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[TGS 2010]5pb.の弾幕系シューティング「バレットソウル -弾魂-」は,敵の弾幕をみるみる無効にできるらしい?
本作は「Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)」で有名な5pb.から発売される,Xbox 360オリジナルの縦スクロールシューティングゲームだ。どのような内容か気になるところだが,さっそく遊んでみた限りでは,パワーアップアイテムの入手で機体がグレードアップしたり,複数のショットを使い分けて敵を攻撃したり,ステージの最終地点にはボスが待ち構えていたりなど,一見するとシューティングゲームとしてオーソドックスな作りになっている。ところが,本作には少々変わった特徴が用意されていたのだ。
……どこが変わっているのかは後ほど触れるとして,まずは基本的なところを。
キャラクターデザインには,「化物語」「Lの季節」「MissingBlue」などで知られる渡辺明夫氏が起用されており,サウンドは伊藤賢治氏と高橋コウタ氏のユニット「RESONATOR」が手がけているなど,本作の参加クリエイター陣は豪華だ。
本作は,今回のTGS 2010が初の一般公開となるわけだが,会場の試遊台では登場キャラクターの一人,「不倶戴天のゼンイチ」を使用したプレイが可能となっていた。
バレットソウルは,敵の攻撃が画面いっぱいに広がる,いわゆる「弾幕系」のシューティングゲーム。すさまじい攻撃をかいくぐって難所を突破するのが,この手のゲームの醍醐味といえる。少しぐらい弾が自機をかすめた程度では撃墜されないが,それでも初心者にはハードルが高いジャンルであることは事実。
そこで本作では,敵が攻撃してきても,その敵を倒してしまえば画面上にある攻撃(弾)を無効にできるというユニークなシステムが取り入れられている。本作では,敵の弾には青や紫などの色がついているのだが,攻撃してきた敵を倒せば弾が白くなり,攻撃力がなくなってしまうのだ。たとえ画面中が敵の弾幕で埋め尽くされても,敵そのものを倒してしまえばなんとかなるという仕組みで,攻めのシューティングという姿勢が前面に押し出されていて面白い。
従来の弾幕系シューティングといえば,敵の攻撃をドット単位で避けながら反撃していくというスタイルが主流だと思われるが,敵が攻撃してくる以上に自分が攻撃をして相手を圧倒し,画面中にあふれる敵の弾を無力化していくという本作のスタイルは,普段それほどシューティングゲームを遊ばない筆者でもかなり爽快感を得られた。特定の行動によってボーナススコアを獲得できることもあるようで,どうやればハイスコアを更新できるか,攻略パターンを考えるのも楽しそうだ。
「バレットソウル -弾魂-」公式サイト
- 関連タイトル:
バレットソウル -弾魂-
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(C)2011 5pb.Inc.