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[TGS 2010]ロックマンというムーブメントと一緒に楽しめ! 温故知新の「メガマン ユニバース」プレイレポート
ちなみにメガマンとは,ロックマンの北米などでの名称。海外版ロックマンの名をタイトルに冠していることは,同作がグローバル展開を見据えたタイトルであることの証明でもあり,子供だけをターゲットとしたゲームではないことをうかがわせてもいる。
カプコンブースに出展されていた試遊台で実際に遊んでみたところ,ゲーム内容はまさにロックマンそのもの。自分でカスタマイズしたロックマンで,さまざまな仕掛けのあるステージを攻略していくことができる。今回の試遊バージョンでは,すでにカスタマイズが完了した6種類のキャラクターが使用できた。
長時間プレイすることができなかったので,あまり詳しくは調べられなかったのだが,カスタマイズの内容によって,ステージの攻略手段が変わってくることは理解できた。特定のパーツを入手することで,それまで進入できなかったところへ行けるようになったり,倒せなかった敵が倒せるようになったりと,まさにロックマン的な展開が楽しめるのだ。
たとえば,狭い足場を連続でジャンプしていく場面があっても,ジャンプ力特化のカスタマイズで挑めば,狭い足場の下を歩いていって,最後に大ジャンプで飛び越すなんてことも可能だった。
また,特定の武器を入手すれば,格段に倒しやすくなる敵も存在する。ステージに合わせて,また自分の得意・不得意にあわせてロックマンをカスタマイズしていく楽しみは,メガマン ユニバースでも大きな魅力の一つなのだ。
基本的なゲームシステムやステージの仕掛けは,昔ながらのロックマンと同様だ。上下方向のスクロールの仕方(ロックマンが画面の端に行くと画面が一画面分スクロールする)まで昔と同じなのだ |
ステージエディットも可能になっている。ゲーム発売後,カプコンスタッフも唸るようなステージが出てくることに期待したい |
スタッフが着ていた「メガマン」Tシャツ。なんと残念なことに非売品だとか。ぜひイーカプコンで売ってほしい |
ゲームシステムに,大きな新要素が満載されているというわけではないが,ステージエディット機能なども盛り込まれているので,発売後はコアなファンによって,コミュニティも活性化しそうだ。また,「こちら」の記事でも紹介したガチャピンとのコラボレーションも,さまざまな場面で話題になりそうである。
「据え置き機でロックマンもないんじゃないか?」などと思う人もいるかもしれないが,TGS 2010で少し遊んでみただけでも,カスタマイズ内容に応じた攻略方法の変化が,ゲームに奥深さを付与していることが理解できた。かつて「ロックマン」を遊んだ人にとっては懐かしさを,若いプレイヤーにとっては確かな手応えを感じられるアクションゲームに仕上がりそうなので,体験版の配信などを楽しみにしておこう。
試遊をすると,メットールになれるメッタオルがもらえた。今回のカプコンは,なぜかかぶり物の配布が多かった(「大神伝」と「ぽかぽかアイルー村」もそうだった) |
- 関連タイトル:
メガマン ユニバース
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