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[E3 2010]「East India Company」の続編「Commander: Conquest of the America」で,アメリカ大陸の植民地化に挑め
“Conquest of the Americas”というサブタイトルからも分かるように,Commanderはイギリスやスペインなど七つのヨーロッパ国家いずれかの植民地総督として,アメリカ大陸に植民地を切り開き,本国との貿易や周辺の開拓,そして他国との海戦によって利益を得ていくというシミュレーションゲームだ。
今回の大きな特徴となるのは,「コロニースフィア」という概念で,プレイヤーは資源の散らばる場所に目星をつけ,そのスフィアの領域内に収まる範囲で最も多くの資源を確保できるような場所を,植民地にできるという仕組みになった。
これらの植民地では,例えば金やタバコ,綿,毛皮といったさまざまな資源を採取し,さらに特定の植民地には工場を設立して製品化できる“ハブ”の概念を導入することで,さらに利回りの良い製品を本国に送り出すことが可能だ。ただ,そのハブが他国に占領されてしまうと生産ラインがストップするので,30種類ある船の中から相応の戦艦を造船するなどして,軍備も強化しておかなければならないわけだ。海戦には,前作の5艘から,一気に3倍となる15艘までの船団を組んで臨めるようになった。
Commander: Conquest of the Americasは,順調に開発が続けられれば7月にも発売される予定。前作よりも格段に洗練されている感があるので,この玄人向けのシミュレーションゲームシリーズも一層楽しいものになりそうだ。
- 関連タイトル:
コマンダー コンクエスト オブ アメリカ【完全日本語版】
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