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[TGS 2010]人との絆を強くしながら,剣術や説得で日本を動かせ。コーエーテクモゲームス「維新の嵐 疾風龍馬伝」プレイレポート
ゲームは全4章構成となっているが,TGS出展バージョンでは1章「上士と郷士」の,高知で暮らす龍馬が上京を決意し,江戸へと旅立つところまでの物語が体験できる。
基本的なゲームの仕組みは,人との会話で展開していくアドベンチャー仕立て。関ヶ原の戦いをテーマとした同社の「采配のゆくえ」をイメージしてもらっていいだろう。それと異なるのは,主人公や登場人物に,弁舌や学力といった能力値が用意されている点。詳しくは後述するが,龍馬の能力値によって,ゲームの進行が変化することになるようだ。
さまざまな場所にいる人物と出会い,人脈を広げる以外にも,龍馬がすることは多数ある。ゲーム中では「○月○日までに○○せよ」という形で,「目標」が示される。この目標をクリアすることも,ゲームの目的の一つとなるわけだ。ときには剣術を磨いたり,ときには相手を説得したりなどして,目標を達成していくのである。目標を達成することで,相手の信頼を得たり,称号(通り名)を得たりできる。
第1章をプレイした印象としては,とても親切で丁寧な作りだと感じた。意外にするべき行動の多い(多くなりそうな)ゲームだが,一つ一つの要素を,実際にプレイしながら理解できる点がありがたい。また,登場人物も多いのだが,Xボタンを押すだけで,その場にいる人物の解説が見られるようになっている点も実に親切だ。
さて,極力ネタバレにならないよう,シナリオ内容に大きく触れずにレポートしてきたが,1章中でも近藤長次郎や岩崎弥太郎といった龍馬に関わりのある人物が,次々登場。魅力的な人物の多い幕末時代だけに,どれだけドラマチックな物語が描かれていくのかが,実に楽しみだ。
「維新の嵐 疾風龍馬伝」公式サイト
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維新の嵐 疾風龍馬伝
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