連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第182回「ローグライクなDDTプロレスのProject mirai」
一度始めちゃうと凄まじく時間泥棒なゲームなので,仕事が忙しい時などには絶対に手を付けるべきではないのですが,我慢できずにキャラを作ってしまいました。年末を目前にしたこの時期にね……。でも,エヘカトル様が俺を呼んでいるような気がしたんだよ! ワァオー。
非常に自由度が高く,人によってさまざまな遊び方ができる作品なので,ローグライクRPGに抵抗がないのであれば,一度は触ってみるべきそうすべき。
4Gamerでも過去に「インディーズゲームの小部屋」で取り上げているので,興味のある方はぜひチェックしてみてくださいな。
「RADIO 4Gamer」の第190回では,セガより2013年11月28日に発売される予定のニンテンドー3DS用ソフト,「初音ミク Project mirai 2」を特集。本作は「初音ミク」をはじめとする人気ボーカロイド達が歌って踊るリズムゲームの最新作です。
昨年発売された「初音ミク and Future Stars Project mirai」から収録楽曲が倍以上にボリュームアップ。プレイスタイルに合わせて「タッチモード」か「ボタンモード」を選べるのも注目のポイントです。
番組ではゲストとしてプランナーの佐藤一樹さんをお招きし,ゲームの解説をしていただきつつ,実際にプレイしてきました。
「初音ミク Project mirai 2」公式サイト
なんといっても嬉しいのは,リズムゲームが苦手でも直感的に遊べるタッチモードの存在。ミクさんのゲームを特集するたびに,クッソ情けない腕前でグダグダになってしまう我々でも,今回は比較的スムーズにクリアすることができました。
また,佐藤さんのお話によると,ゲーム中にみんなのアイドル「ミクダヨー」さんもチラッと登場するとのことで,ダヨーさん好きの俺としては嬉しい限りです。「ミクダヨーといっしょダヨー」が最終回を迎えただなんて,信じたくないんダヨー……。
俺,プロレスって実際に観に行くのはこれでまだ2回目ですし,プロレス業界についての知識も皆無に等しいんですよ。でも,最初から最後まで大いに楽しませてもらいました。
試合内容がバラエティに富んでいて,ホントに観客を飽きさせないんですよね。最初のディーノさんの試合でシークレットゲストとしてアジャ・コング選手が登場したことにまずビックリしましたけど,その後もバトルロイヤルでどこに目を向ければ分からないくらい広範囲に渡っての場外乱闘が展開されたり(スマブラみたいでした),挙げ句の果てにはお互いに目隠しをして身に付けたブラジャーを剥ぎ取り合うという特殊な試合が行われたり,ひたすら激しい試合もあったり……。
ゲームに例えるなら,アクション要素の強いミニゲーム集みたいな? 一粒で何度もおいしいような……そんな興行でした。あの旺盛なサービス精神は,ライターとしても見習いたいところです。
ちなみに,あとでTeTさんから聞いた話によると,DDTは“プロレスの定義”を柔軟に拡大解釈した結果として,ちょっとおかしなことをやりがちな団体なんですって。普通のプロレス団体は,リング上でケツを出したり,ブラジャーのはぎ取り合いとかしないみたいです。
……でも,危険なプロレス技を応酬しながら笑いを取るところにまで意識を向けるのって,よくよく考えてみればかなり高等なテクニックですよね。
選手の名前なんかはディーノさん以外ほとんど分からなくても十分に楽しめたのですが,もし次の機会があったら,今度はいろいろと下調べをしてから行こうと思います。選手同士の関係性なんかも分かれば,より楽しめるだろうし!!
……しかしゲームになったりしないですかね,DDT。カオスなルールとか完全再現すればきっとバカゲー度の極めて高い傑作になると思うんですけど。もし実現したらレビューを書くためにも,プロレスには今後もなるべく触れていこうと思います。
- 関連タイトル:
初音ミク Project mirai 2
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