでに登場した人気キャラクターが勢揃いするということもあって,イベントでの注目度はかなり高かったようだ。試遊には整理券が必要だったが,両日ともに開場1時間ほどで配布が終了してしまったのだとか。ブースでプレイしていたのは男の子が中心だったが,周囲に比べて年齢が高いゲームファンの姿も見られた。
レベルファイブブース上空には,次回作となる「イナズマイレブンGO」の新主人公,松風天馬の巨大なバルーンが浮かび,会場のランドマークになっていた |
とにかく多くのチームやキャラクターが登場する本作。試遊台を前に,どのチームでプレイするか迷う来場者が多い様子だった |
一方,PSP用ソフト「ダンボール戦機」も,シングルプレイと対戦プレイが可能な試遊台がそれぞれ用意されていた。すでに発売後の作品ではあるものの試遊台は盛況で,こちらも昼過ぎには整理券が終了していたほどだ。レベルファイブブースの周辺では,実際にPSPとソフトを持ち寄って草バトルに興じる子供の姿も見られた。
また隣接したバンダイブースでは,ソフトに先駈けて発売されたLBX(ゲームに登場するホビー用小型ロボット)のプラモデルのシリーズや新作が展示されていた。さらに,トレーディングカード「LBXバトルカードゲーム」のプロモカード配布や新作の先行販売が行われるなど,ゲームから派生した各種コンテンツも順調な様子で,今後の展開についても楽しみなところである。
ダンボール戦機のコーナー。試遊台の中央にプラモデルを使ったジオラマを並べ,ゲーム中のバトルの雰囲気を演出するなど,ブースのつくりにもこだわりが見える |
プラモデルのテクニックを店頭やイベントなどで認定式でユーザーに指南する「LBXレベルアッププログラム」を行うなど,プロモーション展開も面白い |
任天堂はニンテンドー3DSのMiiスタジオをフィーチャー
そのほか,「新・光神話 パルテナの鏡」「スターフォックス64 3D」「ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D」といった3DS作品や,Wiiの「みんなのリズム天国」などの試遊台が用意され,それぞれ100分以上の待ち時間が発生するほどの盛況ぶりだった。
パルテナの鏡やスターフォックス64 3Dは体験版を出展。両作品ともに国内では初めて触ることができた最新のバージョンだ | |
時のオカリナの試遊台の横には,今年25周年を迎えるゼルダシリーズのソフトと歴代の対応ハードウェアを展示したコーナーが設けられていた |
こちらも間もなく発売となるWiiの「みんなのリズム天国」。家庭用としては初となる2Pモードを兄弟などでプレイする様子も見られた |
SCEのブースはアウトドアをイメージ
ソニー・コンピュータエンタテインメントは,木々の緑をあしらったアウトドア風のブースを展開。恒例のブース内スタンプラリーも葉っぱの形をしたカードを配布するなど,雰囲気作りにこだわりが見られた。目玉となる出展タイトルはPlayStation 3の「ラチェット&クランク オールフォーワン」。4人までの協力プレイが楽しいシリーズ最新作で,この秋に発売が予定されている。そのほか発売済みの「パタポン 3」や,レベルファイブの「ダンボール戦機」の試遊台も用意されていた。
レトロなキャンピングトレーラーとキャンプファイヤーがブースの目印。全体のディスプレイを低めにし,来場者の目線を上げさせていないのも特徴的だった |
家族や友達同士でプレイできるように,マルチプレイ用の体験版を用意したラチェット&クランク。ウッディな試遊台も凝っている |
数多くのゲームタイトルを出展したバンダイナムコゲームス
ゲームタイトルの出展数がとにかく多かったのが,バンダイナムコゲームスのブースだ。「ファミリーフィッシング」「GO VACATION」といったWii用ソフトをはじめ,ニンテンドーDS用ソフトの「オール仮面ライダー ライダージェネレーション」「怪談レストラン ゾク!新メニュー100選」「ココロノココロン」,ニンテンドー3DS用ソフト「タッチ!ダブルペンスポーツ」,PSP用ソフト「太鼓の達人ぽ〜たぶるDX」といった最新作7タイトルの試遊台が用意されていた。また併設されたバンプレストのコーナーでは,ポケモンのプライズ用ぬいぐるみがゲットできるクレーンゲームも設置されていた。
GO VACATIONは,架空の島にある4つのリゾートで50種類以上のレジャーやスポーツが楽しめるという作品。すべてのミニゲームが4人でプレイ可能だ |
DSのオール仮面ライダーは試遊台を用意するとともに,会場で体験版を配信し,DSや3DSを持ってきた来場者は試遊台に並ばなくてもプレイできた |
そのほか,気になったゲームタイトル出展ブースを紹介
さらに,先日3DSで無料配信がスタートした「ポケモン立体図鑑BW」の専用のARマーカーを用意し,同ソフトのARファインダーを使うとブース内にポケモンが現れるというコーナーを設置して来場者を楽しませていた。
ゲームがメインのコンテンツではないのだが,10月より放映が開始される「機動戦士ガンダムAGE」を特集したバンダイのブースでは,同番組から商品展開される製品を使った「ゲイジング」なるゲームを展示していた。
ショップなどに置かれる端末「ゲイジングバトルベース」に,チップが内蔵されたモビルスーツのプラモデルやフィギュアをスキャンすることで,バトルや育生が楽しめるというものだ。また同ブースでは7月から稼働予定のアーケードのカードゲーム「ガンダムトライエイジ」も試遊できた。
次世代ワールドホビーフェアはこのあと7月10日に,札幌ドームで札幌大会が開催される予定だ。出展についても一部を除いて東京大会とほぼ同じ内容となっているので,興味のあるタイトルや新製品があれば参加してみよう。
- 関連タイトル:
イナズマイレブン ストライカーズ
- 関連タイトル:
ダンボール戦機
- 関連タイトル:
新・光神話 パルテナの鏡
- 関連タイトル:
ラチェット&クランク オールフォーワン
- 関連タイトル:
オール仮面ライダー ライダージェネレーション
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