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Bloody Good Time
| 公式サイト | ： | http://bloody-good-time.us.ubi.com/ |
|---|---|---|
| 発売元 | ： | Ubisoft Entertainment |
| 開発元 | ： | Outerlight |
| 発売日 | ： | 2010/10/27 |
| 価格 | ： | |
| ジャンル | ： | |
| レーティング | ： |
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| 備考 | ： | |
| その他 | ： |
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このゲームの読者の評価
70
- 読者レビューについて
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他のFPSとは別のセンスが要求されるゲーム 70 - 投稿者：のらくろ（男性/30代）
- 投稿日：2010/11/05
- 良い点
- まず第一に挙げたいのはその風変わりなシステムです。
ゲームはラウンド毎に監督によって指定されるゲームモードで得点を稼ぎ、
１位のトップスターになるためライバルと殺し合うという設定なのですが、
やはり特筆すべきはThe Huntモードです。
それぞれのプレイヤーには殺すべきターゲットが指定され、
ターゲットを殺すか、自分を殺しに来たハンターを殺すと得点がもらえます。
それ以外の役者を殺すとペナルティーが発生するため、迂闊に乱射は出来ず、
また、変な動きをするとハンターであると察知され、逆襲されるリスクがあるため、
素早いAIMが要求される他のFPSとはまったく違った心理戦のセンスが要求される
非常にユニークなシステムになっています。
誰も彼もが狙われていると疑心暗鬼になってビクビクしながら動いている様は
他のFPSでは見られない光景です。
警備員や監視カメラのある場所で武器を取り出すと指名手配され、
武器を没収されるので一つの安全地帯となっていますが、
そういう場所は大体が開けた場所であり、他のエリアから狙撃されたり、
監視の目があり、なおかつ安全な場所には
MAP設置のトラップが設置されているため、実質的に安全な場所はありません。
さらにターゲットを殺し、ハンターに殺されてしまって完全に暇になった人が
無関係の人間をストーキングし、武器をチラ見せして誤殺を誘い、
相手の得点を下げるというテクニックもあるので、いつになっても気が抜けません。
すれ違い様に毒注射を打ち込んで暗殺した時のしてやったり感、
ハンターかと思って殺したら別人で、その狂人を狙ってるかと思ってた人間が
実は自分を狙うハンターだった時の唖然感は他のゲームでは味わえない
素晴らしい楽しさがありました。
さらにゲーム全体を通してプレイヤーにはニーズ(生理的欲求)の解消が要求され、
これを消化しないと"眠気(移動速度)"・"食欲(攻撃力)"・"排泄(防御力)”の
FPSにとって低下するとどれも致命傷になりかねない要素になるため、
ラウンドの合間の休憩時間に解消できなかった
ニーズはラウンド中にこなす事になり、
それがHuntモードでは非常に良いスパイスとなります。
ニーズ解消中は完全無防備状態になるため、いつ解消するかの駆け引きがあり、
ターゲットがいる部屋は常に表示されているため、
無防備を装ってトイレに立て篭もり、無防備な自分を狙いに来たハンターを
逆に狩るといった事も出来るので、戦略の幅は広いと言えるでしょう。
また、細かいアクションや効果音は愉快なバカさがあります。
ターゲットに今から殺す宣言のアクションが出来たり、
倒した相手を挑発するための専用のアクションもあります。
排泄のニーズに関する効果音は本当に下品なアレの音がするので
ゲームながら変なこだわりに笑ってしまいました。 - 悪い点
- The Huntモード以外のゲームモードがイマイチです。
殺す武器によって得点が変わるという要素がありますが、
アイテムスポーンの位置が変動しないため、
Huntモード以外の時は基本的に銃火器を確保すればそれで良いため、
デスマッチモード・感染者(鬼ごっこ)モードはMAP把握してるか否かで差が出て、
金像の取り合いモードはターゲットが分散しないため、駆け引きも糞も無く、
Huntモード以外にまだ楽しめるのはトップスターハントモードくらいでした。
完全個人戦のゲーム設計のため、上位にランクインしても
いまいち満足感が無く、得点差が付くと逆転が難しくなるため、
鯖での１位を目指すゲーム、というよりはHuntの心理戦を楽しむだけの
ゲームになっているのは残念でした。 - 総評
- ユニークな部分は際立って面白いが、
それ以外は微妙です。
他とまったく違うセンスを要求する発想は非常に新鮮でしたが、
もう少しHuntモード以外の改良を重ねる必要があるのでは、と思う出来でした。
このゲームは本体は５ドルと非常に安く、
その後に発表されるDLCが10ドルで販売されるという
珍しい商業展開を予定しているので、とりあえずプレイしてみる、
という意味で５ドル払ってみて損をする品質では無い事は保障できます。
ですが、マルチプレイメインのゲームの面白さの前提である人の多さが
かなり不安定で、広報もそれほど積極的では無いようなので
発売からまだ１週間程度ですが、早めに買ってプレイしないと
せっかく買ったのに無料期間でしかプレイ出来ないゲームになってしまうでしょう。
デベロッパーが無茶な契約のせいで解散した、という本当なのかよく分からない
怖い情報も出回っているので、もし買おうと思っているならば
各コミュニティーによる情報収集をしてから買った方が賢明です。
Huntモードは本当に新鮮で面白いが、この後見せるこのゲームの末が
Section8と重なって見えるのが涙を誘う、そんなゲームでした - プレイ時間
- 5時間以下
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 3 3
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