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[Gamescom]「Spore」と「Diablo」のDNAが融合? EA Maxis初のアクションRPG「Darkspore」がプレイアブルで出展
4人までの協力プレイが楽しそうな本作だが,シングルプレイヤー用キャンペーンでは,複数のクリーチャーを使いまわしながら戦っていくというシステムになっているようだ。
今回プレイできたのは,Zerum’s Nexusと名付けられたマップだ。シングルプレイヤーモードで遊んでみたのだが,プレイにオンラインサーバーへの接続が要求されるためか,ローディングスクリーンには「○○さんがロビーに入室しました」というようなメッセージが流れていた。
Darksporeのゲームプレイそのものは,ほとんどポイント&クリックで進めていける。「Diablo III」のようなアイソメトリック型の,3人称カメラ視点でプレイするアクションRPGの定石といったところだろう。
またシングルプレイモードでは,プレイヤーがDNAを自在に操る天才科学者という役どころなので,ゲーム中は3匹のヒーローユニットを,状況に応じて使い分けて戦うことになる。
それぞれのユニットは,タンク系の火炎トロールのようなクリーチャーを中心に,電撃技を使うアサシン,生物兵器で遠方からの攻撃を得意にするメイジ系といったような差別化が図られており,Q/W/Eキーでそれぞれ交代可能だ。利用していないクリーチャーは,休んでいる間に急速にヘルスを回復していくので,交替をうまく活用したい。
Zerum’s Nexusは,狭い岩盤上の陸地がいくつもの半透明の橋で繋がったマップ構造になっており,出会った敵を,ナンバーキーに振り当てられた特殊スキルを駆使して次々と倒していく。敵を倒すとDNAポイントが入手でき,これを集めることで,新パーツの購入ができるようになるわけだ。
筆者は,雑魚キャラをサクサクと蹴散らしながら,最後の巨大なボスキャラまで到達できたのだが,さすがはボスといったところで,3匹のヒーローユニットが,それぞれ警告サインが出るくらいにヘルスを減らしながら,なんとかギリギリで倒すことに成功した。
まだ発表されて1か月ほどしか経過していない時点で,ここまでハラハラできる調整がされているのには驚かされた。
ちなみに,このミッションが終わった後には,「Quark’s Kneepad」や「Aamus’s Necrohand」といったSpore風のDNAパーツが獲得できたのだが,これらのパーツとDNAポイントを使って,自分のクリーチャーを改造できるようになっているようだ。この仕様については,まだ詳しく説明されていない部分だが,本作の大きな魅力の一つになるのではないだろうか。
なお,Darksporeの発売は2011年2月を予定している。これまでシミュレーションソフトばかりを開発してきたEA Maxisにとっては,非常に野心的なプロジェクトだと言えるだろう。
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(C)2010 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved. Trademarks belong to their respective owners.
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