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  • アトラス
  • 発売日:2010/11/03
  • 価格:6279円(税込)
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時空を行き来して歴史をあるべき姿に導く新感覚RPG「ラジアントヒストリア」,ディレクターの平田氏とのディスカッションが行われた先行体験会をレポート
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印刷2010/10/26 13:24

イベント

時空を行き来して歴史をあるべき姿に導く新感覚RPG「ラジアントヒストリア」,ディレクターの平田氏とのディスカッションが行われた先行体験会をレポート

 アトラスから11月3日に発売予定のニンテンドーDS用RPG「ラジアントヒストリア」の先行体験会,“RADIANT HISTORIAファンミーティング”が,東京都内で10月22日に開催された。

「ラジアントヒストリア」公式サイト


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 「ラジアントヒストリア」は“時間移動”をテーマにしたファンタジーRPG。プレイヤーは過去と未来を行き来できる主人公・ストックとなり,砂漠に覆われつつある広大な大陸を舞台に,さまざまに分岐する歴史を“あるべき姿”に導いていくという作品だ。

 以前「こちら」の記事でお伝えしたように,事前に公式サイトで募集が行われたこのイベントは,“自身のWebサイトやブログで体験会の感想をレポート”できるブロガーを対象としたもの。ちなみに,本イベントはUstreamで生中継されていたので,視聴していたという人もいるだろう(関連記事)。



 体験会では,来場者達が発売前にゲームを体験できたのはもちろん,開発者とのディスカッションなども行われた。また,来場者同士で交流する様子も見受けられるなど,終始アットホームな雰囲気で進行。ときには,本作のディレクターである平田 弥氏がゲームについて直々にレクチャーする場面も見られた。

会場には,先着購入特典のサントラCD見本が展示されていた。パッケージに本作のサウンドを手がける下村陽子氏の直筆サインが入った,ファンミーティング仕様だ
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 ここでは,本作のディレクターである平田 弥氏と広報の太佐剛太郎氏が出席したディスカッションで,ファンとの質疑応答から目立ったものをピックアップしてお伝えしよう。

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ディレクターの平田 弥氏
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アトラス広報の太佐剛太郎氏

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――主人公・ストックは意識的に過去と未来を行き来できるため,敵との戦闘などでレベルアップしていくのは分かりますが,ほかのキャラクターもレベルアップしていきますよね。ストック以外の仲間も,意識的に時間軸を移動しているという認識を持っているのでしょうか?

平田氏:
 タイムパラドックス的なことって,どうしても時間移動モノには付きまとうんですよね。物語の整合性や辻褄を合わせるだけなら,ゲーム以外の媒体でやればいいかな,という思いがあったので,ここはあえてゲーム性の方を重視しました。
 ですので,若干矛盾はしてしまうんですけど,レベルアップの自覚がないストック以外の仲間達も,プレイした結果を反映させることにしました。

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――白示録(びゃくしろく)の正伝と異伝の時間軸の並びが,若干ずれているように見受けられましたが,それは狙ったものなのでしょうか?

平田氏:
 縦の時間軸はある程度意識しています。ただ物語の整合性は,若干前後している部分があります。それに関しては意図的というよりは,全体の尺の長さを考慮した結果,そうなりました。

――キャラクター同士の会話量などから,イベントの比重が多いゲームだと思いました。こういったイベントは,ゲーム全体を通してプロローグシーンと同じくらいのボリュームなのでしょうか?

平田氏:
 本作はキャラクター同士の掛け合いを非常に大事にしていますので,イベントに関してはかなりてんこ盛りです。とくに前半に関しては気を遣いました。

太佐氏:
 イベントを集めていくという遊び方もできると思います。そういう意味で言うと,イベントはかなり見応えがあるかなという気がしますね。

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――フィールドマップにブロックを押す仕掛けがありましたが,こういったギミックはゲームを進めると増えていくのでしょうか?

平田氏:
 ギミックを解くスキルのことを,本作では“フィールドスキル”と呼んでいますが,ゲームを進めるにつれて,それらを駆使しないと解けないギミックも出てきます。

太佐氏:
 「岩の向こうに宝箱があるけど取れない」といった場面でも,のちに爆弾のスキルを手に入れれば岩を壊して取れるようになる,といったシーンもあります。本作においてフィールドスキルはとても重要な要素です。

――プレイ時間はだいたいどのくらいでしょうか。またクリア後のお楽しみ要素などはありますか?

平田氏:
 だいたい30〜35時間くらいですね。クリア以降にも隠し要素が入っていますので,それを全部遊び尽くすことを考えたら,相当長く遊べると思います。コツをつかんでもらえれば,そんなにハードルは高くないゲームだと思います。

――従来のアトラスファンと新規のアトラスファン,それぞれに「ラジアントヒストリア」のアピールポイントを教えてください。

平田氏:
 すでにアトラスのRPGを楽しまれている方には,クオリティを保証できるスタッフで作った,アトラスRPGの一つの柱といえる作品に仕上がりましたので,ぜひプレイしていただきたい,とお伝えしたいです。
 また本作は,群像劇を意識して制作しました。世界観やキャラクターに魅力を感じていただけたら,新規のお客様にもぜひプレイしていただきたいです。
 「ラジアントヒストリア」は,アトラスがお送りするブランニューのファンタジーRPGです。十分楽しんでいただける作品に仕上がったと思いますので,ぜひご期待ください,

――ありがとうございました。

「ラジアントヒストリア」公式サイト


■スペック
画像集#008のサムネイル/時空を行き来して歴史をあるべき姿に導く新感覚RPG「ラジアントヒストリア」,ディレクターの平田氏とのディスカッションが行われた先行体験会をレポート
【タイトル】ラジアントヒストリア
【ジャンル】RPG
【発売日】2010年11月3日(水・祝)発売予定
【価格】¥6,279(税込)
【プレイ人数】1人
【ハード】ニンテンドーDS
【CERO】B(12才以上対象)
【権利表記】(c)ATLUS CO.,LTD. 2010
【公式サイト】http://rh.atlusnet.jp/

■クリエイター
【開発】アトラス 「ペルソナ」シリーズ、「世界樹の迷宮」シリーズ
【原案/世界観設定】?屋敷 哲 「ラジアータ ストーリーズ」
【キャラクターデザイン/アートワーク】こにしひろし 「ラジアータ ストーリーズ」
【音楽】下村 陽子 「キングダム ハーツ」シリーズ、「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」


  • 関連タイトル:

    ラジアントヒストリア

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