「龍が如く」最新作に登場するキャバクラ嬢役7人が決定！ 第2回「龍が如く キャバクラ嬢役オーディション」最終公開オーディションのレポートを掲載

　本日（8月31日），第2回「龍が如く キャバクラ嬢役オーディション」の最終公開オーディションが，東京都・港区のWAREHOUSE702にて開催された。
　このオーディションは，“未来の龍が如く出演者を探せ！”と銘打たれていたように，PlayStation 3向けに発表されている「龍が如く」最新作（タイトル未定）に登場する，キャバクラ嬢役のキャストを選定するためのもの。
　第一次審査（書類選考），第二次審査（クローズドオーディション），第三次審査（Web投票，公開オーディション）という順番で行われたオーディションも，いよいよこの最終公開オーディションが最後となる。第二次審査を通過した16名の中から，「龍が如く」最新作に出演する7名が決定した。
　本稿ではその模様をお伝えしよう。

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　オーディションに先立ち，「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋氏，同チーフプロデューサーの菊池正義氏，そして「龍が如く」シリーズの主人公・桐生一馬役の声優，黒田崇矢さんが登壇して，以下のように挨拶した。

名越氏：
　今回で2回目を迎えるキャバ嬢オーディションですが，今日，決勝を迎えることができました。女の子達も緊張していると思います。
　もともと「龍が如く」は，ファンの方と一緒に成長してきた作品でもあるので，こういった企画で再び盛り上がっていき，そして，そのパワーを借りて次回作がさらに盛り上がっていくことを期待しています。
　ですので，今日はそのエネルギーをいただきたいなと思っています。この後，1000人の中から選ばれた美しい女性達が出てきますので，あらためて彼女達の美しさを拝ませていただき，楽しく審査していきたいと思います。

菊池氏：
　この企画はもともと，新作の発売前から，ファンの皆様に楽しんでいただける企画はないかということで始めたものです。今回のオーディションは約3か月間ありましたが，その間，楽しんでもらえていたら嬉しいです。今日ここに来ている16人の女の子達にも，楽しんでいただけたらと思っております。


黒田さん：
　今回のキャバ嬢オーディションで選ばれた方達と，「龍が如く」最新作で共演できることを楽しみにしていました。たぶんみんな緊張してると思うので，客席の皆さん，どうか盛り上げてあげてください。よろしくお願いします。


　そしてオーディションでは，エントリーナンバー順に候補者達がステージに順次登場し，それぞれが思い思いの自己アピールを行った。


　そして，いよいよ運命の瞬間ともいえる合格者発表の時間に。なお発表では，番号が若い順に呼ばれるのかと思いきや，とくに法則性のない順番で発表された。発表者のコメントにも表れているように，誰が選ばれるか，最後まで分からないような演出であった。
　というわけで，見事オーディションの最終合格者は，以下の7名である。

林田ゆりあさん（エントリーナンバー1）
立石都美さん（エントリーナンバー2）
優菜さん（エントリーナンバー12）
咲良あいさん（エントリーナンバー4）
水嶋えりかさん（エントリーナンバー8）
川合紗綾さん（エントリーナンバー14）
桜木ひなさん（エントリーナンバー3）

林田ゆりあさん： 最終オーディションのとき，一番最初っていうのもあったし，正直すごくプレッシャーがありました。今まで応援してくれたファンの方々にありがとうと言いたいです

立石都美さん： 夢みたいです……。ありがとうございます

優菜さん： 応援してくれたみんなに，あらためて感謝の気持ちを言いたいです。本当にありがとうございました

咲良あいさん： 12番って先に呼ばれたんで，「あっ」って思ったんですけど，最後まで笑顔を絶やさないようにしました。あと，今まで応援してくれた方々にちゃんとブログで報告しなきゃって思ってたので，受かって本当に嬉しいです。皆さんありがとうございました！

水嶋えりかさん： 次に呼ばれなかったらやばいなって思ってたので本当に嬉しいです。応援してくださった方々，ありがとうございました

川合紗綾さん： もう駄目だと思ってたので，本当に嬉しいです。ありがとうございます。

桜木ひなさん： 応援してくださったみなさん，本当にありがとうございます。呼ばれないと思ってたので本当に嬉しいです

　そして，最後に審査員として出演した3人から，最終オーディションの感想が述べられ，オーディションは華やかに幕を下ろした。

黒田さん：
　1000人を超える応募の中で，ここに残ってきた16名の方々は，本当に素晴らしくて，全員が優劣なんてなかったんですよね。
　2番の方が去年悔しい思いをして今年受かられたみたいに，7人しか選べなかったから今回はこうなっただけであって，何も差はなかったと思っています。
　私達の仕事もそうですけど，その都度“選ばれてしまう”立場なので，必ず次の機会，次のチャンスは絶対来ますので，これからもがんばってください。


菊池氏：
　このオーディションが始まってから短い3か月間でしたが，熱い戦い，お疲れ様でした。
　今回，本当に個性があって魅力的な16名の方にファイナリストとして集まっていただけたので，審査も非常に難しかったです。選ばれた7人の皆さん，おめでとうございます。
　これから本格的に盛り上げていかなくてはいけないので，今まで以上に「龍が如く」の新作をよろしくお願いします。


名越氏：
　立派なコメントがあって，あんまりしゃべることもないんですけど（笑）。
　（候補者達のほうを向き）本当にありがとうございました。心から感謝しています。
　前回もそうだったんですけど，1000人以上の応募から勝ち上がってきた彼女らがいて，選ぶのは，心苦しいという言い方もおかしいんですけど，正直心苦しい気持ちもありました。
　黒田さんがおっしゃったように，誰が良くて誰がダメで，みたいな問題じゃないので。それはそれで，また違う機会があれば，「たまたま，そういうもんだった」のかもしれませんし。
　総合監督なりの，厳しいコメントじゃないですけど，受かった7名の方には，今からいろいろな事で活動をしていただきます。
　後ろに並んでいらっしゃる方をはじめとした，1000人以上の方々が，たぶん中途半端なことは許さないと思いますので，1000人以上の魂が肩に乗っかっている，という気持ちでがんばっていただきたいなと思います。
　今回も素晴らしい方達に恵まれました。冒頭にも言いましたが，今からですけど，このエネルギーをいただきながら，素晴らしい作品の発売までがんばっていきたいと思いますので，今後とも「龍が如く」，よろしくお願い申し上げます。