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[EVO Japan]観戦した橋野 桂氏も「敵わない」と唸った「キャサリン」のサイドトーナメントレポート
Competitive Catherine運営によるこの大会はPlayStation 3版のソフトを使用し,ゲームクリア後に選べる「コロシアム」モードで行われる。2人のプレイヤーが同じステージの階段を登っていき,相手より早くゴールにたどり着くか,相手が脱落したら勝利となるルールだ。
大会に参加したのは,ネットでの事前登録と当日参加による26人で,ダブルエリミネーション形式のトーナメントが行われた。コロシアムモードには9つのステージがあるが,トーナメントで使用できるのは6種類で,さらにプレイヤーが試合前に戦いたくないステージを指定し,残ったステージの中から交互に戦いたいステージを選ぶというルールになっていた。これで3セットを戦い,2セット先取の勝負となる。
自分で階段を作りながら早く上っていくだけでなく,相手が作った階段をうまく使ったり,相手が下りたところに罠のブロックを置いたり,ときには殴り合いで下に落としたりと,見ているほうもハラハラするようなバトルが展開。うっかり落ちてその場で敗北というパターンもあり,ほのトーナメントとはまた違った緊張感が出場選手から漂っていた。
イソッチこと磯村知美さんもゲストとして登場し,なんとトーナメントの空いた枠に電撃参戦するというサプライズ演出も設けられた(結果は残念ながら敗退)。
決勝には,激戦を勝ち抜いた江戸川選手とkim選手が進出。決勝は3本先取で行われ,1戦目をストレートで勝利した江戸川選手がペースを掴むのかと思いきや,kim選手が2戦目をすぐさま取り返す。もつれるかに思われたが,江戸川選手がそこから2連勝して見事優勝を飾り,観戦していたファンや選手達から大きな拍手で讃えられた。
決勝に残った2人は,対戦環境などの関係からコロシアムモードをプレイするのは初めてだったとのこと。経験がなくても決勝に残れるという,ほかのゲームにはない対戦の可能性を示した大会となった。
トーナメントの模様を見守っていた,本作のプロデューサーとディレクターを務めた橋野 桂氏は「皆さん,なかなかえげつない戦いをしていて,開発陣でもたぶんかなわない(笑)」と出場選手の腕を賞賛。開発陣はこのモードをオマケのようなつもりで作ったとのことで,「こういう形で皆さんに楽しんでもらえているのは本当に嬉しい」と語った。
また次回作「キャサリン・フルボディ」(PS4 / PS Vita)では,最初から対戦モードをプレイできるほか,ネットワーク対戦への対応やステージの追加など,より対戦が盛り上がる仕様になるとのこと。今回の観戦はそのリサーチの意味もあったそうである。
「キャサリン・フルボディ」では,こういった大会がさらに盛り上がるのではないだろうか。発売が今から楽しみだ。
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