Blizzardの元スタッフらが制作するオンラインアクション「Firefall」のオープンβテストが，2013年7月9日にスタート

　Red 5 Studiosは，Free-to-Playのオンラインアクション「Firefall」のオープンβテストを2013年7月9日にスタートすると発表した。世界中に門戸を広げるとのことなので，日本からの参加も可能だろう。

「Firefall」公式サイト

　Firefallの舞台となるのは今から200年後の世界。落下した隕石によって壊滅的な打撃を受けた地球だったが，隕石から物理学の常識を変えるというエネルギー源「Crystite」が発見されたことにより，人類は新たな黄金期を迎え，アルファ・ケンタウリへの瞬間移動も可能になっている。しかし，「The Melding」という，宇宙を漂う霧のような存在に地球が覆われ，The Meldingによってできた宇宙の亀裂から「The Chosen」というエイリアンが侵攻してくる。かくして，プレイヤーは志願兵としてエイリアンと戦っていくことになるという。


　Firefallには，Battleframeと呼ばれる5つのキャラクタークラスが用意されており，プレイヤーはRecon，Assault，Engineer，Biotech，そしてDreadnaughtの中から好きなものを選んでゲームに参加し，オープンワールドで仲間と共にキャンペーンを進めたり，専用アリーナで5人対5人のチーム戦を楽しんだりすることができる。
　レベルアップなど，RPG的な要素も数多く含まれているが，ローレベルのキャラクターでもハイレベルなキャラクターとの対戦で勝利できるシステムが取り入れられるとのことだ。

　開発を行うRed 5 Studiosは，元Blizzard Entertainmentのリードアーティストだったマーク・カーン（Mark Kern）氏らにより設立されたメーカーで，本作では，著名なSF小説家のオースン・スコット・カード氏がストーリーや設定の監修を務めているとのこと。ゲームエンジンには，Offset Softwareの「Offset Engine」が使用されており，日本のアニメに影響を受けたというセルシェーディングのグラフィックスも魅力的だ。