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[Gamescom]アクションアドベンチャー「Magicka」は,4人のウィザードが押し寄せる敵をド派手なスペルで粉砕しまくる壮快なゲーム
Magickaには,「ありがちなファンタジー世界で,4人のウィザードが世界の未来を託されて旅に出るという,どこにでもある話」という,どこか自虐的なキャッチコピーが付けられている。ただ,逆に見ればストーリーよりもゲーム性に自信があると見ることもできるだろう。
筆者ぐらいの年齢だと,この手のゲームはどうしても往年の名作「ガントレット」を想像してしまうが,本作にキャラクタークラスはなく,全員が魔法を駆使するウィザードという役どころだ。
13種類のキャンペーンレベルは1人でのプレイもできるが,最大4人での協力プレイがMagickaの見どころだ。Fire,Cold,Lifeなど複数のスペルをプレイヤー同士が束ね合わせることで,より強力なスペルにもでき,派手なものなら画面中を覆い尽くすようなエフェクトが楽しめる。
今回のデモを担当してくれたArrowhead Games Studiosの開発者によると,フレンドリーファイアの防止策は考慮されていないという。強力なスペルを発動してしまったために,仲間が被害を受けてしまうようなこともあるのだ。当然ながら,ワザとほかのプレイヤーに攻撃を仕掛けてくる仲間も出てくるだろうが,RPGのような死へのペナルティはないそうなので,心おきなく仲間割れに興じていいし,投票によるゲームからのキックアウトも可能らしい。
Magickaは,PC専用ゲームのアイソメトリック型視点のゲームながら,ゲームパッドにも対応しており,1台のコンピュータにキーボードとゲームパッドを繋いで,2人での協力プレイも可能。ストーリー上で出会うNPCとの会話にはジョークなども散りばめられ,気軽なアドベンチャーも楽しめそうなゲームだ。
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Magicka
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(C)2010 Arrowhead Game Studios