マフィア梶田の二次元が来い！：第204回「山羊と新入生が空を飛ぶ魔都色々執筆隊」

　つい好奇心に負けて，何かと話題の「Goat Simulator」を買ってしまいました。内容は「山羊で暴れる」。それだけ。
　1～2時間くらいプレイしてひとしきり笑ったら，もう二度と起動しなくなるタイプのゲームですけど，10ドルでフラフープやレンガを買うよりは楽しめたと思います。


　……そしたら，今度はまさかの「Cat Simulator」が発表ですよ。よりによって，コレを後追いするとか。いや，まぁ見た感じこっちはGoat Simulatorよりも凝ったシステムになるっぽいですけどね。
　なんだかんだ，嫌いじゃないんですよね，こういうの。“ノリ”と“勢い”が感じられる変なゲームが出ると，「ゲーム業界，まだまだ余裕あるじゃん」みたいに感じられて嬉しいんですよね。
　こうなったら日本からも刺客として「TOKYO JUNGLE」の続編を送り出すというのは……いかがでしょうね？



　「RADIO 4Gamer」の第213回では，アークシステムワークスより2014年4月10日に発売された「魔都紅色幽撃隊」（PlayStation 3 / PlayStation Vita）を特集。本作は「東京魔人學園伝奇」シリーズや「九龍妖魔學園紀」などで知られる，今井秋芳監督の最新作です。
　番組ではプロデューサーの金沢十三男氏と，曳目てい役の遠藤ゆりかさんをゲストにお招きし，ゲームの見所を紹介していただきました。

「魔都紅色幽撃隊」公式サイト

　今回はちょうどハマっていたタイトルの特集ということで，いつもより若干テンション高めでした。エラく久しぶりに女性声優のゲストにも来ていただけましたし，嬉しい回となりましたね。
　雰囲気，システムともに人を選ぶのは間違いない作品ですが，ビビッと来たらぜひとも遊んで欲しいタイトルです。



　ゴールデンウィークですねぇ。世間はお休みでも，こちとら普通に仕事はあるし，学校のほうも新学期の初回授業からいきなり連休に突入とか，やりづらいったらありゃしないですよ！　まぁ，もう毎年のことなんですけど……。

　ちなみに今年，初めてライター科の新入生全員が入学前から「マフィア梶田」を知っているという快挙（？）を成し遂げました。初回授業では自己紹介をしてもらったのですが，ライター志望の動機として「アニゲラ」や「ラジガメ」がきっかけだと語った生徒もやはり何人かいて，嬉しいような……複雑な……。
　いえね，なぜかって，ラジガメはともかくとしてもそのほかの番組では，基本的に「ライター」として喋っていないんですよ。だから例えば，アニゲラでしているようなトークを聴いて，「ゲームライターってこういう感じなのか」と勘違いされてしまったら，ちょいと具合が悪い……というか，いろいろと申し訳ない。
　なので，毎年必ず最初の授業でその辺については話しておくのですが，どうしてもリスナーの夢を壊しているような罪悪感を感じてしまうんですよね。本当は，ファンにマジレスしているところとか見せたくないんですよ。ずっと「バカだなぁ！　面白いなぁ！」って思われていたいんです。
　でも，リスナーから生徒になってしまったからにはしょうがない……。「ラジオで適当ぶっこいてる人」じゃなくて，先生として接してもらう必要があるので。こればかりは，両立できないのが悩ましいところです。たまには厳しいことを言う必要もありますし，それで折れてしまうようならば残酷な話，ライターになっても使い物にならないので面倒は見切れません。

　……とかなんとか言いつつも，今年の新入生は自己紹介の時に頼んでもいないのに全員が，「自分の性癖」を恥ずかしげもなくさらけ出すという無駄に気骨のある連中だったので，あんまり心配していないんですけどね。その意気で，卒業まで駆け抜けてほしいものです！